東京都中央区京橋に本社があるネット型リユース事業を行っている企業です。ネットでの買い取り実績はNo.1です。日本全国で使われなくなったモノを、必要とされている場所へ循環させる、場所にとらわれないサービスを全国展開しています。買取したものを、リユースセンター（大型物流センター）に集め、インターネットを通じて販売。買取から販売・配送までを一貫して行う、フルフィルメントなリユースセンターを全国展開し、買取・販売を行うWin Winなサービスを提供しています。

リユース事業を成長させる場合、販売は価格調整によりコントロールできますが、仕入れにあたる買い取りを安定的に増加させるのは難しいです。同社は様々な専門サイトを数多く構築することで、その製品分野の買い取りではNo.1の実績を作り、全体としてもネット買い取りではトップシェアです。ネットの場合、圧倒的にトップ企業が有利になるので、今後も安定的に成長しそうです。

京都市中京区に本店がある加盟店に不動産仲介のノウハウを提供するフランチャイズ事業がメインビジネスの不動産会社です。全国に300を超える店舗を保有、9割以上がFCで、加盟店から加盟金と月会費を貰うビジネスです。ストック型収益となり、加盟店の増加が収益増に直結します。店舗では単なる不動産仲介だけでなく、リフォーム、新築住宅、中古再生、ハウス･リースバックなどの住まいのワンストップサービスを提供しています。

ハウス・リースバック事業が急成長しています。「住みながら、その家を買い取ってくれる」サービスで、個人が自宅(一戸建て・マンション)を時価の7割の価格で売却、年間に売却額の8％を払って賃借して住み続けることが出来ます。売却者は売却額の15％割り増しでいつでも、買い戻しが可能、賃借を辞めるとハウスドゥがその家を売却しますが、購入金額の15％以上高く売れた場合、15％以上の売却益も元の家主に支払われる仕組みです。高齢化社会の到来で、不動産は持っているが、金融資産が少ない高年齢の方に大人気のサービスです。また、京都で京町家コンセプトに旅館事業も開始しており、インバウンド関連としても注目されそうです。

東京都渋谷区恵比寿に本社があるエンターテインメント業界向けにデジタルコンテンツ関連ビジネスを展開している企業です。メインビジネスは、ゲーム開発・映像制作・モバイル・組込機器向けに、グラフィックスの新たな可能性を開くミドルウェアの提供です。オンラインゲームのサーバープログラム開発から運用までをワンストップで提供するオンラインソリューションや、ゲーム開発の受託や人材派遣・紹介も行っています。また、ゲームアプリ・ソーシャルゲームの自社開発も行っています。

VR技術への取り組みを加速しており、住宅、建築、自動車、ゲーム、映像など多方面に展開しています。今年9月に予定されているソニーのPlayStation 4とつないで楽しむVR HMD「PlayStation VR」（PS VR）の販売で、VR関連銘柄の一つとして人気を集めそうです。

東京都港区浜松町に本社がある眼科専門のバイオベンチャー企業です。iPS細胞を使った眼科用再生治療薬を研究開発しています。大日本住友製薬と共同開発しています。また、米アサーシス社から導入したマルチステム（HELCM051）はフェーズ2試験で急性期脳梗塞に対する有効性を示しています。

日本の脳梗塞患者は年間30万人前後に上るとされるが、マルチステムはそのうち、既存薬の6倍の6万人程度の治療に役立つとの見方もあり、大型新薬になる可能性がありそうです。

東京都中央区日本橋本石町に本社がある月刊｢仏時｣を出版していた専門書店を、父親から引き継いだ現社長が、葬儀・仏具・墓のポータルサイト化した会社です。元々、葬儀会社、仏具販売会社、墓石業者など向けに専門誌を発行していた強みを活かして、葬儀会社で約4,000社と成功報酬制度の広告契約を結んでいます。クリック課金などではなく、同社のポータルサイト経由で、実際に葬儀を行ったり、仏具・墓石などの代金の10〜15％程度を紹介料として貰う成功報酬制度の広告がメインビジネスです。

葬儀・仏具・墓をトータルに紹介するポータルサイトは他になく、また葬儀・仏具・墓を全国展開している業者もなく、零細な企業が全国に散らばっているため、その過半との広告契約を行わないとポータルサイト化は難しい。ゆえに、参入障壁が非常に高いため、他社の参入は考えにくい状況です。競合他社がほぼ無く、日本人の死亡者数は毎年増加する成長市場なので、今後毎年2割程度の売上増が期待出来そうです。同社の場合、変動費用は少ないので利益率UPが見込め、売上高の伸び以上に利益の増加が期待できそうです。