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2024-04-24 10:14:40

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は121円安、引き続き米国長期金利急上昇による、株価急落に注意!

日経平均は121円安、引き続き米国長期金利急上昇による、株価急落に注意!

2021/3/8

1米長期金利の動向に振り回される

先週の225先物は前週末比490円安(下落率1.67%)の28,760円と大幅に続落した。
週明けは、一時1.61%まで急騰していた米長期金利が一服したことで安心感が生まれ、225先物も反発スタート。現物市場で値がさハイテク株が全般買い戻されたことも225先物に寄与した。

2日もISM製造業景況指数が予想を上回る結果となった中でも金利が落ち着いたままだったことが安心感を誘い、朝方から米株高の流れを追い風に買い先行、225先物は一時3万円を回復した。

ただ、現物市場で日経平均が3万円を手前に戻り売りから失速すると、上値は重いとみた短期筋による先物主導の仕掛け的な売りが入り、225先物も急速に下落に転じていった。

経済指標を見極めたいとする思惑から3日はこう着感を強め、4日は米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長のインタビュー発言を前に手仕舞い売りが優勢となり、610円安の28,980円と急落。

週末5日はパウエル議長が金利抑制に関して具体的な策に触れなかったことが期待を裏切る形となり、米長期金利が1.5%を超えるなか失望売りが先行。一時28,300円まで突っ込む場面がみられた。

2月26日時点の裁定残高は、ネットベースで4,040億円の売り越し(前週は4,555億円の売り越し)と減少した。株数ベースでは、1億3,073万株の売り越しで、2月19日時点(1億4,832万株の売り越し)から減少している。

日経平均と裁定残(2月26日時点)

TOPIX先物では野村が大きく買い方筆頭に

225先物の売り手口では、一時急落場面がみられた週末5日にシティGが目立つ程度。買い手口では、1日と3日のモルガンSがやや目立った。一方、TOPIX先物では、大きく上下に振れた5日に、売り手口で裁定取引とみなされるソジェンとAアムロCが揃って存在感を見せる形に。

5日は、そのほか、JPモルガン、GS、シティGなどもやや目立つが、JPモルガン以外はロールと思われる。買い方では、レバやダブルインバを通じた取引か、野村が週を通して圧倒的に目立つ。他では、週末にかけて大和、SMBC日興、みずほ証券など国内勢が目立つが、これらはほぼロールと思われる。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIは低下、米金利睨みながら上下に振れる展開

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末比1.69pt安(下落率5.97%)の26.61ptと低下した。前々週から急騰していた日経VIは週半ばまでは米長期金利の一服感を受けて安心感から低下基調を辿った。

しかし、パウエル議長の発言機会が材料視されはじめた週後半からは、株式相場が連日大きく下落するなかで再び上昇する展開となった。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は大幅低下、米長期金利の動き警戒してハイテク・グロース売りが鮮明

NT倍率(先物)は大幅に低下。米長期金利の上昇一服を受けて週前半はハイテク株が買い戻されたこともあり、NT倍率は高止まり。しかし、週後半からはパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長のインタビュー発言への警戒から手仕舞い売りが優勢となり、値がさのハイテク株やグロース株が相対的に軟調となったことでNT倍率も低下基調に。

週末は、パウエル議長が金利上昇を抑制する具体策を示さなかったことが失望され、米長期金利が再び上昇、ハイテクの中でも特に値がさの半導体関連株が大きく売られ、225型が相対的に軟調な展開に。これに伴いNT倍率も大きく低下した。

3日経平均は121円安、引き続き米国長期金利急上昇による、株価急落に注意!

