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サキモノの『ココがPOINT!』

2018/10/9

日経平均の下値目処は?

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1急ピッチの上昇に対する警戒感から4週ぶりに下落

先週の225先物は前週末比310円安の23,820円と4週間ぶりに下落した。週前半は、北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉に向けた米国とカナダの合意を受けて米国の通商摩擦に対する懸念が後退し、NYダウが史上最高値を更新するなど米国株の上伸や為替の1ドル=114円台半ばまでの円安進行を好感して、海外投資家中心に買いが継続し、225先物は24,000円台を回復した。ただ、米国株価、為替、225先物とも急ピッチの上昇が続いたために高値警戒感が次第に強まり、良好な経済指標を背景に急上昇した米長期金利も嫌気され、週末にかけては目先の利益を確保する動きが強まった。

9月28日時点の裁定残高は、ネットベースで2兆1,834億円の買い越し(前週は1兆7,684億円の買い越し)と増加した。一方、株数ベースでは、9億4,541万株の買い越しと9月21日時点(8億1,421万株の買い越し)比で増加している。

日経225と裁定残(9月28日時点)

国内勢の先物売りが目立つ週に

225先物手口では、週末にかけて売りを出した野村やみずほ証券といった国内勢が売り方1位、2位に名を連ねたほか、GSやモルガンSといった海外勢も売り方上位になった。一方、裁定取引業者であるソジェンが週を通じて買いをこなし、買い方トップとなったほか、UBSやBNPパリバなどの海外勢が買い方上位になった。また、TOPIX先物の手口では、週初から週半ばにかけて大きく売り越したSMBC日興が売り方トップになったほか、ソジェン、JPモルガンなどの海外勢も週を通じてコンスタントに売りをこなした。一方、週初から買い越し基調の続いたバークレイが買い筆頭になり、GSやAアムロC、CS、メリルといった海外勢が買い方上位に並んだ。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIは2週連続の上昇

日経平均ボラティリティ・インデックス(VI)は、前週末比1.29pt上昇(上昇率7.69%)の18.05ptと2週連続して上昇した。米国の通商政策への過度な懸念が後退したことなどから、日経平均も2日に24,448円07銭と約27年ぶりの高値水準まで上昇したことから、日経VIも上昇し、3日には17.54ptまで上昇した。その後も、急ピッチの上昇に対する警戒感などから日経平均は下げに転じたが、日経VIはじりじりと上昇を続け、週末5日には危険水準とみられる20pt台に迫る19.30ptまで水準を切り上げた。市場では「海外ヘッジファンドによる先物買いが一巡した」との指摘も聞かれている。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は小幅上昇、13.3倍台での推移

NT倍率(先物)は小幅上昇。週明け1日から13.3倍を上回っての推移が続くなか、週末にかけて日経平均が相対的に調整色を強めると、NT倍率も下落し13.3倍を割り込んだ。日経平均が年初来高値を更新した一方で、TOPIXは1月23日につけた高値1,911.31ptを下回る1,800pt台での推移に留まった。

3日経平均の下値目処は?

今週の225先物は、米インフレ指標を受けた米国市場の動向をにらみながら一進一退の展開となりそうだ。今週は10日に9月の米卸売物価指数、11日に消費者物価指数が発表される。結果次第で、FOMC利上げ懸念から米長期金利が上昇し、米国株調整や円高が進行するといったシナリオには注意が必要だ。この場合は一旦押し目買いは避けて、買いポジションを持っている人は決済することを優先したい。

また、今週から日米共に企業決算のシーズンに入る。日本では10日に安川電機<6506>の決算、11日にもファーストリテイリング<9983>やセブン&アイホールディングス<3382>といった小売企業の決算発表が控えている。これらが良好な結果となれば、企業業績に着目した買いが再び225先物に向かいやすいだけに動向を注視しておきたい。

決算シーズンは特に日経平均株価の予想EPS(1株あたり利益)の推移に注目。10/5時点で1,732円になっており、足元の為替水準を勘案すると上昇することが見込まれている。上昇した場合、日経平均の支援材料になるため、期待したいがEPSの上昇が限定的で進捗率も低いようだと売り材料となることが考えられ要注意。

