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2024-03-29 00:29:07

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2020年7月8日

マーケットトピックス 2020年7月8日

前営業日トピックス

東京市場では、前日の海外市場の流れを受けて、ドル円・クロス円は序盤から上値の重い動きとなった。日経平均株価が下落して始まり、下げ幅を拡大する中、中国株が連日の上昇となったものの、景気回復への期待感が強いことへの警戒感が指摘されたこともあり、為替市場への影響は限定的だった。その中で、豪中銀の政策金利発表を控えて豪ドルのポジション調整もあり、豪ドルは上値の重い動きとなった。その後、オーストラリアのビクトリア州がメルボルンで6週間のロックダウンを発表したことを受けて、豪ドル主要通貨に対して下落した。一方、ドルは欧州通貨など主要通貨に対して上昇したことから、対円でも堅調な動きとなり、ドル/円は107.79まで上昇した。

欧州市場では、ユーロやポンドが対ドルで買い戻しが強まったことから、ドルは対円でもやや上値の重い動きとなった。米国市場では、欧州市場の流れを引き継ぎ、序盤からドルや円が売られた。ドルはユーロやポンドなどに対して下落が続いたこともあり、対円でも上値の重い動きとなった。その後、米国の一部の州で経済活動の再開の動きが停止され、緊急令が発令されたこともあり、投資家のリスク回避の動きが強まり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。さらに、米主要株価指数が下げ幅を拡大したこともあり、ユーロ/円やポンド/円などのクロス円は一段の下げとなった。一方、ドルはユーロやポンドに対して上昇したことから、対円では底固い動きとなった。

米株式市場では、ダウ平均株価が序盤から軟調な動きとなり、終盤に一時前日比420ドル安まで下落した。引けにかけてやや下げ幅を縮小したものの、396ドル安(-1.51%)で終了した。一方、ハイテク株中心のナスダックは下落して始まったものの、一時85ポイント高まで上昇する場面もあった。しかし、その後は下落が続き89ポイント安(-0.86%)で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)前日の海外市場の軟調な流れが一服し、ドル円・クロス円は序盤から小動きの展開で始まった。ドル/円は海外市場終盤に付けた安値の107.26を下回り、107.25まで下落して6/29以来の安値を更新した。また、日経平均株価が下げ幅を拡大したことや、序盤に一時前日比74ポイント高(2.2%高)まで上昇していた上海総合指数が3ポイント高まで上げ幅を縮小したことから、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。特に、午後に豪中銀の政策金利発表を控えてポジション調整の豪ドル売りもが観測されたこともあり、豪ドルはドルや円に対して下落した。

(2)目新しい材料もなく、ドル円・クロス円は狭いレンジ内の動きが続いた。豪中銀の金融政策発表では、政策金利の据え置きが発表されたが、反応は限定的だった。ただ、オーストラリアの第2の都市であるメルボルンで6週間のロックダウンを発表したことを受けて、豪ドル主要通貨に対して下落した。

(3)欧州主要株価指数が下落して始まり、下げ幅を拡大したことも加わり、豪ドルやユーロ、ポンドなどが円に対して下落したものの、ドルはユーロやポンドなどに対して上昇したことから、対円でも堅調な動きとなった。加えて、朝方に付けたこの日の高値である107.42や、前日の海外市場の高値である107.59を上抜けたことで上昇が加速し、107.79まで上昇した。

(4)米国市場では、欧州市場の堅調な流れが一服し、ドルや円が売られ、クロス円は序盤から堅調な動きとなった。ドルはユーロやポンドなどに対して下落したことから、対円でも上値の重い動きとなった。一方、英国とEUの通商交渉の担当者による会食会が行われることから、何らかの妥協点が出されるのではないかとの期待感を背景に、ポンドは主要通貨に対して上昇し、対円では欧州時間序盤の134.22から135.41まで上昇し、6/16以来の高値となった。一方、対ドルでも6/16以来の高値を付けた。

(5)新型コロナウイルスの感染が再び拡大する中、フロリダ州のマイアミでは経済活動の再開の動きが停止され、店内飲食を禁止する緊急令が発令されたことで、米主要株価指数が序盤から軟調な動きとなるなど、投資家のリスク回避の動きも強まり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。米主要株価指数が終盤に下げ幅を拡大する動きとなったこともあり、ユーロ円やポンド円などのクロス円は一段の下げとなった。一方、ドルはユーロやポンドに対して買い戻しの動きとなったことも影響し、対円では底固い動きとなった。

本日のトピックス

オーストラリアの一部都市でのロックダウン(都市封鎖)や、米国フロリダ州の一部で緊急令が発令されるなど、新型コロナウイルスの感染再拡大に対する懸念が高まっており、今後の経済への影響も懸念される。欧米の主要株価指数は昨日下落したが、懸念がさらに強まるようなら投資家のリスク回避の動きから株価の下落が続き、安全資産とされる円やドルが買われる展開も考えられる。特に、本日の欧米市場では主要な経済指標の発表がないことから、株式市場の動きが影響する可能性も考えられる。

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