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欧州中央銀行(ECB)
発表時間 |
3/6(木)21:45(日本時間) |
事前予想 |
0.25% |
前回予想 |
0.25% |
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前回結果 |
0.25% |
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発表予定 |
3/6(木)21:45(日本時間) |
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前回の欧州中央銀行(ECB)理事会では、大方の予想通り政策金利を据え置き。理事会後のドラギECB総裁会見の「リスクが強まる場合には行動を取る意志と用意がある」という発言にリスクオンの「円売り」で2円近く上昇する動きになりました。今回は、理事会までに発表される経済指標の結果次第では、更なる利下げを行なう可能性も予想されます。
前回発表時の為替レートの変動を確認! (ユーロ/円 15分足)
- ※出所:FX総合分析チャート
英中央銀行(BOE)
発表時間 |
3/6(木)21:00(日本時間) |
事前予想 |
0.50% |
前回予想 |
0.50% |
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前回結果 |
0.50% |
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発表予定 |
3/6(木)21:00(日本時間) |
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前回のBOE金融政策委員会は、市場予想の通り政策金利を0.50%、資産買い入れ枠も3,750億ポンドに据え置きました。前回の委員会以降に発表された英国関連の指標結果を鑑みれば、3月の委員会は無風になると予想されます。しかし、失業率や広範な指標に著しい改善が表れ始める前に、ポンド高への懸念を示してくる可能性もありそうです。
前回発表時の為替レートの変動を確認! (ポンド/円 15分足)
- ※出所:FX総合分析チャート
3/6(木)21:45(日本時間)欧州中央銀行(ECB)金融政策発表 予定
発表時間 |
3/6(木)21:45(日本時間) |
事前予想 |
0.25% |
【2014年3月6日、ECB理事会 更なる利下げを行なう可能性も・・・?】
2月6日に開催された欧州中央銀行(ECB)理事会では、大方の予想通り政策金利は据え置かれ、リファイナンス金利と限界貸付金利がそれぞれ0.25%と0.75%、預金ファシリティ金利は0.0%に据え置かれました。
声明では、1月の理事会で行動を起こすシナリオとして挙げた、「正当化できない短期資金市場の硬直」と「中期的なインフレ見通しの悪化」の2つを再度確認した他、「(最近の経済指標は)緩和的な金融政策を必要なだけ維持する決定を全面的にサポートしている」との強い表現を用いる事で、ECBは緩和的な金融政策の実施にバイアスを持っている事を表現しました。
理事会後の記者会見で質疑が集中した、ユーロ圏のデフレに対するリスクと今後のインフレ見通しに関しては、今後数ヶ月間において現在のインフレ水準が継続する可能性を認めた上で、デフレには陥っていないと述べました。その後のECB要人発言も、基本的に理事会の声明を繰り返すに留まり、執筆時点(3月3日午前)では要人の発言からは大きな変化は伺えません。ただ、ドラギ総裁は、「デフレの兆候は見られない」としたものの、「ECBはこのリスクを認識している。リスクが強まる場合には行動を取る意志と用意がある」と発言、クーレECB理事は「ユーロ圏はインフレ期待が修正され、物価安定に下振れリスクを生じさせかねない状況に近づきつつある」「インフレが下振れするリスクが見られれば、ECBは行動する」との発言が伝わり、現状は1月時点ほどユーロ経済に楽観的では無い様です。
足元の経済指標では、2月14日発表のユーロ圏GDP(4Q)は前年比で0.5%と市場予想を上回り、2月25日発表のドイツGDP(4Q)でも前年比1.4%と、ユーロ圏の経済は総じて回復基調にあると判断できます。一方で、直近数ヶ月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)は前年比で1%を下回り、2月28日に公表予定のHICP(2月)の値によっては、何らかのメッセージが出る可能性も否定できないでしょう。
3月6日に開催される理事会では、金融政策の変更は無いと思われるものの、今後理事会までに発表される経済指標の結果次第では、更なる利下げを行なう可能性もあります。
「欧州中央銀行(ECB)金融政策発表」とは
「欧州中央銀行(ECB)金融政策発表」とは、ユーロ圏の中央銀行である欧州中央銀行(ECB)が、原則として毎月2回行われる理事会のうち、1回目の理事会で、そのときの経済状況から政策金利をはじめとする「金融政策」を決定し、発表することです。下旬に開催される2回目の理事会では金利を変更しない、と決めています。大きな変更があった場合にはマーケットに与える影響が大きいので、とても注目されています。
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こんな方におすすめです!
