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2024-12-10 16:25:23

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≪株価底入れ?≫反発相場で大幅上昇しやすい銘柄をアナリストが"厳選"

2022/1/12
投資情報部 鈴木 英之

年末から年始にかけて、東京株式市場は荒れ気味の展開となり、特に東証マザーズを中心とする新興銘柄の弱さが目立ちました。世界的な株価波乱の底流には、米長期金利の上昇があり、PERやPBRでみて、割高感の強いグロース銘柄が主体の東証マザーズ銘柄が、相対的に大きく売られました。

こうした中、1/12(水)の東京株式市場は、新興市場を含めて反発しています。株価はこれで落ち着きを取り戻すのでしょうか。仮に、新興市場の底打ちを前提とした場合、どのような銘柄の上昇率が大きくなりやすいのでしょうか。

なお、当ページにつきましてはSBI証券 投資情報部長 鈴木による動画での詳しい解説も行っております。ぜひ、ご視聴ください。

新興株ウィークリー新しいウィンドウで開きます。※YouTubeに遷移します。

執筆者のプロフィール
SBI証券 投資情報部長 鈴木 英之
・出身 東京(下町)生まれ埼玉育ち
・趣味 ハロプロ(牧野真莉愛推し)の応援と旅行(のりテツ)
・特技 どこでもいつでも寝れます
・好きな食べ物 サイゼリヤのごはん
・よくいくところ 京都
ラジオNIKKEI(月曜日)、中部経済新聞(水曜日)、ストックボイス(木曜日)、ダイヤモンドZAIなど、定期的寄稿も多数。

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1東証マザーズ市場は年初来でも売りが加速

年末年始相場では、米長期金利が急速に上昇しました。2021/12/27(月)〜2022/1/11(火)に同金利は、1.477%から1.740%まで、26.3ベーシス・ポイントも上昇。特に、1/5(水)に公表された「米FOMC議事要旨」でFRB(米連邦準備制度理事会)の「タカ派的姿勢」が強く意識されるようになり、株価は波乱モードになりました。

米長期金利上昇という逆風に煽られて下落したのは、相対的にPERやPBRの高い日米のグロース銘柄でした。グロース銘柄の多いナスダック指数や東証マザーズ指数が下げた理由のほとんどがこの金利上昇と考えられます。反面、相対的にPERやPBRの低いバリュー銘柄は堅調でした。

図表1にもあるように、東証マザーズ指数は昨年11/16(火)終値1,175.73ポイントから2022/1/11(火)883.21ポイントまで24.9%も下落。同じ新興市場であるジャスダック市場に比べても大きな下げとなりました。図表2にもあるように、2022年に入っても下落が続き、東証マザーズ指数は年初来で10.6%も下落。相対的にも、日経平均株価(同期間に2.0%下落)や日経ジャスダック平均(同1.8%下落)を大きく劣後するパフォーマンスになっています。

こうした中、新興市場の時価総額トップ銘柄であるメルカリ(4385)も年初来で10.8%下げるなど弱い展開になりました。個別に悪材料が出た訳ではなく、新興市場、特に東証マザーズ市場の下落基調を象徴する動きになりました。また、当銘柄も、予想PERが高い典型的なグロース銘柄の特徴を有しており、米長金利上昇から波及した「グロース銘柄売り」の対象になりやすかったものと考えられます。

反面、日本マクドナルドホールディングス(2702)は相対的に強い動きになりました。株価材料だけみれば、主力新興銘柄の中でも悪材料が目立ち、既存店増収率の減速やポテトの一部販売休止等気になる報道が目立ちました。この銘柄は株主優待人気の高い12月決算銘柄で、権利落ち後の年末時点で株価がすでに下がった状態にあり、年初来はやや落ち着いた動きになっていました。

