決算速報(現地8/5引け後発表)
●決算発表後の時間外取引(日本時間9:00時点):27.93ドル(+7.42%)
●売上高:1.25億ドル(予想1.13億ドル)〇市場予想を上回った
●調整後EPS:-0.18ドル(予想-0.03ドル)×市場予想よりも悪い結果
経営陣の強気なコメントなどを受け、株価は時間外取引で大幅高となりました。
引け後の時間外取引のチャート
決算のポイント
●調整後EPSは市場予想を下回ったものの、売上高は市場予想を上回りました。
●前日の8/4に、急遽8/5に決算発表を行うとプレスリリースを行い、決算発表を行いました。
●2021/12期のグロス・ビリングの見通しが引き上げられました。
●経営陣は「グリーン水素」が今後主流になると考えているようです。
経営陣の主なコメント
●水素関連や新型コロナ関連コストが低下したことや、供給の多角化の努力などの結果、年後半の利益率は改善する見込み。
●2021/12期のグロス・ビリングの見通しは5.00億ドルとなる(従来4.75億ドル)。
●「グリーン水素」は「ブルー水素」よりもコストが低くなるだろう。
※グリーン水素:水を電気分解して水素を生成する方法、ブルー水素:天然ガスなどの化石燃料から水素を抽出し、その作業の際に発生する二酸化炭素を大気中に放出せずに回収する方法
決算を受けたマーケットの反応
経営陣の強気なコメントなどを受け、株価は時間外取引で大幅高となりました。
決算発表当初は小動きの展開となっていましたが、決算発表後のカンファレンスコールでグロス・ビリングの見通しが引き上げられたことなどをきっかけに、時間外取引で株価は急騰しました。
Bloombergがまとめたアナリストの目標株価平均:42.71ドル(8/5時点)