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2024-03-29 10:11:13

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2020年5月12日

マーケットトピックス 2020年5月12日

前営業日トピックス

週明けの東京市場では、前週末の海外市場の流れを引き継ぎ、ドル円・クロス円は序盤から底固い動きとなった。さらに、アジア株全般が堅調な動きとなったこともあり、仲値公示にかけてドル/円は107.01まで上昇した。しかし、107円台では値頃感から上値の重い動きとなった。午後に入り再び107円台まで上昇したものの、引き続き上値の重い動きが続いたが、欧州時間に欧州主要株価指数が上昇して始まると、ドル円・クロス円は底固い動きとなり、ドル/円は107.28まで上昇した。

米国市場では、アジア市場からの流れを引き継ぎ、ドルは序盤から堅調な動きとなった。下落して始まった米主要株価指数が軒並み下げ幅を縮小したことを受けて、ドル円・クロス円は堅調な動きとなり、さらにニューヨーク州知事が今週中に一部で活動を再開すると発表したことも押し上げ要因となった。一方、米国債利回りの上昇も加わり、ドル/円は107.77まで上昇し、4/23以来の高値を更新した。

米株式市場では、ダウ平均株価が序盤から軟調な動きとなり、一時前週末比261ドル安まで下落した。その後、34ドル高まで反発する場面もあったが、終盤には再びマイナス圏に下落し、109ドル安で終了した。一方、ハイテク株中心のナスダックは、プラス圏を維持して71ポイント高で終了、6営業日続伸となり2/24以来の高値を更新した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)前週末の米雇用統計が予想ほど悪化しなかったことが改めて材料視され、ドル円・クロス円は序盤から底固い動きとなった。さらに、13日の会見でパウエルFRB議長がマイナス金利導入に否定的な見解を示すとの観測もドルの押し上げ要因となった。その後、日経平均株価が序盤から上昇したことも押し上げ要因となった。さらに、実需のドル買い・円売りフローも観測され、ドル/円は仲値公示にかけて堅調な動きが続き、一時107.01まで上昇した。

(2)107円近辺では値頃感のドル売りが見られたことや、仲値通過後で実需のフローも一服したことから、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。さらに、米国債利回りが低下したことも影響し、ドル/円は一時106.70台まで下落するなど、上値の重い動きとなった。その後、欧州主要株価指数が上昇して始まったこともあり、107.28まで上昇した。

(3)米国市場では、13日の会見でパウエルFRB議長がマイナス金利導入に否定的な見解を示すとの観測を背景に、ドルが主要通貨に対して上昇したアジア市場からの流れを引き継ぎ、序盤から堅調な動きとなった。米国の主要な経済指標の発表がなかったものの、序盤に下落して始まった米主要株価指数が軒並み下げ幅を縮小し、プラス圏まで上昇したことを受けて、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。その後、ニューヨーク州知事が今週中に一部で活動を再開すると発表したこともドルの押し上げ要因となった。さらに、過去最大規模の米3年債入札で、最高落札利回りが0.23%と過去最低を記録したものの、米国債は続落(利回りは上昇)となり、米国債利回りの上昇を背景に、ドル/円は107.77まで上昇し、4/23以来の高値を更新した。

本日のトピックス

各国で経済活動再開の動きが広がる中で、韓国で新型コロナウイルスの感染が再び拡大したことや、外出制限措置が緩和されたドイツでも再び感染が広がっているとの報道から、新型コロナウイルス感染の再拡大を巡る懸念が高まり、昨晩の米主要株価指数は序盤から下落した。しかし、ニューヨーク州の一部で経済活動の再開が発表されたことを受けて、株価は反発した。ただ、制限の緩和が新型コロナウイルスの感染拡大の第2波を招く可能性を指摘する向きもあり、依然として不安の残る状況である。その中で、ロックダウン(都市封鎖)が緩和されたフランスでの感染状況などが注目される。

本日の米国市場では、4月の消費者物価指数の発表が予定されているが、前月からさらに低下が予想されており、結果が注目される。一方、米短期金融市場では、FRBによるマイナス金利の導入を織り込む水準度で推移しており、依然としてマイナス金利への思惑も残っている。13日にパウエルFRB議長の会見が予定されているものの、本日は複数の米当局者の発言が予定されており、金融政策に関する発言には敏感に反応する可能性が考えられることから、発言の内容が注目される。

5/12の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:30 米国

4月消費者物価指数(前月比)

消費者物価指数(CPI = Consumer Price Index)は、消費者を対象とした小売やサービスの価格動向を示した指数である。特に、食品とエネルギーを除いたコア指数が重要視されている。そして、米国の金融政策を決定する上で重要な経済指標であり、為替市場への影響も非常に大きい。
-0.8% -0.4%
前回は市場予想を下回り、2015年1月以来の大きなマイナスとなった。新型コロナウイルスの感染拡大により、燃料などのコストが低下したことが影響した。変動の大きな食品・エネルギーを除いたコア指数は、10年ぶりの低下となった。今回は、さらにマイナス幅の拡大が予想されており、予想通りなら2008年12月以来となることから、結果に注目したい。
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