SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-03-28 20:09:05

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 >  日経平均は膠着から変動開始へ?FOMC、日銀会合に注目!

日経平均は膠着から変動開始へ?FOMC、日銀会合に注目!

2019/6/17

先物・オプション口座開設先物・オプションお取引

1米国株などを映して2週連続の上昇

先週の225先物は前週末比190円高(上昇率0.91%)の21,030円と2週連続して上昇した。週初は、前週末発表の弱い雇用統計を受けた米国の早期利下げ期待の高まりから、225先物にも買いが波及。心理的な節目である21,000円台を回復し、一時21,200円台にまで上値を伸ばした。ただ、米国株の上昇が一服した週半ばからは、手掛かり材料に乏しく戻り待ちの売りが先行し、不安定な動きとなった。また、香港でのデモや中東でのタンカー襲撃事件など地政学リスクへの警戒感も買い見送り要因に繋がった。週末の14日は先物・オプション6月限の特別清算指数(SQ)算出日だったが、東証1部の売買代金は2兆円程度で薄商いが続いた。

6月7日時点の裁定残高は、ネットベースで978億円の買い越し(前週は694億円の買い越し)と増加した。株数ベースでは、4,760万株の買い越しと5月31日時点(2,781万株の買い越し)比で増加している。

日経225と裁定残(6月7日時点)

ロールオーバーが主体に

225先物の手口では、週初から大きく売り越したバークレイ、ソジェン、JPモルガン、AアムロCなどの海外勢が上位に並んだ。週末の特別清算指数(SQ)算出日を控えて、期近物を売って、期先物を買うロールオーバーの動きが主流とみられていた。一方で、買い手口では、週を通じてコンスタントに買い越し基調であったCSが買い方トップになった。また、TOPIX先物の手口では、週を通じてコンスタントに売りをこなしたGS、ソジェン、モルガンS、シティGなどの海外勢の売りが上位に並んだ。TOPIX先物もロールオーバーの動きが主流とみられる。一方で、買い手口では、週を通じてコンスタントに買いを入れた野村のほか、SMBC日興、大和、みずほ証券といった国内証券が上位に名を連ねた。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2VIは上昇に転じた

日経平均ボラティリティ・インデックス(VI)は前週末比0.12pt高(上昇率0.70%)の17.28ptと上昇に転じた。米国の早期利下げ観測の高まりを背景に米国株が上昇したことに連動し、日経平均も上昇してスタートしたため、VIは低下して始まった。11日には一時16.66ptまで低下し、4月26日以来約1カ月半ぶりに低水準となった。その後は新規の手掛かり材料に乏しく、日経平均が上値の重い展開になると、VIはやや上昇に転じた。なお、オプション市場では、プットオプションにおける権利行使価格19,000円や20,000円処の建玉残高が依然として積み上がっており、先行き警戒感は拭えていない模様。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は横ばい、海外短期筋のショートカバーで週末にかけて水準戻す

横ばい。前の週末に米国がメキシコに対する関税引き上げを見送ったことなどが好感され、週初からトヨタ自動車などのほか、6月前半にかけて調整をみせたキーエンスや村田製作所などに対して外国勢による買い戻しの動きが意識されたことから、TOPIX優位の展開となった。これにより、11日には前の週と同様に13.56倍までの下押しをみせた。その後は週末にかけて、海外短期筋による225先物に対するショートカバーの流れから、日経平均が上昇し、13.65倍まで水準を戻した。

3日経平均は膠着から変動開始へ?FOMC、日銀会合に注目!

今週の225先物は、日米の重要イベントを控えて、方向感の掴みにくい展開となりそうだ。
米国では、利下げ期待を背景にした株価上昇が続くなか、18日から開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)は注目材料だ。金利先物相場から判断すると、今会合で利下げされる確率は2割程度となっているが、利下げが見送られた場合に失望感を誘うような仕掛け的な売りが出る可能性はあると警戒されている。今後の金融政策の運営方針を示す声明文などとともに、米国市場の動向に神経質になりそうだ。

また、19日からは日銀の金融政策決定会合も開催される。金融政策の現状維持が大方のコンセンサスだ。ただ、米国での利下げ期待が一段と高まり、為替市場で円高が一段と進んだ場合などには、日銀も日米金利差縮小を抑え込む目的で何らかの手段を講じることもあるのでないかとの見方もある。このため、日米の金融政策の動向を見極めようとの流れから様子見姿勢の強い展開となりそうだ。

