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2024-03-29 10:02:09

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2020年7月13日

マーケットトピックス 2020年7月13日

前営業日トピックス

米国で新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることを背景に、相対的に安全資産とされる円が買われた前日の海外市場の流れを引き継ぎ、ドル円・クロス円は序盤から軟調な動きとなった。さらに、日経平均株価が下落となり、終盤には240円超の下落となったことから、一段の下げとなった。その後、米国債利回りの低下もあり、ドル/円は107円台を割り込み、106.71まで下落した。

米国市場では、新型コロナウイルスの治療薬開発への期待感が高まったことを背景に、欧米の主要株価指数が上昇となるなど、投資家のリスク選好の動きからドルや円が売られた。ドルはユーロやポンドなどの主要通貨に対して下落したことから、対円でも軟調な動きとなり、一時106.65まで下落し、6/24以来の安値を付けた。その後、ロンドン・フィキシングを控えたポジション調整のドル買いが観測されたこともあり、ドル/円は底固い動きとなった。さらに、米国債利回りが上昇したことから、ドルは主要通貨に対して上昇となり、ドル/円は106.96まで上昇した。

米株式市場では、ダウ平均株価が序盤から底固い動きが続き、終盤に一時前日比395ドル高まで上昇した。その後も高値圏を維持したまま、369ドル高(+1.44%)で終了した。一方、ハイテク株中心のナスダックは69ポイント高(+0.66%)で終了し、3営業日連続で最高値を更新した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)前日の海外市場でダウ平均やS&P500が下落したことが影響し、日経平均株価が序盤から軟調な動きとなり、ドル円・クロス円は序盤から軟調な動きとなった。さらに、中国の国家社会保障基金が、保有する中国株の一部を売却する方針であることを明らかにしたことも株式市場の圧迫要因となり、ドル円・クロス円も上値の重い動きとなった。

(2)午後に入ると、日経平均株価が下げ幅を拡大し、終盤に前日比244円安まで下落したことから、ドル円・クロス円は一段の下げとなった。さらに、米10年債利回りが0.623%から0.567%まで低下したことも加わり、ドル/円は一時106.71まで下落した。

(3)下落して始まった欧州主要株価指数が軒並みプラス圏まで反発したことや、米株価先物が上昇したことから、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。米大手製薬が、重症のコロナ患者に同社の治療薬を投与したところ、死亡率が低下したと発表したことや、別の大手製薬が提携するドイツのバイオ企業が年内にワクチン承認申請をするとの発表したことが好感され、治療薬への期待感が高まったことを背景に、欧米の主要株価指数が上昇となるなど、投資家のリスク選好の動きからドルや円が売られた。その中で、米国市場序盤に発表された米生産者物価指数が予想を下回る結果となったことも影響した。ドルはユーロやポンドなどの主要通貨に対して下落したことから、対円でも軟調な動きとなり、一時106.65まで下落し、6/24以来の安値を付けた。

(4)ロンドン・フィキシングを控えたポジション調整のドル買いが観測されたこともあり、ドル/円は底固い動きとなった。さらに、米10年債利回りが0.569%から0.644%まで上昇したことから、ドルは主要通貨に対して上昇となり、ドル/円は106.96まで上昇した。なお、トランプ米大統領が、中国との第2段階の通商交渉は検討していないとの見解を示したが、マーケットの反応は限定的だった。

本日のトピックス

新型コロナウイルスの治療薬開発の進展期待を背景に、先週末の欧米市場の主要株価指数が上昇となり、投資家のリスク選好の動きからドル円・クロス円も堅調な動きとなった。その流れを受けて週明けの日経平均株価も上昇して始まったものの、ドル円・クロス円はやや上値の重い動きとなっている。

明日からの日銀金融政策決定会合、16日のECB理事会、17日からのEU首脳会議、G20財務相中央銀行総裁会議を控えていることから様子見ムードも強まり、積極的な売買が手控えられる可能性も考えられる。

週明けの欧米市場では、主要な経済指標の発表がないことから限定的な動きも予想される。ただ、EU首脳会議に向けて先週終盤にユーロ圏会合で7500億ユーロ規模のEU復興基金に関して議論されたが、思惑が交錯して引き続きユーロは軟調な動きが続くのか注目される。

本日のトレードポイント

※出所:FX総合分析チャート 

ユーロ/円は、一目均衡表の基準線近辺で上値を抑えられる展開が続いていますが、ここから基準線がさらに低下することから、基準線の動きに合わせて上値の重い動きとなるのか注目されています。

相場の方向性を示すとされる基準線は、先週末に横ばいから若干低下しており、この動きに合わせるようにユーロ/円も横ばいから下落しています。基準線は、本日121.715に位置していますが、14日には120.957に低下、さらに15日には120.836、16日には120.714まで低下することから、ユーロ/円も下落となるのか注目です。

下値のポイントは、一目均衡表の雲上限ラインと考えられ、本日は120.240、14日に120.428、15日に120.532、16日に120.670と上昇します。ここを下抜ける場合には、雲下限ライン(当面は119.415で横ばい)が次の下値のポイントと考えられます。

上値のポイントは一目均衡表の基準線となり、ここを上抜ける場合には直近高値の121.964が次のポイントとなり、ここも抜けるようなら一段の上昇も考えられます。

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