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2024-03-30 00:34:06

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は276円安、短期調整に留意しつつも中期強気がメインスタンス

日経平均は276円安、短期調整に留意しつつも中期強気がメインスタンス

2020/1/18

1米財政政策への期待から一時29,000円に迫る

先週の225先物は前週末比320円高(上昇率1.13%)の28,460円と3週連続で上昇した。

週明け12日は、トランプ米大統領の弾劾訴追など政局混乱への懸念のほか、それまでの急ピッチでの上昇から利益確定売りも出て、一時28,000円を割り込む場面があった。

しかし、上昇相場に乗り遅れていた投資家による押し目買いから即座に28,000円を回復。13-14日かけては、米国でのバイデン次期政権下での大規模財政政策への期待に支えられ先高観が強まるなか、上値追いの展開となり、14日には一時28,970円と29000円に迫る場面がみられた。

ただ、急ピッチでの上昇から週末15日には利益確定売りに押され28,500円を割り込む展開となった。

1月8日時点の裁定残高は、ネットベースで9,094億円の売り越し(前週は9,198億円の売り越し)と減少した。株数ベースでは、3億3,899万株の売り越しで、12月30日時点(3億6,073万株の売り越し)から増加している。

日経平均と裁定残(1月8日時点)

225先物とTOPIX先物ともに海外勢の売り越しがやや目立つ

225先物およびTOPIX先物手口ともに海外勢の売り越しがやや目立った。GSが225先物とTOPIX先物の両方で売り方上位に名を連ねたほか、225先物ではGSと同様に比較的長期筋の動きを表しやすいとされるJPモルガンの売りも週後半にみられた。

また、TOPIX先物ではバークレイが売り越し。買い方では、CTA(商品投資顧問)など短期筋の動きを表しやすいとされるCSの買い越しが225先物とTOPIX先物の両方で見られた。

225先物では、そのほか、国内個人の日経レバ<1570>を通じた買いや日経ダブルイン<1357>の売りを通じた買い戻しとみられる野村が週を通じて目立った。TOPIX先物では、週初12-13日にBofA証の買い越しもみられた。15日のみずほ証券の買い越しは日銀による小幅なETF買いとみられる。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIは4週連続上昇、急ピッチでの上昇に警戒感も

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末比2.34pt高(上昇率11.30%)の23.04ptと4週連続で上昇した。

米国でのバイデン次期政権下での大規模財政政策への期待などから225先物が上値追いとなるなか、急ピッチでの上昇に対する警戒感も高まり、日経VIは週間を通してじり高基調となった。

海外投資家を中心に現物株主体の相場となっていることから、先物の売買高は大きくなく、その分、先物市場では短期筋の動きに左右されやすくなっているようだ。ボラティリティーの高まりから目先の日経VIは20ptをやや上回ったままでの推移が想定される。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は上昇、値がさの半導体関連株が大幅高となりNT倍率への刺激に

NT倍率(先物)は上昇。バイデン次期政権下での大規模財政政策への期待を背景に225先物が一時29,000円を窺うほどまでに上昇するなど225型優位の展開が続いた。

現物市場において、自動車生産の縮小を余儀なくされるほどに需給がひっ迫している状況を受けて業容拡大への思惑が高まった東京エレクトロン<8035>などの値がさの半導体関連株が大幅高となり、NT倍率を刺激した。

14日、半導体受託製造で世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)の発表した2020年10-12月業績が、売上高・純利益とも四半期として過去最高となったことを受けて週末も半導体関連株が躍進し、225先物の上昇やNT倍率の上昇に寄与した。

3日経平均は276円安、短期調整に留意しつつも中期強気がメインスタンス

今週の225先物は、一進一退の展開が予想される。

225先物は年明け以降、高値更新が続いてきているだけに、短期的な過熱感もあり、利益確定売りに押される場面もあるだろう。20日の米国での大統領就任式前後に一時的に流れが変わる可能性もある。

一方、20日からは日銀金融政策決定会合、21日には欧州中央銀行(ECB)定例理事会が予定されている。先んじて行われた14日のウェブ会議では、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が「緩和政策の出口議論は時期尚早」とのスタンスを改めて強調している。

黒田日銀総裁やラガルド総裁からも緩和的な内容が示されれば、過剰流動性相場に基づく株高シナリオの継続が強化されよう。

また、週初は中国12月鉱工業生産などの経済指標も予定されており、現物市場において、中国関連の値がさ株が強含めば、225先物の上昇にも寄与しそうだ。先高観は依然として強く、短期的な下げに留意しつつも中期的には強気保持でよいだろう。今週の予想レンジは27,800-29,200円とする。

