決算速報(現地3/9引け後発表)
●決算発表後の時間外取引(日本時間10:00時点):12.13ドル(+13.26%)
●売上高:1.55億ドル(予想1.38億ドル)〇市場予想を上回った
●調整後EPS:-0.07ドル(予想-0.07ドル)〇市場予想と一致した
●1-3月期ネット売上高成長率見通し:48〜50%
●1-3月期粗利益率見通し:43〜44%
●1-3月期調整済みEBITDA利益率:-8〜-9%
●売上高は前年同期比76%増の1.55億ドル。市場予想上限値の1.44億ドルをも上回り、株価は大幅高となりました。
引け後の時間外取引のチャート
決算のポイント
●今四半期のTPV(決済総額)は330億ドルで前年同期比76%増だった。
●21/12月通期のTPVは1110億ドルで前年同期比85%増だった。
●TPVの伸びはBNPL(先買い後払い)を利用する大口顧客の伸びが貢献した。
経営陣の主なコメント
●ガードナーCEOは、TPVが初めて1000億ドルの大台を突破し1,110億ドルに達したのは重要なマイルストーンと述べた。
●Q4のTPVは76%増の330億で、Q3の60%増から成長が加速した。急拡大する取扱高に対して当社の最新のインフラは対応可能である。
決算を受けたマーケットの反応
●同社は9日の取引開始前に米金融大手のシティとカードにおけるモバイル・ウオレット利用で新規パートナーとなる事を発表。それを好感した株価は通常取引で10%高となっていた。
●引け後の取引では決算発表を受け一時20%を上回る上昇、取引終了時は13.26%高となった。50日移動平均となる12ドル台を回復した。
●同社はカードに関する処理高は米国全体のわずか1%程度とみている。一方で世界39ヵ国で展開、更に年後半に進出計画を有し成長余地は大きいとしている。
Bloombergがまとめたアナリストの目標株価平均:18.65ドル(3/9時点)