図表1 日経ジャスダック平均と東証マザーズ指数の推移

  • ※SBI証券チャートツールを用いてSBI証券が作成。
  • ※2021/6/30終値を1として指数化。 期間:2021/6/30〜2022/1/11

図表2 主な新興市場銘柄の値動き

コード 銘柄名 市場 株価(1/11) 週間 年初来
4385 メルカリ 東証マザーズ 5,230 -9.8% -10.8%
2702 日本マクドナルドホールディングス ジャスダックS 5,170 2.0% 1.6%
6324 ハーモニック・ドライブ・システムズ ジャスダックS 4,490 -8.6% -7.6%
7564 ワークマン ジャスダックS 5,120 -7.1% -6.9%
4816 東映アニメーション ジャスダックS 9,880 -12.6% -13.7%
4478 フリー 東証マザーズ 5,690 -8.2% -10.5%
4194 ビジョナル 東証マザーズ 7,790 -17.1% -19.8%
7071 アンビスホールディングス ジャスダックS 5,140 -2.8% -2.8%
2782 セリア ジャスダックS 3,270 -2.8% -1.9%
1407 ウエストホールディングス ジャスダックS 4,805 -13.9% -16.1%
【ご参考】 日経平均株価 - 28,222.48 -3.7% -2.0%
  TOPIX - 1,986.82 -2.1% -0.3%
  日経ジャスダック平均 - 3,808.76 -2.3% -1.8%
  東証マザーズ指数 - 883.21 -9.6% -10.6%
  • ※Bloombergデータを用いてSBI証券が作成。
  • ※新興市場(マザーズおよびジャスダック)の時価総額上位10銘柄について、1/11時点での各種騰落率を掲載。
  • ※「週間」は2022/1/4〜2022/1/11の騰落率。
  • ※個別銘柄の「年初来」は昨年末株価と1/11時点の株価比較。
  • ※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。

図表3 1/4(火)〜1/11(火)で株価上昇が大きかった新興市場銘柄

コード 銘柄名 市場 株価(1/11) 週間 年初来
4592 サンバイオ 東証マザーズ 1,304 23.7% 29.5%
3482 ロードスターキャピタル 東証マザーズ 1,133 16.0% 12.6%
6834 精工技研 ジャスダックS 1,882 9.8% 13.5%
3991 ウォンテッドリー 東証マザーズ 1,790 7.4% 17.3%
4659 エイジス ジャスダックS 3,360 5.2% 7.2%
2986 LAホールディングス ジャスダックG 2,094 4.9% 4.3%
7707 プレシジョン・システム・サイエンス 東証マザーズ 513 3.8% 5.8%
7634 星医療酸器 ジャスダックS 3,915 3.3% 2.9%
7177 GMOフィナンシャルホールディングス ジャスダックS 880 3.3% 4.1%
3558 ロコンド 東証マザーズ 1,327 3.2% 2.6%
  • ※Bloombergデータを用いてSBI証券が作成。
  • ※新興市場(マザーズおよびジャスダック・前月末時価総額100億円以上)において、週間の株価上昇率が大きい上位10銘柄を掲載。
  • ※「週間」は2022/1/4〜2022/1/11の騰落率。
  • ※個別銘柄の「年初来」は昨年末株価と1/11時点の株価比較。
  • ※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。

2反発相場で大きく上昇しやすい銘柄を抽出

1/11(火)までは下落ムードの国内株式市場でしたが、1/12(水)は反発しています。1/11(火)の米FRB議長再任に向けた上院公聴会で、パウエルFRB議長が「年内に利上げ、年後半に資産縮小を開始」との方針を示しましたが、市場では「想定内の発言」と理解され、米国株(1/11)が上昇した流れを、国内株式も引き継ぎました。

米国のFOMCメンバーの間では、米政策金利上限(現在0.25%)の引き上げ回数について「年内3回」がメインシナリオで、「年内4回」は18人中2人の少数意見です。しかし、金利先物市場が予想している利上げ回数は「年内4回以上」が50%となっています。市場の金利上昇観測は前のめりになっていた可能性もありそうです。目先の米国金利上昇問題は一旦織り込まれ、市場の関心は企業業績に移っていきそうです。

折しも、米国では1/14(金)の銀行株決算を皮切りに決算発表シーズンがスタート。1月下旬には日本でも決算発表が始まってきます。市場の関心は「金利」から「業績」に移り、株価全般は落ち着きを取り戻す可能性がありそうです。

そこで、新興市場の物色対象を2つの視点から考えてみました。

◎大幅下落銘柄(図表4)・・・東証マザーズ指数が直近高値を付けた昨年11/16(火)から本年1/11(火)に、株価下落率の大きかった新興銘柄(時価総額100億円以上)10銘柄を抽出し掲載。

◎高成長期待&株価下落銘柄(図表5)・・・以下の条件で抽出した新興銘柄(時価総額100億円以上)で、株価下落率の大きい順に10銘柄を掲載。

(1)東証マザーズ、またはジャスダック市場に上場。
(2)時価総額100億円以上。
(3)予想EPS(1株利益)を公表しているアナリストが2名以上。
(4)今期・来期ともに市場予想営業増益率が10%超。
(5)2021/11/16(火)〜2022/1/11(火)の株価下落率が30%超。

