【ドル円相場は、米金利低下もドルが底固く推移】
週末のドル円相場は、欧州時間に入って上昇を開始。ただ101円90銭台までは上昇したが102円越えはならなかった。米国時間に入って米金利が低下し始めてもドルが崩れることはなく101円80銭台で引けた。
(図1:ドル円・・・白、米10年債利回り・・・黄)
(出所:ブルームバーグ)
今週末は米雇用統計が発表されるが、その前に節目の102円を突破できるかどうかが鍵になる。7月の高値は月初の雇用統計時の102円25銭。
(図2:ドル円 日足)
(出所:ブルームバーグ)
ユーロ円は、7月に入り下落トレンドが続いている。足元では2月に付けた今年の最安値136円20銭も近い。
(図3:ユーロ円 日足)
(出所:ブルームバーグ)
そのユーロは、米通貨先物市場のポジション動向から、ユーロの売りポジション拡大中が確認できる。
(図4:米通貨先物ユーロ売りポジション・・・白、ユーロ・ドル・・・オレンジ)
(出所:ブルームバーグ)
ユーロドルも2012年以降続いていた上向きのトレンドラインが、7月に入って下方にブレイクしてきた。
(図5:ユーロドル 日足)
(出所:ブルームバーグ)