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2024-03-30 00:54:43

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日米欧金融政策発表!日経225・NYダウ第1ステージを維持か!?

2018/6/19

皆さん、こんにちは。
大注目されていた日米欧の金融政策が発表されました。まずは米連邦準備制度理事会(FRB)による連邦公開市場委員会(FOMC)が開催され、金融危機後、7回目となる25ベーシスポイント(bp)の金利引き上げを決定しました。また、同時に公表された経済・金利見通しでは、今年の利上げ回数が3月時点の年内「3回」から「4回」に引き上げられました。目標インフレ率(2%)の到達時期は19年から1年前倒しされました。市場では利上げに前向きな「タカ派」寄りのスタンスとの見方が広がり、米長期金利の上昇に伴い企業業績が金利上昇に圧迫されるとの懸念などから株式市場の売り圧力となりました。

次に欧州中央銀行(ECB)が開催され、主要政策金利は予想通り据え置きとなりました。リファイナンス金利は0.00%に、限界貸出金利は0.25%に、中銀預金金利はマイナス0.40%とし、マイナス圏にある中銀預金金利を19年9月以降に引き上げる見通しであるとして、前期の計画より3ヵ月間後のずれとしました。量的緩和策は今年10月以降、月間150億ユーロに縮小し、年内に終了する方針を決定し、金融危機を受け導入した措置の解除に向け大きな一歩を踏み出しました。ただ、マーケットの反応はもう少し早い時期での利上げが見込まれていたことなどからユーロが大きく売られる展開となり、また欧米の長期金利が低下したことで金融株が売られました。

15日には日銀による金融政策決定会合が開催され、短期金利をマイナス0.1%、長期金利(10年物国債利回り)を0%程度に抑える現行の超低金利政策を維持することを賛成多数で決めました。企業業績は好調で実体経済の改善が続いていることから、日銀は景気の基調判断を「緩やかに拡大している」と据え置きました。一方、賃金の伸びは依然として鈍く、4月の消費者物価指数上昇率(生鮮食品を除く)が前年同月比0.7%にとどまり、伸び幅が2ヵ月連続で鈍化しました。日銀が目標とする2%の物価上昇率には届いておらず、大規模な金融緩和による景気刺激策を続ける方針を発表しました。しかし、ほぼ予想通りの発表内容となり、マーケットの反応は殆どありませんでした。

米国の経済指標はFRBが決定した金利引き上げを裏付ける結果が続きました。米労働省が発表した5月の消費者物価指数(CPI)は季節調整済みで、前月比0.2%の上昇、変動の大きいエネルギーと食料品を除いたコア指数も0.2%上昇しました。また、米商務省が発表した5月の小売売上高は季節調整済みで0.8%増加となり市場予想を上回りました。労働省が発表した最新週の新規失業保険申請件数は前週比4,000件減少し、米景気の先行き期待が広がる内容となりました。

米国経済は好調ですが、またもや不穏な空気が流れてきました。トランプ米政権が中国の知的財産権侵害に対抗する対中貿易制裁関税として、総額500億ドルの中国製品に25%の追加関税を課すとし、7月6日から段階的に発動する方針であると発表しました。これに対し中国は報復関税として、大豆や自動車、航空機など総額500億ドル規模の米製品を対象に25%の追加関税を課すと表明しました。米中の通商摩擦が激化してきており「貿易戦争」に突入するとの懸念が高まっています。米中は世界の二大経済大国なので、両国の経済問題は世界経済の先行きに直接影響が出ることに繋がるので、今後の展開には十分ご注意ください。

