決算速報(現地5/9引け後発表)
●決算発表後の時間外取引(日本時間10:00時点):42.03ドル(-45.51%)
●売上高:3.10億ドル(予想3.03億ドル)〇市場予想を上回った
●調整後EPS:0.61ドル(予想0.53ドル)〇市場予想を上回った
●4-6月期売上高見通し:2.95〜3.05億ドル(予想3.37億ドル)×市場予想を下回った
●2022/12期通期売上高見通し:従来予想の14億ドルから12.5億ドルへと引き下げた(予想14.1億ドル)×市場予想を下回った
1-3月期の売上高、調整後EPSは市場予想を上回りました。しかし4-6月期の売上高見通しが市場予想を下回り、2022/12期通期の売上高見通しを従来の14億ドルから12.5億ドルに引下げ、かつ市場予想を下回りました。
引け後の時間外取引のチャート
決算のポイント
●売上高は前年同期比156%増の3.10億ドル(予想3.03億ドル)〇市場予想を上回った
●調整済みEBITDAは6260万ドル(予想5520万ドル)〇市場予想を上回った
経営陣の主なコメント
●22年を好調に滑り出した。当社は7四半期連続で利益を確保し、4四半期連続で3桁の売上高成長を達成している
●会社予想はマクロ経済の不確実性と景気後退の可能性を含んだもの
決算を受けたマーケットの反応
1-3月期の売上高、調整後EPSの実績値は市場予想を上回りましたが、4-6月期の売上高見通しが市場予想を下回り、2022/12期通期の売上高見通しを従来の14億ドルから12.5億ドルに引下げ、市場予想を下回りました。決算発表を受け引け後の取引で株価は終値比-46%の暴落となりました。
マーケット環境が悪化、ただでさえグロース株に強い逆風が吹く中で高成長企業と目される同社は4-6月の売上高見通しが市場予想を下回り、かつ2022/12期通期の売上高見通しを下方修正しました。これが大きなネガティブ・インパクトとなりました。また現在の金利上昇局面は消費者向け融資需要の後退を招くのではと警戒されているようです。
Bloombergがまとめたアナリストの目標株価平均:165.79ドル(5/9時点)