経済スケジュール(1月18日〜1月22日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

1月18日

国内

13:30

鉱工業生産(11月)

13:30

設備稼働率(11月)

 

通常国会召集

海外

11:00

中・GDP(10-12月)

11:00

中・鉱工業生産指数(12月)

11:00

中・小売売上高(12月)

11:00

中・調査失業率(12月)

11:00

中・不動産投資(12月)

11:00

中・固定資産投資(都市部)(12月)

21:00

ブ・経済活動(11月)

 

米・株式市場は祝日のため休場(キング牧師生誕記念日)

 

欧・ユーロ圏財務相会合

 

英・カーニーイングランド銀行(英中央銀行)総裁が講演

 

アジア金融フォーラム(AFF、19日まで)

1月19日

国内

 

国庫短期証券(1年)入札

海外

16:00

欧・欧州新車販売台数(12月)

16:00

独・CPI(12月)

18:00

欧・ユーロ圏経常収支(11月)

19:00

独・ZEW期待指数(1月)

20:00

ブ・FGVインフレ率(IGP-M、2次プレビュー)(1月)

30:00

米・対米証券投資収支(ネット長期TICフロー)(11月)

 

決算発表 ゴールドマン、ネットフリックス、BofA

 

米・上院財政委員会のイエレン氏の財務長官指名承認公聴会

 

米・上院外交委員会のブリンケン氏の国務長官指名承認公聴会

 

欧・欧非公式財務相理事会

 

国際エネルギー機関(IEA)月報

1月20日

国内

10:10

国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年)(日本銀行)

14:00

コンビニエンスストア売上高(12月)

 

エレクトロニクス開発・実装展「ネプコン ジャパン」開幕(22日まで)

 

日銀政策委員会・金融政策決定会合(21日まで)

海外

10:30

中・1年物貸出金利(1月)

10:30

中・5年物貸出金利(1月)

16:00

英・消費者物価コア指数(12月)

16:00

英・生産者物価産出指数(12月)

17:00

南ア・消費者物価指数(12月)

19:00

欧・ユーロ圏CPI (12月)

22:30

加・消費者物価指数(12月)

24:00

米・NAHB住宅市場指数(1月)

24:00

加・カナダ銀行(中央銀行)が政策金利発表

30:00

ブ・ブラジル中央銀行が政策金利(SELICレート)発表

 

マレーシア・中央銀行が政策金利発表

 

決算発表 ASMLホールディング、P&G、モルガンS、アルコア

 

米・バイデン氏が大統領に就任

 

中・全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会

 

英・カーニーイングランド銀行(英中央銀行)総裁がイベント参加

1月21日

国内

08:50

貿易収支(12月)

08:50

輸出(12月)

08:50

輸入(12月)

08:50

対外・対内証券投資(先週)

14:00

スーパーマーケット売上高(12月)

15:00

工作機械受注(12月)

 

日銀政策委員会・金融政策決定会合(2日目)、終了後決定内容発表

 

黒田日銀総裁が会見

海外

09:30

豪・失業率(12月)

20:00

トルコ・中央銀行が政策金利発表

21:45

欧・欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表、ラガルド総裁が記者会見

22:30

米・新規失業保険申請件数(先週)

22:30

米・住宅着工件数(12月)

22:30

米・住宅建設許可件数(12月)

22:30

米・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(1月)

24:00

欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(1月)

 

南ア・南アフリカ準備銀行(中央銀行)が政策金利発表

 

インドネシア・中央銀行が政策金利発表

 

欧・欧首脳会議(オンライン)

 

決算発表 IBM、インテル

1月22日

国内

08:30

消費者物価コア指数(12月)

09:30

製造業PMI(1月)

09:30

サービス業PMI(1月)

09:30

総合PMI(1月)

10:00

営業毎旬報告(1月20日現在、日本銀行)

14:30

全国百貨店売上高(12月)

14:30

東京地区百貨店売上高(12月)

海外

06:45

NZ・消費者物価指数(10-12月)

16:00

英・小売売上高指数(12月)

17:30

独・製造業PMI(1月)

17:30

独・サービス業PMI(1月)

17:30

独・総合PMI(1月)

18:00

欧・製造業PMI(1月)

18:00

欧・サービス業PMI(1月)

18:00

欧・総合PMI(1月)

18:30

英・製造業PMI(1月)

18:30

英・サービス業PMI(1月)

18:30

英・総合PMI(1月)

22:30

加・小売売上高(11月)

23:45

米・製造業PMI(1月)

23:45

米・サービス業PMI(1月)

23:45

米・総合PMI(1月)

24:00

米・中古住宅販売件数(12月)

 

欧・ECB専門家予測調査

 

国連の核兵器禁止条約発効

  • 提供:フィスコ社

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