【米3月FOMC議事要旨から、複数メンバーが6月利上げ開始が適切との考えを示していたことが明らかになった】
昨晩公表された米FOMC議事要旨に、「何人かのメンバーは、今後の経済指標次第では、6月の利上げが正当化されるだろう」と示されていたことを受けて、一時ドル買いが進んだ。
(図1 白・・・ドル円、黄・・・米国10年債利回り、オレンジ・・・S&P株価指数)
(出所:ブルームバーグ)
今週は、米国株式と米債利回りに強い連動が確認できる。
(図2 白・・・ドル円、黄・・・米国10年債利回り、オレンジ・・・S&P株価指数)
(出所:ブルームバーグ)
ドル円は、昨年末以降、122円と115円に挟まれたレンジで推移している。2013年末から2014年7月のドル円相場を思い起こさせる。
(図3 ドル円 日足)
(出所:ブルームバーグ)
【原油価格は、在庫の拡大から下落】
昨晩、米エネルギー情報局の原油統計の在庫拡大が確認され、原油価格は、前日比で3ドル以上下落した。
(図4 WTI原油価格 3分足)
(出所:ブルームバーグ)
原油在庫推移をみると、現在の在庫の過剰感が確認できる。先週の原油在庫は、1930年以来の高水準に達した。
(図5 米エネルギー省 原油在庫)
(出所:ブルームバーグ)