SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-03-29 19:41:31

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 >  日経平均が大幅安!21,000円割れも想定

日経平均が大幅安!21,000円割れも想定

2018/12/10

先物・オプション口座開設先物・オプションお取引

1逆イールドやファーウェイ・ショックを嫌気

先週の225先物は、前週末比730円安(下落率3.27%)の21,620円と3週ぶりに下落に転じた。米中首脳会談は大きな波乱もなく通過したものの、米国で長短金利が逆転する「逆イールド」現象が発生し、将来的な米景気の減速に対する懸念が増幅した。加えて、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)幹部が、米国の要請を受けたカナダ司法当局に逮捕されたと伝わったことで、米中関係に対する警戒感が改めて意識された。投資家のセンチメントが大幅に悪化し、リスク回避の動きが強まった。

11月30日時点の裁定残高は、ネットベースで5,963億円の買い越し(前週は4,664億円の買い越し)と増加した。一方、株数ベースでは、2億9,183万株の買い越しと11月22日時点(2億5,380万株の買い越し)比で増加している。

日経225と裁定残(11月30日時点)

ロール中心だが海外勢の売りも

225先物の手口では、週を通じてコンスタントに売りをこなしたみずほ証券が売り方筆頭となった。SQを前にしたロールオーバーの手口とみられ、メリル、JPモルガン、CSなど海外ファンドの注文を執行する主体も上位に並んだ。一方、買い方では週末に大きく買い越した野村が買い方筆頭になったほか、GS、UBS、ソジェンなどの海外勢の買いが上位になった。GS、ソジェンはメジャーSQに向けたロールオーバーの動きとみられ、UBSは海外ファンドとみられている。また、TOPIX先物の手口では、大幅安となった4日と6日に大きく買い越した大和が買い方トップとなった。こちらは、日銀の上場投資信託(ETF)買いの注文とみられている。このほか、UBS、GS、バークレイといった海外勢の買いが上位になった。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2VIは3週ぶりに上昇に転じる

日経平均ボラティリティ・インデックス(VI)は、前週末比1.22pt高(上昇率6.07%)の21.32ptと3週ぶりに上昇に転じた。米中首脳会談を無難に通過したことから警戒感が後退した。これにより週初のVIは大きく低下、17pt台と危険水域である20ptを下回った。その後、米景気の先行き懸念に加え、中国通信機器大手幹部の逮捕報道を背景に世界景気の悪化懸念や米中貿易戦争の激化に対する警戒感も再燃し、週末にかけてVIは再び大きく上昇した。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は下落、13.31倍まで下げる場面も

NT倍率(先物)は下落。日経平均は週初に高値22,698.79円を付けると、NT倍率も13.44倍まで上昇した。ただ、その後日経平均が下落に転じるとNT倍率も下落し、一時13.31倍まで下落した。週末にかけ自律反発期待の買いから日経平均が若干反発を見せ、NT倍率も反発し13.39倍で引けた。

3日経平均が大幅安!21,000円割れも想定

今週の225先物は、米中両国の通商協議の行方を睨みながら一喜一憂する展開となりそうだ。前述の通り、中国通信機器大手華為技術(ファーウェイ)の幹部逮捕を巡って米中関係は緊張状態にある。また、ナバロ米大統領補佐官が90日間の米中貿易協議をめぐり、合意できなければ関税を引き上げる可能性があると発言し、7日の米国市場は地合いが悪化した。中でもアップルなど主要ハイテク株の下落が相場全体を押し下げただけに東京市場でもネガティブに働くと予想される。

今週は12/11に英議会でEU離脱合意案が承認されるかが週初のポイント。事前予想では、議会で否決される可能性が高いとされているが、否決された場合、同時にメイ英首相の退陣などに発展するようだと株や為替市場の波乱要因になることが考えられ要注意。

また、12/14に発表される日銀短観にも注目。予想では製造業、非製造業ともに悪化する見通しだが、内容が悪ければ下落要因になることが懸念される。さらに当日にはメジャーSQを控えている。先週は短期筋の売り手口の目立った海外勢の動向だけに注意しておきたい。一時的に心理的な節目である21,000円台割れも想定しておく必要があろう。ただ、日経平均が21,000円割れとなった場合にはPERは12倍を割り込み、割安感が強まり買い場となる可能性がある。 今週の予想レンジは20,800-21,800円とする。

