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2024-04-18 13:07:58

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2015年9月17日

マーケットトピックス 2015年9月17日

前営業日トピックス

前日の海外市場で大きく上昇した反動から、東京市場のドル/円は序盤から軟調な動きとなった。米FOMCを控えて様子見ムードが強まる中、大きく上昇した日経平均株価が上げ幅を縮小する動きとなったことに反応して、軟調な動きが続いた。その後、上海株が大きく上昇したことや、日本の格付けが引き下げられたことを受けて、米国市場は序盤まで円売りが続いた。米国市場では、序盤に発表された物価関連の米経済指標がマイナスに落ち込んだことを受けて、ドルが主要通貨に対して下落する動きとなり、ドル/円は軟調な動きとなった。ただ、下値は限定的となり、その後は堅調な株価動向などが意識され、ドル/円は120.70円台まで上昇する動きとなった。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)前日の海外市場で大きく上昇した反動で、東京市場のドル円・クロス円は序盤から軟調な動きとなった。また、午後にかけて日経平均株価が上げ幅を縮小する動きとなったことから、円買い戻しの動きが優勢となった。
(2)日経平均の引け後、上海株が大きく上昇する動きとなったことを受けて、円売りが優勢となった。また、日本の格付けが引き下げられたことも円の圧迫要因となった。
(3)米消費者物価指数が7ヵ月ぶりのマイナスとなったことを受けて、ドルが主要通貨に対して下落した。また、欧米の株価が堅調な動きとなったことから、円を売る動きも続いており、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。

本日のトピックス

本日は、米FOMCの政策発表とイエレンFRB議長の会見が予定されており、利上げが決定されるかどうかがポイントとなる。中国経済の鈍化懸念を背景に、世界的な株価下落となった影響が払拭されていないことや、昨日の米物価関連の指標がマイナスとなったことで、利上げ決定は先送りされるとの見方も強まっており、市場の予想ではやや据え置き予想が多くなっている。しかし、結果が出るまではわからない状況であり、為替市場でも積極的な売買が手控えられる可能性もあるだろう(特に海外市場では顕著になるだろう)。そして、結果発表の直前直後は、急速な動きとなる可能性も考えられることから、注意したい。

9/17の注目材料

時間 経済指標・イベント 予想 前回
21:30

新規失業保険申請件数

労働省が失業保険を申請した人(失業者)の数を毎週発表する経済指標。毎週(木曜日)発表されるため、雇用情勢の速報性に優れており、雇用統計の先行指標として注目されている。ただ、米国の祝祭日や天候などの影響を受けやすいという点もある。
27.5万件 27.5万件
前回は、市場予想を上回る結果で、2007年10月以来の高水準となり、米住宅市場の堅調さが示された。今回は、その反動からか、やや伸び幅が縮小するとの予想となっている。先行指標となる許可件数が前回大幅減となったことから、ここ1-2ヵ月はやや数字が落ち込む可能性も考えられる。
21:30

8月米住宅着工件数

建設が着工された民間住宅の着工件数を集計した経済指標で、家電製品などの個人消費との相関性も高いことから、景気動向を見る上で重要な指標である。また、天候の影響を受けやすいという面もある。
116.3万件 120.6万件
前回は、市場予想を上回る結果となり、2007年10月以来の高水準となり、米住宅市場の堅調さが示された。今回は、その反動からか、やや伸び幅が縮小するとの予想となっている。先行指標となる許可件数が前回大幅減となったことから、ここ1-2ヵ月はやや数字が落ち込む可能性も考えられる。
21:30

8月米建設許可件数

住宅建設の許可申請の発行数を集計した経済指標である。そして、住宅建設は自治体に許可申請を行わなければならないため、住宅建設の先行指標となる。また、ローン金利の動向などに左右される面もあり、他の住宅関連指標同様に景気動向を見る上で重要な指標として注目されている。
115.8万件 111.9万件
前回は、市場予想を大きく下回る結果となり、減少率(16.3%減)では2008年7月以降で最大となった。市場予想は、前回から伸び幅が改善するとの予想だが、直近3ヵ月平均の120万件には届かない予想である。
3:00

FOMC 政策金利

FOMC(Federal Open Market Committee 連邦公開市場委員会)は、米国における金融政策の最高意思決定機関で、公開市場操作の方針を決定する委員会である。メンバーはFRBの議長、副議長を含む7名の理事と、ニューヨーク連銀総裁、地区連邦準備銀行の総裁4名の計12名から構成されている。
0.25% 0.25%
前日までは、利上げ予想は50%程度であったが、米物価指数の悪化などもあり、やや期待感が後退している。市場予想の中心も据え置きとなっている。

本日のトレードポイント

※出所:FX総合分析チャート1時間足

ドル/円は、やや上値の重い動きとなっている。オシレーターのMACDでは、両線がクロスしており、目先軟調を示唆する形となっている。両線の乖離幅が拡大する動きとなるようならば、一段の下げも考えられる。目先の下値ポイントは120.38円、その下は120.10円がポイントとなる。また、一目均衡表の雲を完全に下抜ける場合には、一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。上値のポイントは120.72円、ここを上抜ける場合には一段の上昇も考えられる。

気まぐれ投資コラム

FOMC直前(3) 〜 マーケットの予想

※出所:Bloomberg

FOMCでの注目は、利上げ開始の有無である。比較的堅調な結果となった米雇用統計などから、利上げの環境は整っているとの見方がある一方、中国経済の先行き懸念を背景とした世界的な株価下落や、原油などの資源価格の下落などの影響で、外部的な環境は整っていないとの見方もある。マーケットでは、金利据え置き予想が52.2%、0.25%の利上げ予想が44.2%、また0.125%の利上げ予想は3.5%となる(17日AM5時時点 グラフの横軸は金利、縦軸は著名エコノミストの人数)。
据え置きが発表される場合には、利上げ時期(10月、12月、来年など)に関して何らかのヒントが示されるのかどうか、会見での議長発言などに注目したい。例えば、10月のFOMCではFRB議長の会見予定がないが、会見を設定するなどした場合には、10月の利上げ期待が高まる。一方、利上げが発表された場合には、利上げの幅に注目したい。利上げの場合には0.25%の幅との見方が多いものの、株式市場や新興国通貨へのインパクトを軽減させるために0.125%と小刻みにするとの見方もある。利上げの幅により、ドル相場にも若干影響が出る可能性も考えられる。

そして、利上げが実施された場合には、ドルが買われる可能性が予想されるが、9/16に当コラムの「過去の利上げ時のドル/円の動き」で示したように、上値は限定的(むしろ下げに転じる動きに注意)と考えられる。また、すでに長期サイクルの高値を付けた可能性(9/15当コラムに掲載)があることから、ドル/円が上昇する場合でも、今後125.86円を抜けるような動きはないと予測している。

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