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2024-04-18 21:56:43

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2020年8月6日

マーケットトピックス 2020年8月6日

前営業日トピックス

前日の海外市場の流れを受けて、ドルは序盤から主要通貨に対して軟調な動きとなり、ドル/円は一時前日比105.51まで下落し、7/31以来の安値をつけた。さらに、日経平均株価が下落して始まり、一時200円超下落となったことから、クロス円も上値の重い動きとなった。ただ、午後に入り日経平均株価が下げ幅を縮小したことから、ドル円・クロス円は底固い動きとなったが、米国の経済指標の発表を控えていたこともあり、様子見ムードから値動きは限定的だった。

その後、欧州主要株価指数が堅調となったことなどもあり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなったものの、米国市場序盤に発表されたADP雇用統計が市場予想を大幅に下回る急速な鈍化となったことを受けて、ドルは主要通貨に対して下落となり、ドル/円も一時105.32まで下落した。しかし、その後に発表された7月の米ISM非製造業景況指数が、2019年2月以来の高水準となったことに加え、追加の経済対策を巡る与野党協議の進展期待も高まり、ドルは主要通貨に対して持ち直した。一方、米主要株価指数が軒並み堅調な動きとなったこともあり、ユーロ/円やポンド/円などのクロス円も底固い動きとなった。

米株式市場では、ダウ平均株価が序盤からか堅調な動きとなり、終盤には一時前日比393ドル高まで上昇した。高値圏を維持したまま373ドル高(+1.39%)で終了し、4営業日続伸となった。一方、ハイテク株中心のナスダックは57ポイント高(+0.52%)で終了、6営業日続伸となり、3日連続で過去最高値を更新した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)東京市場では、前日の海外市場の流れを引き継ぎ、ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなった。その後、日経平均株価が下落して始まり、一時前日比217円安まで下落したことから、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。さらに、米国債利回りの低下も加わり、ドル/円は105.51まで下落した。

(2)午後に入り、日経平均株価が下げ幅を縮小し、一時19円安まで下げ幅を縮小したことや、米国債利回りが上昇に転じたこともあり、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。ただ、米国時間にADP雇用統計やISM非製造業景況指数の発表を控えて様子見ムードが強まっていたこともあり、ドルは限定的な動きが続いた。

(3)ドルは主要通貨に対して底固い動きとなったことから、ドル/円は一時105.87まで上昇した。しかし、米国市場序盤に発表されたADP雇用統計が市場予想を大幅に下回る急速な鈍化となったことを受けて、ドルは主要通貨に対して下落し、ドル/円も軟調な動きとなり、一時105.32まで下落した。

(4)7月の米ISM非製造業景況指数が2019年2月以来の高水準となったことに加え、追加の経済対策を巡る与野党協議の進展期待も高まり、ドルは主要通貨に対して持ち直し、ドル/円も105.68まで上昇した。一方、米医薬品大手が開発中のワクチン1億回分を10億ドル(約1060億円)超で提供することで米政府と合意したと発表したことが好感され、米主要株価指数が軒並み堅調な動きとなったこともあり、ユーロ/円やポンド/円などのクロス円も底固い動きとなった。

本日のトピックス

昨晩の米ADP雇用統計では、市場予想を大きく下回る伸び幅となり、新型コロナウイルスの感染再拡大が影響したと見られている。この発表を受けて、ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなったが、その後に発表されたISM非製造業景況指数が予想以上の改善となったことが好感され、ドルは持ち直した。やだ、ISMの雇用指数は前月から低下しており、2つの指標から週末の米雇用統計の結果に対する懸念も指摘されている。しかし、必ずしも連動する結果とならないこともあり、参考程度にとどめておくとともに、一応下振れには注意しておきたい。

本日の米国市場では、米新規失業保険申請件数、失業保険継続受給者数の発表が予定されており、前週は新型コロナウイルスの感染が再拡大したことを受けて、両指標とも増加した。今回は、両指標とも減少が予想されているものの、感染拡大の影響が残っているとの見方もあり、一部ではさらに増加するとの見方もある。昨日のADPの結果が予想外の鈍化となったことから、両指標とも予想外の増加となる場合には、週末の雇用統計に対する懸念が高まる可能性も考えられる。

8/6の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:30 米国

新規失業保険申請件数(8/1までの週)

新規失業保険申請件数は、労働省が失業保険を申請した人(失業者)の数を毎週発表する経済指標。毎週(木曜日)発表されるため、雇用情勢の速報性に優れており、雇用統計の先行指標として注目されている。ただ、米国の祝祭日や天候などの影響を受けやすいという点もある。
141.5万件 143.4万件
前回は市場予想を下回ったものの、2週連続の増加となった。新型コロナウイルスの感染が再び拡大したことが影響した。今週は、前週からの減少が予想されているものの、感染再拡大の影響が残っている見方もあり、結果が注目される。
21:30 米国

失業保険継続受給者数(7/25までの週)

1694.0万人 1694.0万人
前回は市場予想を上回り、8週ぶりの増加となった。前週比では86.7万人の増加となり、5月上旬以来の大幅な増加となった。今回は、若干の減少が予想されているが、感染再拡大の影響や失業給付の上乗せが7月末までであることが影響している可能性もあり、結果が注目されている。
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