【8-10月期の業績は市場予想を上回ったが、業績見通しはさえないものとなった】

　売上高：30.1億ドル（予想29.1億ドル）　〇市場予想を上回った
調整後EPS：1.78ドル（予想1.57ドル）　〇市場予想を上回った

・ゲーム向けの売上高が前年同期比6%減の16.6億ドルとなったほか、データセンター向け売上高が同8%減の7.3億ドルとなりました。

・11-1月期の売上高については、29.5億ドル±2%との見通しを示しました（市場予想30.7億ドル）。

・イスラエルの半導体設計会社メラノックス・テクノロジーズの買収は2020年の早期に完了する見込みで、その後自社株買いを再開する予定であるとしています。

・経営陣のコメントでは、以下のようなものがありました。
「データセンター向けは今後継続的に力強い成長を見込んでいるが、ノートPC向けのGPUなどの季節的な不調や、Nintendo Switch（ニンテンドースイッチ）向けの売上が減少することがやや重しとなる」、「AI（人工知能）関連へのフォーカスにより、利益率は向上する見込み」、「企業向けビジネスの感触は引き続き素晴らしい」、「AIを活用した『おすすめ機能』や『音声アシスタント機能』などがAIの『推論』関係のビジネスを押し上げている」

・Bloombergがまとめたアナリストの目標株価平均は200.97ドル（11/14時点）