変動開始となるのは各国の金融政策がはっきりしてきてからだろう。米国利下げの方針を受けて各国中央銀行が利下げサイクルに入りだした。米国の金融政策は、景気減速の予防のために7月、9月、12月に0.25%の利下げが見込まれており、実施された場合は2020年の景気加速が予想されている。そうなった場合、金融緩和を伴った業績回復となり、株式市場には非常に良い環境となる。貿易戦争の影響が懸念されるが、差し引いたとしても株高要素が勝るのではないか。年内は各国中央銀行の動向にも注目したい。今週の予想レンジは20,750-21,500円とする。

経済スケジュール(6月17日〜6月21日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

6月17日

国内

13:00

首都圏マンション発売(5月)

16:45

ソフトバンク・ビジョン・ファンド幹部が「日・サウジ・ビジョン2030 ビジネスフォーラム」で講演

海外

16:00

トルコ・失業率(5月)

20:00

ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(6月15日まで1カ月間)

20:25

ブ・週次景気動向調査

21:30

米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(6月)

23:00

米・NAHB住宅市場指数(6月)

29:00

米・対米証券投資収支(ネット長期TICフロー)(4月)

 

ブ・貿易収支(週次)(6月17日まで1カ月間、18日までに)

 

ポルトガル・ECBフォーラム(19日まで)、ドラギ総裁が開会演説

 

仏・パリ国際航空ショー(23日まで)

 

欧・欧外相理事会

 

米・通商代表部(USTR)の中国製品3000億ドル相当への関税計画を巡る公聴会

6月18日

国内

 

Lib Workが公募増資・株式売出し、東証マザーズに上場(発行価格:1083円)

 

月例経済報告(6月)

海外

10:30

中・新築住宅価格(5月)

15:00

欧・ユーロ圏新車販売台数(5月)

18:00

欧・ユーロ圏CPI(5月)

18:00

欧・貿易収支(4月)

18:00

独・ZEW期待指数(6月)

20:00

ブ・FGVインフレ率(IGP-M、2次プレビュー)(6月)

21:30

米・住宅着工件数(5月)

21:30

米・住宅建設許可件数(5月)

 

ポルトガル・カーニーイングランド銀行(英中央銀行)総裁がECBフォーラムで講演

 

英・保守党党首選、下院議員による第2回投票(2人に絞られるまで、19、20日にも投票が予定されている)

 

決算発表 アドビ

 

米・連邦公開市場委員会(FOMC)(19日まで)

6月19日

国内

08:50

貿易収支(5月)

15:36

衛藤日銀理事が 全国信用金庫大会であいさつ

 

国債買い入れオペ(残存10-25年、残存25年超)(日本銀行)

 

Sansanが東証マザーズに新規上場(公開価格:4500円)???

 

日銀政策委員会・金融政策決定会合(20日まで)

海外

07:45

NZ・経常収支(1-3月)

17:00

ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(6月15日まで1カ月間)

17:00

南ア・消費者物価指数(5月)

17:00

欧・経常収支(4月)

17:30

英・消費者物価コア指数(5月)

17:30

英・生産者物価産出コア指数(5月)

20:00

米・MBA住宅ローン申請指数(先週)

21:30

加・消費者物価指数(5月)

22:00

ブ・CNI産業信頼感(6月)

27:00

米・連邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利発表

 

ブ・ブラジル中央銀行が政策金利(SELICレート)発表(20日までに)

 

米・FOMC終了後、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が記者会見

 

英・保守党党首選、下院議員による第3回投票

 

決算発表 オラクル

6月20日

国内

08:50

対外・対内証券投資(先週)

14:30

全産業活動指数(4月)

15:30

黒田日銀総裁が会見

16:00

コンビニエンスストア売上高(5月)

 

日銀政策委員会・金融政策決定会合(2日目)、終了後決定内容発表

 

ピアズが東証マザーズに新規上場(公開価格:3620円)

海外

07:45

NZ・GDP速報(1-3月)

17:30

英・小売売上高指数(5月)

20:00

英・イングランド銀行(英中央銀行)が政策金利発表

21:30

米・経常収支(1-3月)

21:30

米・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(6月)

21:30

米・新規失業保険申請件数(先週)

23:00

米・景気先行指数(5月)

23:00

欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(6月)

 

英・カーニー中銀総裁が講演

 

英・保守党党首選、下院議員による第4回投票

 

欧・欧首脳会議(21日まで)

 

欧・ECB経済報告

 

タイ・ASEAN(東南アジア諸国連合)首脳会議など一連の会合(23日まで)

 

インドネシア・中央銀行が政策金利発表

 

フィリピン・中央銀行が政策金利発表

6月21日

国内

08:30

日・消費者物価コア指数(5月)

09:30

製造業PMI(6月)

13:30

浅川財務官が日本記者クラブで会見、G20財務相・中銀総裁会議の総括

 