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週間の概況

◆注目イベント
6月20日(水)08:50(日本)日銀・金融政策決定会合議事要旨(4月26-27日開催分)
6月20日(水)15:00(独国)5月生産者物価指数
6月20日(水)21:30(米国)1-3月期経常収支
6月20日(水)23:00(米国)5月中古住宅販売件数
6月21日(木)15:45(仏国)6月企業景況感
6月21日(木)16:30(スイス)スイス中銀政策金利発表
6月21日(木)17:30(英国)5月財政収支
6月21日(木)20:00(英国)BOE政策金利発表、BOE議事録
6月21日(木)21:30(米国)新規失業保険申請件数
6月21日(木)21:30(米国)6月フィラデルフィア連銀製造業指数
6月21日(木)22:00(米国)4月住宅価格指数
6月21日(木)23:00(ユーロ圏)6月消費者信頼感
6月22日(金)08:30(日本)5月全国消費者物価指数
6月22日(金)15:45(仏国)1-3月期GDP・確報
6月22日(金)16:00(仏国)6月製造業PMI、6月サービス業PMI
6月22日(金)16:30(独国)6月製造業PMI、6月サービス業PMI
6月22日(金)17:00(ユーロ圏)6月製造業PMI、6月サービス業PMI
6月25日(月)17:00(独国)6月Ifo景況感指数
6月25日(月)23:00(米国)5月新築住宅販売件数
6月26日(火)22:00(米国)4月S&P/ケース・シラー住宅価格指数
6月26日(火)23:00(米国)6月リッチモンド連銀製造業指数
6月26日(火)23:00(米国)5月消費者信頼感指数

※今週は英国・スイスの政策金利の発表に注目です。フランスのGDPも注目しましょう。新規失業保険申請件数の結果も確認しましょう。

チャート分析による銘柄診断

日経225分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。短期移動平均線が下向きになってきています。

◆今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がっていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値24,238円 安値20,369円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。

NYダウ分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。短期移動平均線が下向きになってきています。

◆今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がっていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値25,895ドル 安値23,570ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

小次郎講師のVトレーダー養成講座

今週は「認知の歪み」五つ目の「バンドワゴン病」と六つ目の「少数の法則信仰病」について見ていきましょう。

まず、バンドワゴンとは、パレードの先頭を進む楽隊が乗った車の事です。

楽隊が奏でる演奏に踊らされている人々のように、ある情報や流行に誘導されて、その支持が広がっていく効果を“バンドワゴン効果”といいます。

例えば、ある会社の新製品が大人気を博し、株価が急騰したとしましょう。新聞にも取り上げられ、雑誌にも特集で掲載され、さらにはテレビでも報道されます。すると、あちらこちらで「その新製品は優れていて、その会社の株を買えば儲かる」と宣伝されます。トレーダーもこの会社の株が買いたいと殺到することでしょう。

ところが、買えたときには、すでに株価は高すぎるほど高騰していて、ほとんどのトレーダーが高値掴みになってしまうのです。

市中で人気を博していることを売買の動機づけにする人は、トレードに向いていません。思い起こせば、かつてのバブル期には、「株価は未来永劫上がり続ける」などという、ありえない話が雑誌やテレビで平然と語られていました。

1億総国民がわれ先に株を買い、その後、バブルがはじけました。雑誌やテレビにあおられて買った人は、すべて負け組です。

それが、「バンドワゴン病」の怖さなのです。

次に、「少数の法則信仰病」を見ていきましょう。

サイコロを振って1の目が出る確率は6分の1です。

そもそも「確率6分の1」とはどういうことでしょうか。「大数の法則」のときに説明した通り、サイコロを6回振っても「1」が必ず1回出るというものではありません。6回中、一度も「1」が出ないこともあれば、逆に2回も3回も出る場合もあります。そうだとするならば、「確率6分の1」には、いったい何の意味があるのでしょうか。

来週は、「少数の法則信仰病」についてもう少し詳しく見ていきましょう。

移動平均線大循環分析の見方(簡易版)

移動平均線大循環分析とは?

3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。

<移動平均線大循環分析>

ステージとは?

3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。

売買チャンス

ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。

移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。

帯による分析

帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。

  • ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客様が損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。
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