経済スケジュール(12月10日〜12月14日)

日付 曜日 国内 海外 時間 内容
12月10日 国内 08:50 GDP改定値(7-9月)
08:50 国際収支(経常収支)(10月)
13:30 倒産件数(11月)
14:00 景気ウォッチャー調査(11月)
国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年)(日本銀行)
海外 15:45 スイス・失業率(11月)
16:00 トルコ・GDP(7-9月)
16:00 独・貿易収支(10月)
16:00 独・経常収支(10月)
18:30 英・商品貿易収支(10月)
18:30 英・鉱工業生産指数(10月)
19:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(12月7日まで1カ月間)
19:25 ブ・週次景気動向調査
24:00 米・JOLT求人件数(10月)
26:00 ブ・貿易収支(週次)
中・資金調達総額(中国元)(11月、15日までに)
中・マネーサプライ(11月、15日までに)
中・元建て新規貸出残高(11月、15日までに)
12月11日 国内 08:50 法人企業景気予測調査(10-12月期)
08:50 マネーストック(11月、日本銀行)
15:00 工作機械受注(11月)
アルーが東証マザーズに新規上場(公開価格:1370円)
ピアラが東証マザーズに新規上場(公開価格:2550円)
海外 16:00 ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(12月7日まで1カ月)
18:30 英・失業率(11月)
18:30 英・ILO失業率(3カ月)(10月)
19:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-M、1次プレビュー)(12月)
19:00 独・ZEW期待指数(12月)
22:30 米・生産者物価コア指数(11月)
英・下院で欧離脱合意案巡り採決
12月12日 国内 08:50 国内企業物価指数(11月)
08:50 機械受注(10月)
13:30 第3次産業活動指数(10月)
アルテリア・ネットワークスが東証1部に新規上場(公開価格:1250円)
海外 17:00 南ア・消費者物価指数(11月)
19:00 欧・鉱工業生産指数(10月)
21:00 印・CPI(11月)
21:00 印・鉱工業生産(10月)
21:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週)
22:30 米・消費者物価コア指数(11月)
28:00 米・月次財政収支(11月)
印・貿易収支(11月、15日までに)
ブ・ブラジル中央銀行が政策金利(SELICレート)発表(13日までに)
12月13日 国内 08:50 対外・対内証券投資(先週)
11:00 東京オフィス空室率(11月)
オーウエルが東証2部に新規上場(公開価格:750円)
FUJIジャパンが札証アンビシャスに新規上場(公開価格:740円)
海外 16:00 独・CPI改定値(11月)
17:30 スイス・国立銀行(中央銀行)が政策金利発表
18:30 南ア・生産者物価指数(11月)
20:00 ブ・小売売上高(10月)
20:00 ブ・広義小売売上高(10月)
20:00 トルコ・中央銀行が政策金利発表
21:45 欧・欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表、ドラギ総裁が記者会見
22:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
22:30 米・輸入物価指数(11月)
歐・欧首脳会議(14日まで)
国際エネルギー機関(IEA)月報
フィリピン・中央銀行が政策金利発表
決算発表 アドビシステムズ
12月14日 国内 08:50 日銀短観(大企業製造業DI)(10-12月)
09:30 製造業PMI(12月)
13:30 設備稼働率(10月)
国債買い入れオペ(残存10-25年、残存25年超、残存5-10年)(日本銀行)
海外 11:00 中・固定資産投資(都市部)(11月)
11:00 中・鉱工業生産指数(11月)
11:00 中・小売売上高(11月)
16:00 欧・新車販売(11月)
17:30 独・製造業PMI(12月)
17:30 独・サービス業PMI(12月)
17:30 独・総合PMI(12月)
17:30 欧・ユーロ圏製造業PMI速報値(12月)
17:30 欧・ユーロ圏サービス業PMI速報値(12月)
17:30 欧・ユーロ圏総合PMI速報値(12月)
19:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-10)(12月)
19:30 露・ロシア中央銀行が政策金利発表
20:00 ブ・IBGEサービス部門売上高(10月)
22:30 米・小売売上高(11月)
23:15 米・鉱工業生産指数(11月)
23:15 米・設備稼働率(11月)
23:45 米・製造業PMI(12月)
23:45 米・サービス業PMI(12月)
24:00 米・企業在庫(10月)
  • 提供:フィスコ社
先物・オプション口座開設先物・オプションお取引

