【米雇用統計を受けドル売り】
注目の7月米雇用統計は、非農業部門雇用者数が20.9万人増と事前予想の23万人増を下回る結果となりドル円は下落。103円から102円台中盤に値を下げる展開となった。
(図1:ドル円 1分足)
(出所:ブルームバーグ)
ドル円と米国10年債利回りは雇用統計後、ほぼ同じ歩調で下落。
(図2:ドル円・・・白、米10年債利回り・・・黄)
(出所:ブルームバーグ)
1日の株式市場は、欧州市場から下落が始まっていたが、この時点ではドル円、米金利がともに反応することなく、株価指数とドル円米金利の相関性はなくなっている。
(図3:ドル円・・・白、ミニS&P指数先物・・・オレンジ、米10年債利回り・・・黄)
(出所:ブルームバーグ)
株式市場は7月31日に大幅下落していたが、そのときもドル円は反応しておらず、リスクオフ局面で見られる質への逃避による円買い反応に変化がみられる。
(図4:ドル円・・・白、ミニS&P指数先物・・・オレンジ、米10年債利回り・・・黄)
(出所:ブルームバーグ)
雇用統計発表後、ドルの対円以外の動きでは、対ユーロ、対豪ドルで売られていることが確認できる。
(図5:ドル円・・・白、ドルユーロ・・・オレンジ、ドル豪ドル・・・黄)
(出所:ブルームバーグ)