テクニカル的には短期的な下落局面となっている。ポイントは早期に5日移動平均線まで回復できるかだが、難しいようだと25日移動平均線の23,326円付近や8/30高値の23,032円が意識される。ただ、現在のところは上昇局面の短期的な下落局面と見られるため、相場の転換に備えたい。予想レンジは23,300-24,300円とする。

経済スケジュール(10月8日〜10月12日)

日付 曜日 国内 海外 時間 内容
10月8日 国内 株式市場は祝日のため休場(体育の日)
海外 10:45 中・財新総合PMI(9月)
10:45 中・財新サービス業PMI(9月)
14:45 スイス・失業率(9月)
15:00 独・鉱工業生産指数(8月)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(10月7日まで1カ月間)
20:00 ブ・FGVインフレ率IGP-DI(9月)
20:25 ブ・週次景気動向調査
27:00 ブ・貿易収支(週次)(10月7日まで1カ月間)
中・海外直接投資(9月、18日までに)
米・国務長官が東アジア歴訪(7-8日ソウル、8日北京)
ノーベル経済学賞受賞者発表
10月9日 国内 08:50 国際収支(経常収支)(8月)
14:00 景気ウォッチャー調査(9月)
東京商品取引所が天然ゴム「TSR20」を新規上場
海外 15:00 独・貿易収支(8月)
15:00 独・経常収支(8月)
17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(10月7日まで1カ月間)
米・フィラデルフィア連銀総裁が講演
国際通貨基金(IMF)が世界経済見通し(WEO)発表
10月10日 国内 08:50 機械受注(8月)
15:00 工作機械受注(9月)
国債買い入れオペ(残存5-10年)(日本銀行)
CRGホールディングスが東証マザーズに新規上場(公開価格:1120円)
決算発表 久光薬、安川電
海外 17:30 英・商品貿易収支(8月)
17:30 英・鉱工業生産指数(8月)
20:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-M、1次プレビュー)(10月)
20:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週)
21:30 米・生産者物価コア指数(9月)
23:00 米・卸売在庫(8月)
中・資金調達総額(9月、15日までに)
中・マネーサプライ(9月、15日までに)
中・元建て新規貸出残高(9月、15日までに)
米・シカゴ連銀総裁が講演
米・アトランタ連銀総裁が講演
米・ニューヨーク連銀総裁が講演
北朝鮮・朝鮮労働党創立記念日
10月11日 国内 08:50 銀行貸出動向(含信金前年比)(9月)
08:50 貸出動向 銀行計(9月)
08:50 国内企業物価指数(9月)
10:30 桜井日銀審議委員が講演
11:00 東京オフィス空室率(9月)
決算発表 ユニファミ、7&iHD、ローソン、Fリテイリ
海外 21:00 ブ・小売売上高(8月)
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
21:30 米・消費者物価コア指数(9月)
G20財務相・中央銀行総裁会議(12日まで)
米・財政収支(9月、19日までに)
10月12日 国内 08:50 マネーストック(9月)(日本銀行)
08:50 対外・対内証券投資(先週)
10:00 営業毎旬報告(10月10日現在、日本銀行)
13:30 第3次産業活動指数(8月)
国債買い入れオペ(残存3-5年、残存1-3年、残存25年超、残存10-25年)(日本銀行)
株価指数オプション10月限SQ
Delta-Fly Pharmaが東証マザーズに新規上場(公開価格:4770円)
イーソルが東証マザーズに新規上場(公開価格:1680円)
決算発表 東宝
海外 15:00 独・CPI改定値(9月)
18:00 欧・ユーロ圏鉱工業生産指数(8月)
21:00 印・CPI(9月)
21:00 印・鉱工業生産(8月)
21:30 米・輸入物価指数(9月)
23:00 米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報(10月)
中・貿易収支(9月)
中・輸出(9月)
中・輸入(9月)
米・シカゴ連銀総裁が討論会に参加
米・アトランタ連銀総裁が講演
スウェーデンの民間団体ニュー・アカデミーがノーベル文学賞に代わる文学賞受賞者発表
国際エネルギー機関(IEA)月報
IMF・世界銀行グループ(世銀)年次総会(14日まで)
トルコ・軟禁中の米国人牧師ブランソン氏の審理
ブ・株式市場は祝日のため休場(アパレシーダの聖母の日)
決算発表 JPモルガン、ウェルズ・ファーゴ、シティグループ
  • 提供:フィスコ社
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