米連邦公開市場委員会(FOMC)とユーロ圏財務相会合が控える中、米の利上げ開始とギリシャ債務問題の決着に注目が集まる。それでも足許では、弱い米経済指標にユーロ買いが進んだ。今のところ最近のレンジを逸脱する動きは無いものの、ボラティリティが高止まりしている事から、会合で今後の方針が明確になれば市場が敏感に反応することも。
(図1 白・・・ユーロドル、黄・・・S&P株価指数先物、緑・・・米国10年債利回り)
(出所:ブルームバーグ)
各国株価ボラティリティ指数の中でも、欧州株式のボラティリティ指数が著しく上昇している事が確認できる。
(図2 白・・・VIX指数、黄・・・日経平均ボラティリティ指数、緑・・・ユーロSTOXXボラティリティ指数)
(出所:ブルームバーグ)
対ドルの通貨の比較で、目立った方向性は確認できない。
(図3 白・・・ドル円、黄・・・ユーロドル、緑・・・豪ドル米ドル)
(出所:ブルームバーグ)
一時、高騰していた債券利回りは高値圏から下落している。
(図4 白・・・米国10年債利回り、黄・・・ドイツ10年債利回り、緑・・・金価格)
(出所:ブルームバーグ)