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2024-04-19 10:50:38

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2019年10月4日

マーケットトピックス 2019年10月4日

前営業日トピックス

東京市場では、米景気の減速懸念が広がったことを背景にドル円・クロス円が下落した前日の海外市場の流れが一服しており、序盤から小動きの展開となった。しかし、日経平均株価が下落して始まり、一時前日比500円以上の下落となったことが影響し、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。ドル/円は、一時106.96まで下落した。ただ、安値圏では輸入企業などの実需の押し目買いが観測され、再び107円台まで値を戻すなど、底固い動きが続いた。
米国市場では、9月の米ISM非製造業景況指数の悪化を受けて米国の景気減速懸念が強まり、米主要株価指数が軒並み大きく下落。さらに、米国債利回りが低下したことも加わり、ドル円・クロス円は下落した。ドルは大半の主要通貨に対して下落となり、ドル/円も一時106.49まで下落し、9/5以来の安値となった。その後、FRBが景気下支えのために追加利下げに踏み切るとの観測が広がり、主要株価指数が軒並み反発となり、ドル円・クロス円も値を戻した。
米株式市場では、ダウ平均が指標結果を受けて一時前日比335ドル安まで下落したが、その後はプラス圏まで反発となり、122ドル高で終了。一方、ハイテク株中心のナスダックは、1%超高の87ポイント高で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)前日の海外市場の軟調な動きが一服し、ドル円・クロス円は序盤から底固い動きとなった。米国景気の減速懸念を背景に、米主要株価指数が大きく下落したことを受けて、日経平均株価も下落して始まり、一時前日比500円以上の下落となったことに加え、米10年債利回りが1.5974%から1.5769%まで低下したことから、ドル円・クロス円は下落となり、ドル/円は一時106.96まで下落し、9/25以来1週間ぶり安値を更新した。

(2)107円台割れ近辺では国内勢の値頃感の買い戻しが入ったことや、米国債利回り上昇したこともあり、ドル/円は107.19まで値を戻した。しかし、日経平均株価が安値圏で推移したこともあり、上値の重い動きが続いたが、その後ポジション調整や利益確定の円売り・ドル買いも見られ、ドル/円は107.30まで上昇する場面もあった。

(3)米国市場序盤は底固い動きとなったものの、9月の米ISM非製造業景況指数が3年ぶりの低水準に悪化したことから米国の景気の減速懸念が強まり、ダウ平均株価が前日比335ドル安まで下落するなど主要株価指数が軒並み大きく下落、さらに米10年債利回りが1.5940%から1.5069%まで低下したことも加わり、ドル円・クロス円は下落した。ドルは大半の主要通貨に対して下落となり、ドル/円も106.49まで下落して9/5以来の安値となった。

(4)米景気後退観測が強まったことで、FRBが景気下支えのために追加利下げに踏み切るとの観測が広がり、主要株価指数は安値から軒並み反発となったことから、ドル円・クロス円も値を戻した。ただ、昨晩発表された米非製造業PMI、ISM非製造業景況指標のいずれも雇用指数が低下したことから、週末の米雇用統計の結果に対する警戒感もあり、ドルは上値の重い動きが続いた。

本日のトピックス

ISM製造業、非製造業、製造業PMIの雇用指数がいずれも低下しており、特に製造業PMIの雇用指数は2010年以来の低水準に落ち込んだ。さらに、ADP雇用統計でも雇用者数の伸びが低下したことで、米国の貿易問題の影響が労働市場にも波及している可能性が高まっている。そのため、本日発表される米雇用統計の結果に注目が集まっている。市場予想では、前月の結果からは伸び幅の拡大が予想されているものの、市場予想を下回る結果となるようなら、米国の景気減速懸念が一段と高まる可能性もあり、その場合にはドルの一段の下落も考えられる。
一方、景気減速懸念が高まる場合には、景気下支えのためにFRBによる追加利下げ観測も広がることから、下げ一服後は株価の上昇に下支えられる可能性もあるだろう。また、本日もパウエルFRB議長をはじめ、複数の米当局者の発言が予定されており、引き続き現状の米国経済や金融政策に関する発言には注目したい。

10/4の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:30 米国

9月非農業部門雇用者数

非農業部門に属する事業者の給与支払い帳簿をもとに集計された雇用者数。農業以外の産業で働く雇用者であり、経営者や自営業者は含まれない。
+14.5万人 +13.0万人
前回は市場予想を下回る結果となり、貿易問題の影響が労働市場にも波及していることが示された。今回は、前回から伸び幅が上昇すると予想されているが、最近の雇用関連の経済指標や指数の悪化が続いていることもあり、予想外の低下となる場合には、マーケットへの影響も大きくなる可能性も考えられる。
21:30 米国

8月貿易収支

貿易収支は、米国から輸出された金額と米国へ輸入された金額の差額。米国では、輸出、輸入ともモノだけではなくサービス(運賃や保険、観光など)も含まれる。
-545億USD -540億USD
前回は、市場予想を上回る赤字額となったが、2ヵ月連続で赤字縮小となった。対日赤字が+10.9%、対中赤字は+9.4%、対EU赤字は+43.6%だった。今回は、赤字額が若干増加すると予想されており、米国の各国との貿易問題に対する懸念が燻っていることもあり、結果が注目される。
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