「リターン・リバーサル」の考え方に従い、反発相場では、その直前の下落相場で大きく下げた銘柄ほど上昇率が高くなりやすいと予想します。そこで、株価下落率を重視した銘柄抽出(図表4・図表5)を試みました。また、高成長が期待されている銘柄は、市場での関心が元々高い可能性があるため、予想増益率の高さを織り込んだ銘柄も抽出(図表5)してみました。

図表4 新興市場の株価下落率ランキング(時価総額100億円以上)ワースト10銘柄

取引 チャート ポートフォリオ コード

銘柄

株価(1/11) 株価下落率(11/16〜)
4375 4375 4375 4375 セーフィー 1,365 -56.7%
4169 4169 4169 4169 ENECHANGE 1,667 -55.1%
6049 6049 6049 6049 イトクロ 451 -52.6%
4376 4376 4376 4376 くふうカンパニー 400 -51.6%
7068 7068 7068 7068 フィードフォースグループ 438 -50.1%
3498 3498 3498 3498 霞ヶ関キャピタル 2,589 -49.2%
4883 4883 4883 4883 モダリス 512 -48.9%
7373 7373 7373 7373 アイドマ・ホールディングス 2,730 -48.8%
6522 6522 6522 6522 アスタリスク 3,040 -48.6%
4431 4431 4431 4431 スマレジ 1,932 -47.6%
  • ※Bloombergデータを用いてSBI証券が作成。
  • ※株価下落率は2022/1/11終値と2021/11/16終値を比較した数値。株式分割があった場合は、それを加味した実質的な下落率。下落率の大きい順に掲載。
  • ※市場予想はBloombergが集計した市場コンセンサスです。
  • ※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。

図表5 新興市場で大幅営業増益予想にもかかわらず株価が大きく下落した10銘柄

取引 チャート ポートフォリオ コード 銘柄 株価(1/11) 株価下落率(2021/11/16〜) 今期市場予想営業増益率 来期市場予想営業増益率
4169 4169 4169 4169 ENECHANGE 1,667 -55.1% 147.6% 130.3%
7373 7373 7373 7373 アイドマ・ホールディングス 2,730 -48.8% 52.4% 27.3%
4493 4493 4493 4493 サイバーセキュリティクラウド 1,440 -47.6% 62.8% 29.6%
4053 4053 4053 4053 Sun Asterisk 1,853 -43.5% 43.8% 33.3%
7379 7379 7379 7379 サーキュレーション 3,090 -40.2% 23.8% 75.0%
4051 4051 4051 4051 GMOフィナンシャルゲート 22,280 -34.9% 32.5% 29.0%
7320 7320 7320 7320 日本リビング保証 2,083 -34.7% 15.0% 28.8%
4436 4436 4436 4436 ミンカブ・ジ・インフォノイド 2,424 -33.9% 39.5% 46.3%
4480 4480 4480 4480 メドレー 2,188 -33.7% 65.9% 78.5%
9270 9270 9270 9270 バリュエンスホールディングス 2,068 -32.9% 62.9% 32.8%
  • ※Bloombergデータを用いてSBI証券が作成。
  • ※株価下落率は2022/1/11終値と2021/11/16終値を比較した数値。株式分割があった場合は、それを加味した実質的な下落率。下落率の大きい順に掲載。
  • ※市場予想はBloombergが集計した市場コンセンサスです。
  • ※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。

以下、一部の銘柄について、ポイントをご紹介します。

セーフィー(4375)〜「映像で現場DX推進」を目指す

  • ※当社チャートツールを用いてSBI証券が作成。
  • ※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。
  • 期間:2021/9/29〜2022/1/11(日足)

■クラウドを活用した監視カメラシステム

当社は2021/9/29(水)付で東証マザーズ市場に新規上場しました。基本ソフト(OS)になる部分をメーカーに提供し、監視カメラの映像をクラウドに蓄積し、活用する事業を展開しています。

監視や防犯といった用途にとどまらず、作業工程のチェックや遠隔施設の状況確認など生産性向上や業務改善のための導入も広がっています。さらに、顔認証技術による年齢性別属性分析や勤怠管理、そして店舗のPOSレジ情報との連携などサービス範囲が拡大しています。

売上高はカメラ販売や設置作業に伴うスポット収益、そしてクラウド録画サービスや画像解析サービス、そして通信費などの月額課金であるリカーリング収益の2つで構成されています。

■一時、高値から66.4%下落し、下値リスクは後退か

公開価格2,430円に対する初値は3,350円で38%上昇しました。その後高値4,000円を付けた後は下落基調に転じ、1/11(火)には安値1,343円まで、下落率は66.4%に達しました。

