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2024-03-29 23:24:42

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2020年7月10日

マーケットトピックス 2020年7月10日

前営業日トピックス

東京市場では、海外市場の流れを引き継ぎ、ドルは序盤から軟調な動きとなり、対円では一時107.18まで下落し、前日の海外市場で付けた6/29以来の安値を更新した。小幅高で始まった日経平均株価がやや上値の重い動きとなったことから、ドルがユーロやポンドに対して買い戻され、対円でも値を戻した。しかし、小幅高で推移していた日経平均株価が、午後に入り上げ幅を拡大したことから、投資家のリスク選好の動きも意識され、ユーロは対ドルで6/11以来、対円で3日ぶりの高値となり、円は6/16以来の高値となった。ただ、上昇一服後は、上値の重い動きが続いた。
欧州市場では、ユーロ売りが優勢となり、ドルや円に対して軟調な動きとなった。一方、ドルは対ユーロでの上昇もあり、対円でも堅調な動きとなった。

米国市場では、米国で新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることから、景気回復の先行きに対する懸念も高まり、米主要株価指数が下落するなど投資家のリスク回避の動きから、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。ドルはユーロやポンドなどに対して上昇したことから対円でも堅調な動きとなる場面もあったが、米連邦最高裁判所がトランプ米大統領の納税記録の開示をするよう命じたこともあり、その後は上値の重い動きが続いた。

米株式市場では、ダウ平均株価が序盤から軟調な動きとなり、一時前日比543ドル安まで下落した。その後は下げ幅を縮小し、361ドル安(-1.39%)で終了した。一方、ハイテク株中心のナスダックは、55ポイント高(+0.53%)で終了し、2日連続で最高値を更新した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)前日の海外市場の流れを引き継ぎ、ドルは上値の重い動きとなった。ドル/円は、海外市場終盤に付けた107.21を下抜けて107.18まで下落し、6/29以来の安値を更新した。新規材料に乏しい中、海外の株高と比べて日経平均株価がやや上値の重い動きが続いたこともあり、クロス円も上値の重い動きとなった。ただ、ドルはユーロやポンドなどに対して堅調な動きとなり、対円でも上昇となった。

(2)午後に入り、日経平均株価が上げ幅を拡大し、一時前日比240円高まで上昇したことを受けて、ユーロ/円やポンド/円などのクロス円が堅調な動きとなり、ユーロ/円は3日ぶりの高値、ポンド/円は6/16以来の高値を更新した。しかし、その後日経平均株価が90円高まで上げ幅を縮小して引けたことや、米株価先物が下げ幅を拡大したことから、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。欧州市場では、ドルがユーロに対して堅調な動きとなったことから、ドルは対円でも上昇となった。ユーロは対円でも上値の重い動きとなった。

(3)米国市場では、新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることや、フロリダ州、テキサス州で感染による死者数が増加したとの報告も加わり、米主要株価指数が下落するなど投資家のリスク回避の動きが強まり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。その後、ドルはユーロやポンドなどに対して上昇したことから対円でも堅調な動きとなり、ドル/円は序盤の安値107.10から107.36まで上昇する動きも見られた。しかし、米連邦最高裁判所がトランプ米大統領の納税記録の開示をするよう命じたこともあり、その後ドルは上値の重い動きが続いた。さらに、米10年債利回りが0.654%から0.597%まで低下したこともドル/円の圧迫要因となった。

本日のトピックス

昨日から本日までEU経済・財務相理事会が予定されており、来週末のEU首脳会談を控えて、7500億ユーロ規模の新型コロナウイルス復興基金に関する議論が進展するのかどうか注目される。このところユーロはドルや円に対して堅調な動きが続いていたが、協議に関する思惑が交錯したことを受けて利益確定のユーロ売りが出るなど、昨日のユーロはドルや円に対して軟調な動きとなった。本日も引き続き上値の重い動きとなる可能性も考えられる。一方、米国市場では、生産者物価指数の発表が予定されおり、改善が予想されている。予想外の結果とならなければ、反応は限定的と見られており、むしろマーケットでは主要株価指数の動きなどが注目されている。

7/10の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:30 米国

6月生産者物価指数(前月比)

生産者物価指数(PPI=Producer Price Index)は、米国内の販売業者の販売価格を調査し、算出した物価指数。特に、振れ幅の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数が重要視されており、消費者物価指数(CPI)と同様にインフレ圧力を測る指標として注目されている。
0.4% 0.4%
前回は市場予想を上回るか上昇となり、2018年10月以来の高い伸びとなった。食品、エネルギーが大きく改善したが、サービスは2ヵ月連続のマイナスとなった。今回は、引き続き大幅な上昇が予想されており、4月が最悪だったことが示される結果が予想されている。
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