【ドル高続くも方向感が出るほど勢い付かず、早くも来週のFOMCを意識し始めているのか】
材料が乏しい中、一方的な動きにはならない相場展開に終始。
来週に予定されている米FOMCを控え、企業決算や住宅関連指標が気になる展開。
(図1 白・・・ドル円、黄・・・S&P株価指数先物、緑・・・米国10年債利回り)
(出所:ブルームバーグ)
金価格が大きく下落をしている。米国の金融政策の変更を見越し、安全資産を買い控えている可能性も考えられる。市場の一部では、2014年の安値を下回った事で下落に拍車がかかるとの見方も出始めている。
(図2 金価格)
(出所:ブルームバーグ)
イランの原油輸出の増加を懸念し、約3か月ぶりに原油価格は50ドルを割れた。
(図3 WTI原油価格)
(出所:ブルームバーグ)
ギリシャ国債が予定通り償還されたことで、ユーロ圏国債利回りは低下している。一方で、政策金利の引き上げが意識される米国債利回りは上昇している。米国債と欧州債利回り変化に、関係性を確認する事ができない。
(図4 白・・・米国10年債利回り、黄・・・ドイツ10年債利回り、緑・・・イタリア10年債利回り)
(出所:ブルームバーグ)