少ない資金で大きな利益を狙いたくありませんか?そんな方はこちらを確認!

先物・オプションの関連コンテンツ

サキモノのココがPOINT!

先物・オプション口座開設先物・オプションお取引

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客さまが損害を被ったとしても当社、および情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製、または販売等を行うことは固く禁じます。
  • 必要証拠金額は当社SPAN証拠金(発注済の注文等を加味したSPAN証拠金×100%)−ネット・オプション価値(Net Option Value)の総額となります。
  • 当社SPAN証拠金、およびネット・オプション価値(Net Option Value)の総額は発注・約定ごとに再計算されます。
  • SPAN証拠金に対する掛け目は、指数・有価証券価格の変動状況などを考慮のうえ、与信管理の観点から、当社の独自の判断により一律、、またはお客さまごとに変更することがあります。
  • 「HYPER先物コース」選択時の取引における建玉保有期限は新規建てしたセッションに限定されます。必要証拠金額はSPAN証拠金×50%〜90%の範囲で任意に設定が可能であり、また、自動的に決済を行う「ロスカット」機能が働く取引となります。
  • 先物・オプションのSPAN証拠金についてはこちら(日本証券クリアリング機構のWEBサイト)
  • 指数先物の価格は、対象とする指数の変動等により上下しますので、これにより損失を被ることがあります。市場価格が予想とは反対の方向に変化したときには、比較的短期間のうちに証拠金の大部分、またはそのすべてを失うこともあります。その損失は証拠金の額だけに限定されません。また、指数先物取引は、少額の証拠金で多額の取引を行うことができることから、時として多額の損失を被る危険性を有しています。
  • 日経平均VI先物取引は、一般的な先物取引のリスクに加え、以下のような日経平均VIの変動の特性上、日経平均VI先物取引の売方には特有のリスクが存在し、その損失は株価指数先物取引と比較して非常に大きくなる可能性があります。資産・経験が十分でないお客さまが日経平均VI先物取引を行う際には、売建てを避けてください。
  • 日経平均VIは、相場の下落時に急上昇するという特徴があります。
  • 日経平均VIは、急上昇した後に数値が一定のレンジ(20〜30程度)に回帰するという特徴を持っています。
    日経平均VIは、短期間で急激に数値が変動するため、リアルタイムで価格情報を入手できない環境での取引は推奨されません。
  • 指数オプションの価格は、対象とする指数の変動等により上下しますので、これにより損失を被ることがあります。なお、オプションを行使できる期間には制限がありますので留意が必要です。買方が期日までに権利行使又は転売を行わない場合には、権利は消滅します。この場合、買方は投資資金の全額を失うことになります。売方は、市場価格が予想とは反対の方向に変化したときの損失が限定されていません。また、指数オプション取引は、市場価格が現実の指数に応じて変動しますので、その変動率は現実の指数に比べて大きくなる傾向があり、場合によっては大きな損失を被る危険性を有しています。
  • 未成年口座のお客さまは先物・オプション取引口座の開設は受付いたしておりません。
  • 「J-NETクロス取引」で取引所 立会市場の最良気配と同値でマッチングする場合、本サービスをご利用いただくお客さまには金銭的利益は生じないものの、SBI証券は取次ぎ手数料をSBIジャパンネクスト証券から受取ます。
  • J-NETクロス取引の詳細は適宜修正される可能性がありますのでご留意ください。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

SBI マネーアシスタント

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス

よくあるお問合せ
・証券税制と確定申告について
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • クレカ積立 上限金額UPでさらに便利に

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.