決算速報(現地5/11寄り前発表)
●決算発表当日の株価:20.21ドル(+9.42%)
●売上高:3.41億ドル(予想3.33億ドル)〇市場予想を上回った
●EPS:-0.07ドル(予想0.04ドル)×黒字の市場予想に反して赤字
●4-6月期売上高見通し:3.60億ドル(予想3.48億ドル)〇市場予想を上回った
4-6月期の売上高見通しが市場予想を上回ったことなどを受け、株価は10%近い大幅高となりました。
決算発表当日のチャート
※出所:BloombergのデータよりSBI証券作成
決算のポイント
●1-3月期のEPSが黒字の市場予想に反して赤字となりました。
●市場予想との乖離は株式報酬が予想よりも多かったことが要因の1つであると報じられています。
●4-6月期の売上高見通しが市場予想を上回りました。
●2025年にかけて売上高が毎年30%以上成長していくという見通しが維持されました。
●米政府向けの売上高は前年同期比+83%、米企業向けの売上高は同+72%となりました。
●ビットコインによる支払いを受け入れているとしたほか、ビットコインへの投資も検討しているとしました。
経営陣の主なコメント
●当初はビットコインによる支払いを受け入れている。
●ビットコインをバランスシートに加えることも検討している。
●株式報酬は2〜3年後に落ち着くだろう。
決算を受けたマーケットの反応
寄り前の時間外取引では一時10%を超える下落率となりましたが、寄り付き後に間もなく反発し、終値は10%近い上昇となりました。
決算発表当初はEPSが市場予想に反して赤字となったことが嫌気されたようですが、徐々にその赤字の要因が株式報酬の増加によるものだったということや、4-6月期の売上高見通しが市場予想を上回ったこと、ビットコインへの投資の可能性などに市場の注目が移ったようで、-10%以上から+10%近くまで値動きの激しい一日となりました。
Bloombergがまとめたアナリストの目標株価平均:25.78ドル(5/11時点)