【米市場祝日を前にドル買いの流れ戻る】
先週末の米雇用統計を受けてドル売りに反応した市場は、週明け月曜日のNY市場で早くも反発する展開となった。一時は113円台に下落していたドル円も115円一歩手前まで回復した。
(図1:ドル円 1分足)
(出所:ブルームバーグ)
米雇用統計発表以降の市場は、ドル変動が中心になっていることが確認できる。
各々の通貨ペアは、雇用統計発表前の水準が目先の目途として意識される。
(図2:ドル円・・・白、ドルユーロ・・・オレンジ、米ドル豪ドル・・・黄)
(出所:ブルームバーグ)
また、雇用統計発表後に2.3%割れレベルに低下した米10年債利回りも昨日は上昇に転じたこともドルの買い戻し要因となった。
(図3:ドル円・・・白、米10年債利回り・・・黄)
(出所:ブルームバーグ)
米国10年債利回りは、終日上昇基調で推移。わかりやすいトレンドになっているだけに、米国利回り推移のチェックが肝心だ。
(図4:米10年債利回り 1分足)
(出所:ブルームバーグ)
米国株式市場は上昇継続。本日もS&P500指数は史上最高値を更新。
(図5:米S&P500指数 日足)
(出所:ブルームバーグ)