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3/6(木)21:00(日本時間)英中央銀行(BOE)金融政策発表 予定
発表時間 |
3/6(木)21:00(日本時間) |
事前予想 |
0.50% |
【BOE金融政策委員会(2014年3月5〜6日)】
前回2月の英国中央銀行(BOE)の金融政策委員会は、市場予想の通り政策金利を0.50%、資産買い入れ枠も3,750億ポンドに据え置きました。金融政策の現状維持は、9人のメンバー全員の賛成によって決定されましたが、この日の委員会は事前から想定されていたフォワード・ガイダンスの変更についての議論が中心になっていました。2月19日に公表された議事録は、最新の失業率が利上げを検討する目安の7%に急速に近づきつつある中で、「まだ7%を上回る水準に留まっている」「余剰資源を吸収する余地が残っている」などを理由に、この時点ではフォワード・ガイダンスが維持されたとしています。しかしながらBOEは2月12日に四半期インフレ報告書を公表、「利上げの目安、失業率が7%に下がるまで低金利政策を続ける」とするこれまでのフォワード・ガイダンスを見直し、より広範な指標に目を向ける方針への変更を示しました。英経済についても今年の成長率見通しを3.4%に引き上げました。カーニー総裁も、失業率が今春までに7%を切ると予想、こうした状況がフォワード・ガイダンスの修正前提となっていたようです。実際には前回の委員会で修正に至る議論がなされていたはずですが、議事録にこの記載は全くありませんでした。
3月5〜6日の政策委員会ですが、フォワード・ガイダンスの修正直後でもあり、メンバーには次の対応のための余裕が持てる会合になります。しかし実体は、より不透明なガイダンスを導入したことで今まで以上に失われたBOEの信任を取り戻す一歩目の会合になるはずです。前回の会合以降、国内や周辺国の経済指標を振り返ると、2月7日に発表された12月の貿易収支の赤字幅縮小や2月14日に発表された英国の最大の貿易相手国であるユーロ圏主要各国の10−12月期GDPの改善は、景気見通しへの更なる好材料となりました。その一方で、2月18日に発表された1月の消費者物価指数は、前年比+1.9%と2009年11月以降はじめてBOEのインフレ目標値を下回り、2月19日に発表された10−12月期ILOベース失業率が、市場予想や9−11月分の7.1%から悪化する7.2%となるなど、早期の利上げ期待を後退させる指標発表もありました。しかし、こうした数字が来月以降に改善されれば、英経済の先行きは堅調との見方が改めて強まることになり、市場に修正後のガイダンスとの整合性を理解させるのにBOEは再び腐心することになりそうです。ブロードベント金融政策委員が2月26日に、来春に利上げがあるかとの議論に焦点が当てられ過ぎていると指摘したのも、世界一金融政策に厳しい眼を持つ英国市場の根強い催促相場に閉口しているためと思われます。3月の委員会は無風になると予想されますが、失業率や広範な指標に著しい改善が表れ始める前に、ポンド高への懸念を示してくるようなこともあるかも知れません。
「英中央銀行(BOE)金融政策発表」とは
「英中央銀行(BOE)金融政策発表」とは、英国の中央銀行であるイングランド銀行(BOE)が、原則として毎月第1水曜〜木曜の2日間にわたり「金融政策委員会」を実施し、そのときの経済状況から政策金利をはじめとする「金融政策」を決定し、発表することです。大きな変更があった場合には、マーケットに与える影響が大きいので注目されています。
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