国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年)(日本銀行)

 

ブランディングテクノロジーが東証マザーズに新規上場(公開価格:1740円)

 

株主総会 三菱自、第一生命H、三菱商、伊藤忠、住友商、丸紅、アルプスアルパイン、ソニーFH、スクエア・エニックスHD

海外

16:30

独・製造業PMI(6月)

16:30

独・サービス業PMI(6月)

16:30

独・総合PMI(6月)

17:00

欧・ユーロ圏製造業PMI(6月)

17:00

欧・ユーロ圏サービス業PMI(6月)

17:00

欧・ユーロ圏総合PMI(6月)

21:30

加・小売売上高(4月)

22:45

米・製造業PMI(6月)

22:45

米・サービス業PMI(6月)

22:45

米・総合PMI(6月)

23:00

米・中古住宅販売件数(5月)

 

米・ブレイナードFRB理事とクリーブランド連銀総裁がFRBのイベントに参加

 

米・サンフランシスコ連銀総裁がポッドキャスト主催

6月23日

海外

 

米・フィラデルフィア連銀総裁が講演

  • 提供:フィスコ社
先物・オプション口座開設先物・オプションお取引

少ない資金で大きな利益を狙いたくありませんか?そんな方はこちらを確認!

先物・オプションの関連コンテンツ

先物・オプション口座開設先物・オプションお取引

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客さまが損害を被ったとしても当社、および情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製、または販売等を行うことは固く禁じます。
  • 必要証拠金額は当社SPAN証拠金(発注済の注文等を加味したSPAN証拠金×100%)−ネット・オプション価値(Net Option Value)の総額となります。
  • 当社SPAN証拠金、およびネット・オプション価値(Net Option Value)の総額は発注・約定ごとに再計算されます。
  • SPAN証拠金に対する掛け目は、指数・有価証券価格の変動状況などを考慮のうえ、与信管理の観点から、当社の独自の判断により一律、、またはお客さまごとに変更することがあります。
  • 「HYPER先物コース」選択時の取引における建玉保有期限は新規建てしたセッションに限定されます。必要証拠金額はSPAN証拠金×50%〜90%の範囲で任意に設定が可能であり、また、自動的に決済を行う「ロスカット」機能が働く取引となります。
  • 先物・オプションのSPAN証拠金についてはこちら(日本証券クリアリング機構のWEBサイト)
  • 指数先物の価格は、対象とする指数の変動等により上下しますので、これにより損失を被ることがあります。市場価格が予想とは反対の方向に変化したときには、比較的短期間のうちに証拠金の大部分、またはそのすべてを失うこともあります。その損失は証拠金の額だけに限定されません。また、指数先物取引は、少額の証拠金で多額の取引を行うことができることから、時として多額の損失を被る危険性を有しています。
  • 日経平均VI先物取引は、一般的な先物取引のリスクに加え、以下のような日経平均VIの変動の特性上、日経平均VI先物取引の売方には特有のリスクが存在し、その損失は株価指数先物取引と比較して非常に大きくなる可能性があります。資産・経験が十分でないお客さまが日経平均VI先物取引を行う際には、売建てを避けてください。
  • 日経平均VIは、相場の下落時に急上昇するという特徴があります。
  • 日経平均VIは、急上昇した後に数値が一定のレンジ(20〜30程度)に回帰するという特徴を持っています。
    日経平均VIは、短期間で急激に数値が変動するため、リアルタイムで価格情報を入手できない環境での取引は推奨されません。
  • 指数オプションの価格は、対象とする指数の変動等により上下しますので、これにより損失を被ることがあります。なお、オプションを行使できる期間には制限がありますので留意が必要です。買方が期日までに権利行使又は転売を行わない場合には、権利は消滅します。この場合、買方は投資資金の全額を失うことになります。売方は、市場価格が予想とは反対の方向に変化したときの損失が限定されていません。また、指数オプション取引は、市場価格が現実の指数に応じて変動しますので、その変動率は現実の指数に比べて大きくなる傾向があり、場合によっては大きな損失を被る危険性を有しています。
  • 未成年口座のお客さまは先物・オプション取引口座の開設は受付いたしておりません。
  • 「J-NETクロス取引」で取引所 立会市場の最良気配と同値でマッチングする場合、本サービスをご利用いただくお客さまには金銭的利益は生じないものの、SBI証券は取次ぎ手数料をSBIジャパンネクスト証券から受取ます。
  • J-NETクロス取引の詳細は適宜修正される可能性がありますのでご留意ください。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

SBI マネーアシスタント

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス

よくあるお問合せ
・証券税制と確定申告について
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • クレカ積立 上限金額UPでさらに便利に

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.