決算速報(現地2/22引け後発表)
●決算発表後の時間外取引:57.45ドル(+11.94%)
●決算発表翌日(2/23)の株価:53.43ドル(+4.11%)
●売上高:1.40億ドル(予想1.31億ドル)〇市場予想を上回った
●調整後EPS:0.12ドル(予想0.10ドル)〇市場予想を上回った
●1-3月期売上高見通し:1.44億〜1.46億(予想1.36億ドル)〇市場予想を上回った
●1-3月期調整後EPS見通し:0.10〜0.11ドル(予想0.10ドル)〇中央値は市場予想を上回った
●2021/12期通期売上高見通し:6.45億〜6.55億(予想6.02億ドル)〇市場予想を上回った
●2021/12期通期調整後EPS見通し:0.47〜0.49ドル(予想0.47ドル)〇中央値は市場予想を上回った
10-12月期の業績が市場予想を上回り、見通しも好調だったことで株価は大幅高となりました。
決算発表翌日までの、過去半年間のチャート
※出所:トムソン・ロイター(現地2/23までの過去半年間)
決算のポイント
●10-12月期の売上高と調整後EPSが市場予想を上回りました。
●業績見通しも市場の期待値を上回るものだったようです。
●決算発表を受け、複数のアナリストが相次いで目標株価を引き上げました。
●CRO(最高売上責任者)を務めていたChris Hays氏がCOO(最高執行責任者)に就任しました。
●CMO(最高マーケティング責任者)を務めていたHila Nir氏がCPO(最高プロダクト責任者)に就任しました。
●Intercom社でグローバルマーケティングのシニア・バイス・プレジデントを務めていた経歴を持つShane Murphy-Reuter氏がCMO(最高マーケティング責任者)に就任しました。
経営陣の主なコメント
●10-12月期はまた、記録的な業績を示すことができた。
●当社の成長性と収益性は業界をリードするものだ。
●2020年の上向きのモメンタムは2021年に入っても継続している。
●今回新たにCOO、CPO、CMOに就任する3人はモメンタムを継続させ、ビジネスゴールを達成し、顧客に最大限の価値を提供するために適切な経験とリーダーシップをもたらすだろう。
決算を受けたマーケットの反応
10-12月期の業績と通期業績見通しが市場の期待値を上回ったことで、株価は決算発表当日の時間外取引や、翌営業日の通常取引においても大幅高となりました。
良好な決算発表を受け各社アナリストらによる目標株価の引き上げが相次いで発表されました。また、そのうち一部アナリストによると今回の決算発表は「決算発表を前に高まっていた市場の期待値を十分に上回る素晴らしいものだった」とのことです。
2/23は米長期金利の上昇を背景にハイテク株が乱高下する荒れた相場となり、ズームインフォ テクノロジーズも朝方は60ドルを超える場面もありましたが、引けにかけて上げ幅を縮小しました。
Bloombergがまとめたアナリストの目標株価平均:64.73ドル(2/23時点)