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2024-03-29 21:44:22

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2019年7月26日

マーケットトピックス 2019年7月26日

前営業日トピックス

朝方、北朝鮮が飛翔体を発射したとの報道を受けて、一時的に円高に振れたものの、日経平均株価が堅調な展開で始まり、上げ幅を拡大したことから、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。その後、ECB理事会などのイベントを控えて様子見ムードが強まる中、米国債利回りの低下が続いたことからドル売り・円買いとなり、ドル円・クロス円は上値の重い動きが続いた。ユーロは、ECB理事会やドラギ総裁会見を控えたポジション調整の動きとなり、さらにドイツの経済指標が冴えない結果となったことから、ユーロは軟調な動きとなった。
米国市場では、序盤に発表された6月の耐久財受注、新規失業保険申請件数が良好な結果となったことを受けてドル買いとなり、米国債利回りが上昇したことも加わり、ドル/円は108.50まで上昇した。その後、ドラギECB総裁が、早急な緩和策導入を示唆しなかったものの、大規模な追加金融緩和がなお必要だとの見方を示したことで、上昇していたユーロが下落に転じた。ドルはユーロに対して上昇したことから、対円でも108.75まで上昇し、7/10以来の高値を付けた。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)朝方、北朝鮮から飛翔体が発射されたとの報道を受けて、リスク回避の動きが意識されたが、ドル円・クロス円の下値は限定的だった。ドル/円は108.12まで低下したが、海外市場の終値から10銭弱の下げに留まった。その後は、日経平均株価が堅調な展開で始まり、上げ幅を拡大したことが好感され、ドル円・クロス円は堅調な動きとなり、ドル/円は108.24まで上昇した。

(2)前日の海外市場の高値である108.25が意識されたようで、ドル/円はやや失速となった。その後、米10年債利回りが2.0497%から2.0305%まで低下したこともあり、ドル/円は上値の重い動きとなった。一方、ECB理事会を控えたポジション調整なども観測され、ユーロは上値の重いきが続いた。さらに、ドイツの企業景況感の期待指数が2009年6月以来の低水準に落ち込んだことから、ユーロは一段の下落となった。

(3)6月の米耐久財受注が予想を上回り、2018年8月以来の大きな伸びとなったことや、新規失業保険申請件数が3ヵ月ぶりの低水準に改善したことを受けてドル買いとなり、米10年債利回りが2.0097%から2.0985%まで上昇したことも加わり、ドル/円は108.50まで上昇した。一方、ドラギECB総裁が理事会後の会見で「依然として強い経済の兆候がある」「景気後退リスクは非常に低い」としたことから、大規模な緩和策への思惑が後退しユーロ買いとなった。ユーロ/ドルは、一時2017年5月以来の安値となる1.1102ドルをつけたが、上昇に転じて1.1188ドルまで上昇した。

(4)ドラギECB総裁が、早急な緩和策導入を示唆しなかったものの、大規模な追加金融緩和がなお必要だとの見方を示したことで、上昇していたユーロが下落に転じ、対ドルで1.1126まで下落した。一方、ドルがユーロに対して上昇したことから、ドル/円も108.75まで上昇し、7/10以来の高値を付けた。さらに、良好な指標結果を受けて、来週のFOMCでの大幅な利下げ期待が和らいだこともドルの下支え要因となった。

本日のトピックス

欧州時間には、ドイツの輸入物価指数の発表が予定されているが、このところドイツの経済指標の冴えない結果が続いていることから、結果に注目したい。また、ロシアの金融政策発表も予定されている。ロシア中銀は、6月の会合で0.25%の利下げを決定したが、ロシア中銀総裁が金融緩和サイクルを2020年半ばまでに終了したいとの意向を示し、政策金利を小刻みに引き下げていくとしたことから、マーケットでは利下げ観測が高まっている。一方、米国では、第2四半期のGDP、個人消費の発表が予定されている。GDPは第1四半期から低下が予想されており、予想通りの結果なら来週のFOMCでの0.25%利下げの正当性が示される。ただ、予想以上の低下となるようなら、大幅利下げへの思惑が広がる可能性も。

7/26の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:30 米国

2Q GDP(前期比年率)

GDPは、一定期間内に米国内で生み出された財とサービスの付加価値の額を合計したもので、国内の経済規模を測るための指標の一つ。GDPの伸び率は、経済成長率を表す指標として重要視されている。そして、個人消費はGDPのおよそ7割を占めることから、構成指数の中では特に重要視されている。
1.8% 3.1%
前回は、市場予想を下回ったものの、昨年10-12月期の2.2%から上昇した。個人消費が大きく低下したものの、非住宅投資や知的財産が大幅な伸びとなったことが影響した。第2四半期は前期から大きく低下すると見られている。経済指標の悪化が続いたことなども影響していると見られ、特に前期に大きく低下した個人消費の結果には注目したい。

気まぐれ投資コラム

ロシア中銀は、市場の予想通り政策金利を引き下げるか?

本日19時半にロシア中銀の金融政策会合が予定されています。前回は、市場の予想通り主要政策金利を7.75%から7.50%に引き下げ、1年ぶりの利下げとなりました。

ロシアGDPが昨年12月以来の低水準に低下したことや、6月消費者物価指数が前年比ベースで3ヵ月連続の低下となる4.7%(前月は5.1%)となり、ロシア中銀の目標である4%に近づいたこと、さらにロシア中銀総裁が、金融緩和サイクルを2020年半ばまでに終了したいとの意向を示し、政策金利を小刻みに引き下げていくとしたことで、7月会合での利下げ観測が高まっています。

マーケットでは主要政策金利を0.25%引き下げて7.25%とすると予想されており、エコノミスト予想でも0.25%の利下げ予想が全体の97%、据え置き予想は3%となっています。

※出所:データを基にSBILMが作成

※出所:データを基にSBILMが作成

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