11/5(月)の決算発表では、通期(2021/12期)業績見通しの上方修正を発表したものの、監視カメラの予想販売台数を引き下げたこともあり、さらなる株価下落の要因になった可能性もありそうです。

しかし、株価下落が「半値8掛け2割引き」(下落率68%)に近い水準まで下げたことで、底入れのタイミングが接近している可能性はありそうです。年間経常収益の通期予想56億円を維持できたことも下支え材料になると考えられます。

2021/9末の有利子負債残高10.7億円に対し、現預金は88億円あり、財務体質に不安は少ないとみられます。通期業績の黒字転換がみえてくれば、株価が本格的に上昇に転じる可能性も強まりそうです。

Sun Asterisk(4053)〜事業開発支援で成長。売出等もあり株価は大幅下落

  • ※当社チャートツールを用いてSBI証券が作成。
  • ※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。
  • 期間:2021/7/14〜2022/1/11(日足)

■事業開発支援で成長

2020年7月に東証マザーズに上場。デジタルを活用した新たな事業開発を行うクリエイティブ&エンジニアリングサービスと、人材紹介のタレントプラットフォームサービスが両輪です。

クリエイティブ&エンジニアリングサービスでは、専門チームが顧客の事業アイデア創出からプロダクト開発までを支援。ベトナムのハノイ、ダナン、ホーチミンに拠点を持つ子会社を活用したグローバルITチームが顧客のニーズに合わせた素早いプロダクト改善を実施し、成長プロセスを高速で実行することで事業価値の最大化を目指します。

また、タレントプラットフォームサービスでは、デジタライゼーションを促進する人材の育成と、就職の支援を手掛けます。

■市場では中期的に大幅増益継続を予想

2021/12期・第3四半期(2021/7〜9期)の営業利益は3.47億円(前年同期比137.7%増)。これにより、通期の会社予想営業利益は11→12.39億円に上方修正(11/10)されました。主力の事業開発支援への引き合いは活発なようです。

市場コンセンサスでは2021/12期に前期比43%の営業増益後、2022/12期に33%増、2023/12期に23%増の営業増益が予想されています。

株価は第3四半期の決算発表(11/10)を経て、急騰局面となりました。その後は過熱感の台頭から反落。12月に内外で410万株の売出を実施し、株価大幅下落につながりました。昨年11/16高値3,365円から1/7安値1,805円までの下落率は46.3%に達し、8/5安値1,701円にも接近しています。

GMOフィナンシャルゲート(4051) さまざまなキャッシュレス決済のインフラ提供を手掛ける

  • ※当社チャートツールを用いてSBI証券が作成。
  • ※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。
  • 期間:2021/7/14〜2022/1/11(日足)

■決済端末の販売・情報処理サービスの提供が主業務

GMOインターネット(9449)グループの中で決済部門を担うGMOペイメントゲートウェイ(3769)の子会社(保有比率57.7%)。クレジットカード、デビットカード、電子マネー、ポイントなどによる対面型決済を行う決済端末や決済処理サービスの提供を手掛けています。

あらゆる業務、業態のキャッシュレス化を支援するキャッシュレスプラットフォーマーとして消費者と事業者にとって安心、安全で経済合理性が高い決済サービスを行っています。決済デバイスから決済センター、入金業務までをワンストップで提供。入金業務の多様化、事業環境の変化、ニーズに対応して順次サービスを拡張しています。さらに、ポイント決済やQRコード決済、ウォレット決済などをコアビジネスとする複数企業との提携を推進。2019年12月には、社内にある自動販売機やコーヒーマシンなどの支払いが社員証1つで可能になる新サービス「オフィスペイbyGMO」の提供を開始しています。

■典型的なグロース銘柄

2021/9期第4四半期(2021/7〜9期)は営業利益が1.23億円(前年同期比241.7%増)と急拡大。通期でも営業利益5.89億円(前期比30.1%増)の大幅増益につながりました。2022/9期について、会社側は営業利益7.37億円(前期比25.1%増)を予想しています。

市場では2022/9期7.8億円、2023/9期10.0億円、2024/9期13.8億円と営業増益が続くと予想され、アナリストが高い成長の持続を予想する銘柄のひとつになっています。ただ、3年後の予想EPS基準でも予想PERが100倍になる典型的なグロース銘柄とみられ、足元の株価急落となりました。

株価は11/15高値38,700円から1/11安値21,950円まで43.3%下げ、節目である200日移動を下回るなど調整が進捗しています。ただ、グロース銘柄への売りが一巡された局面では、成長性とテーマ性から幅広い押し目買いを集める可能性のある銘柄と考えられます。

  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。
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