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2024-04-19 00:08:15

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2020年5月20日

マーケットトピックス 2020年5月20日

前営業日トピックス

東京市場では、海外市場の株高を受けて、日経平均株価が序盤から上昇して始まり、一時前日比500円超の上昇となったことを受けて、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。ドル/円は107.46まで上昇したものの、前日の海外市場の高値を上抜けられずに失速した。一方、豪ドル/円は、3/6以来の高値となった。その後、日経平均株価が上げ幅を縮小したことから、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなったものの、欧州時間には日銀が臨時の金融政策決定会合の開催を発表したことを受けて、円売りが優勢となり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。

米国市場では、円売りとなった欧州市場の流れを引き継ぎ、ドル円・クロス円は序盤から堅調な動きとなった。ドル/円は一時108.09まで上昇し、4/13以来の高値を付けた。その後、パウエルFRB議長が上院銀行委員会の公聴会でゼロ金利政策を維持すると言及したものの、マーケットの反応は限定的となった。ドル/円は108円台では上値の重い動きとなり、さらに米国債利回りが終盤にかけて低下したことも影響して、107.69まで下落した。一方、米主要株価指数が下げ幅を拡大したこともあり、ドルや円に対して底固い動きとなっていたユーロやポンドは終盤まで上値の重い動きとなった。

米株式市場では、ダウ平均株価が序盤から上値の重い動きが続いたが、終盤に下げ幅を拡大し安値圏のまま390ドル安(-1.59%)で終了。一方、ハイテク株中心のナスダックは、序盤から底固い動きが続いたものの、終盤にマイナス圏まで下落し、49ポイント安(-0.54%)で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)海外市場の流れを引き継ぎ、ドル/円はやや上値の重い動きとなり、クロス円は底固い動きとなった。日経平均株価が前日比300円超の上昇で始まり、一時525円高まで上昇したことを受けて、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。ドル/円は107.46まで上昇したものの、前日の海外市場の高値の107.50が意識されて上値の重い動きとなった。一方、ユーロ/円は5/1以来の高値、豪ドル/円は3/6以来の高値となった。しかし、日経平均株価が上げ幅を縮小したことから、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。

(2)午後には日経平均株価が底固い動きとなり、ドル円・クロス円も底固い動きとなったものの、ドル/円は午前の高値107.46を上抜けられなかった。欧州時間には欧州勢のドル売り・欧州通貨買いが優勢となり、ユーロやポンドがドルや円に対して堅調な動きとなった。一方、ドルは対円で一時107.52まで上昇したものの、欧州通貨に対して下落したこともあり、対円でも上値の重い動きとなった。さらに、米長期金利の低下や米中対立の懸念を背景に伸び悩んだ。

(3)日銀が22日に臨時の金融政策決定会合を開催し、新たな資金供給手段を議論すると発表したことを受けて、円売りが優勢となり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。米国市場では、欧州時間の流れを引き継ぎ、ドル円・クロス円は堅調な展開で始まった。序盤に発表された米住宅着工件数は、4月の統計データの発表で大幅悪化がすでに織り込まれていたことから、反応は限定的だった。ドル/円は堅調な動きが続き、一時108.09まで上昇し、4/13以来の高値を付けた。

(4)パウエルFRB議長が上院銀行委員会の公聴会で、ゼロ金利政策を景気回復の確信が得られるまで維持するとしたことや、追加措置が必要となる可能性に言及したものの、マーケットの反応は限定的だった。ドル/円は、108円台では値頃感の売りに押されたことに加え、米10年債利回りが0.742%から終盤にかけて0.686%まで低下したことも影響し、107.69まで下落した。一方、前日に新型コロナウイルスのワクチンの臨床試験に関する報道でワクチン開発に期待感が高まっていたが、臨床試験のデータに関する懐疑的な新たな報道を嫌気して米主要株価指数が下げ幅を拡大する動きとなったことを受けて、ドルや円に対しても底固い動きとなっていたユーロやポンドは、終盤まで上値の重い動きとなった。

本日のトピックス

日銀が22日に臨時の金融政策決定会合の開催を発表したことを受けて、円売りが優勢となったが、マーケットでは一服しており、議論の内容を見極めたいとの様子見ムードが強まりつつある。特に、本日の米国市場では主要な経済指標の発表がないことから、新規材料に乏しく限定的な動きも予想されている。その中で、世界各地でロックダウンが緩和される動きとなっており、新型コロナウイルスに関する報道(ワクチンや経済対策など)や要人発言にマーケットが左右される動きとなっている。マーケットでは、経済(経済指標、企業決算)の悪化は織り込み済みであり、反応は限定的となっており、むしろ経済改善のための政策や、経済指標、雇用などの改善傾向が示されるのかどうかに注目が移りつつあると考えられる。

ドル/円は、昨晩の海外市場で108円台乗せとなったものの、値頃感の売りに押されて失速している。東京市場の序盤に再び108円台を目指したものの、上値を抑えられて107.98で失速している。再び108円台乗せとなるのか注目されている。

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