【ドル/円は8年ぶりに123円台乗せ、FRBの年内利上げ期待と米経済指標が追い風に】
連休明けの欧州市場では、FRBの年内利上げへの期待感を背景にしたドル買いが加速し、ドル/円はストップを巻き込みながら123円目前まで上昇した。米国市場では米経済指標が好感されたことも追い風となり、ドル/円は約8年ぶりに123円台に乗せた。一方、年内の利上げ期待の高まりが重しとなった米国株は下落した。
(図1 白・・・ドル円、黄色・・・米10年債利回り、オレンジ・・・S&P株価指数)
(出所:ブルームバーグ)
ドル買い優勢地合いに、ギリシャ債務問題への懸念が強まったことも加わり、ユーロやポンドなどの欧州通貨は独長期債利回りの低下とともに、下値を広げる展開となった。
(図2 白・・・独10年債利回り、オレンジ・・・ユーロドル、黄色・・・ポンドドル)
(出所:ブルームバーグ)
ドル高の動きが重しとなり、豪ドルは原油価格の下落とともに軟調展開となった。
(図3 白・・・豪ドル米ドル、オレンジ・・・原油先物、黄色・・・ドルインデックス)
(出所:ブルームバーグ)