【ドル円は一時上昇も、金利と株価を足かせに伸び悩み】
米国経済指標が強弱交錯する中、予想を上回った2月のミシガン大学消費者信頼感指数の結果を受け、ドル円に買いの動きが優勢となった。一方、米長期金利の低下と米国株式の小幅反落を足かせに、ドル円は伸び悩む場面も見られた。
(図1 白・・・ドル円、黄色・・・米10年債利回り、オレンジ・・・S&P指数)
(出所:ブルームバーグ)
(図2 白・・・ドル円、黄色・・・米10年債利回り)
(出所:ブルームバーグ)
CME通貨先物市場では、投機筋の円売りポジションが4万7512枚と6週連続で縮小の動きが続いていたものの、円は対ドルで目立った上昇が見られていない。
(図3 白・・・IMM通貨先物ポジション(円対ドル)、オレンジ・・・円ドル)
(出所:ブルームバーグ)
中国が去年11月に行った利下げは結果的に上海株の大幅上昇に貢献したが、先週末に発表された今回の追加利下げの影響に注目。
(図4 上海総合指数 日足)
(出所:ブルームバーグ)