今週の225先物は引き続き米長期金利の動向に神経質な動きとなろう。来週に米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀政策決定会合というイベントを控えているだけに基本的には動きづらいとみられる。

ただ、週末にはメジャーSQ(特別清算指数)があるため、ポジション整理の動きが出やすい可能性も考えられる。時間外の米長期金利や米株価指数先物の動きに合わせて荒い値動きとなる場面もあるかもしれない。

しかし、FOMCを目前としたブラックアウト期間入りから高官からの発言はなく、手掛かり材料は少ない可能性がある。そうした中、米国長期金利に歯止めが利かない状況となれば想定以上の急落を招く可能性があり、注意が必要。

週後半には欧州中央銀行(ECB)定例理事会があり、金利上昇をけん制する発言が出ればややポジティブ。
しかし、大きな中銀イベントを前に一方向にポジションを傾けることは考えづらく、仮に一時的に大きく動いても、その後は反対に戻す動きが想定される。

そのため、週を通して一進一退のレンジ相場となりそうだ。今週の225先物予想レンジは28,500-29,500円。

経済スケジュール(3月8日〜14日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

3月8日

国内

08:50

国際収支(経常収支)(1月)

08:50

BOP経常収支調整(1月)

08:50

銀行貸出動向(含信金前年比)(2月)

08:50

貸出動向 銀行計(2月)

13:30

倒産件数(2月)

14:00

景気先行CI指数(1月)

14:00

景気一致指数(1月)

14:00

景気ウオッチャー調査 現状判断(2月)

14:00

景気ウオッチャー調査 先行き判断(2月)

15:00

雨宮日銀副総裁が読売経済フォーラムで講演

海外

15:45

スイス・失業率(2月)

16:00

独・鉱工業生産指数(1月)

20:00

ブ・FGVインフレ率(IGP-DI)(2月)

24:00

米・卸売在庫(1月)

27:00

ブ・貿易収支(週次)(3月7日まで1カ月間)

 

英・カーニーイングランド銀行(英中央銀行)総裁が講演

3月9日

国内

08:30

毎月勤労統計-現金給与総額(1月)

08:30

実質賃金総額(1月)

08:30

家計支出(1月)

08:50

GDP民間消費支出(10-12月)

08:50

GDP民間企業設備(10-12月)

08:50

GDPデフレーター(10-12月)

08:50

マネーストック(2月)

08:50

GDP改定値(10-12月)

15:00

工作機械受注(2月)

海外

16:00

独・貿易収支(1月)

16:00

独・経常収支(1月)

17:00

ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(3月7日まで1カ月間)

18:30

南ア・GDP(10-12月)

19:00

欧・ユーロ圏GDP確報値(10-12月)

21:00

ブ・IBGEサービス部門売上高(1月)

 

中・新規人民元建て融資(2月、15日までに)

 

中・マネーサプライ(2月、15日までに)

 

中・資金調達総額(2月、15日までに)

 

経済協力開発機構(OECD)が経済見通しを公表

3月10日

海外

10:30

中・消費者物価指数(2月)

10:30

中・生産者物価指数(2月)

16:00

トルコ・失業率(12月)

20:00

ブ・FGVインフレ率(IGP-M、1次プレビュー)(3月)

22:30

米・消費者物価コア指数(2月)

24:00

加・カナダ銀行(中央銀行)が政策金利発表

28:00

米・財政収支(2月)

 

決算発表 オラクル、アディダス

3月11日

国内

08:50

対外・対内証券投資(先週)

08:50

国内企業物価指数(2月)

13:00

東京オフィス空室率(2月)

海外

21:00

ブ・拡大消費者物価指数(IPCA)(2月)

21:45

欧・欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表、ラガルド総裁が記者会見

22:30

米・新規失業保険申請件数(先週)

24:00

米・JOLT求人件数(1月)

 

石油輸出国機構(OPEC)月報

 

決算発表 JDドットコム

3月12日

国内

08:50

景況判断BSI大企業全産業(1-3月)

08:50

景況判断BSI大企業製造業(1-3月)

10:00

営業毎旬報告(3月10日現在、日本銀行)

10:10

国債買い入れオペ(残存1ー3年、残存5ー10年、残存25年超)(日本銀行)

 

決算発表 シャープ

海外

16:00

独・CPI(2月)

16:00

英・GDP(1月)

16:00

英・鉱工業生産指数(1月)

16:00

英・商品貿易収支(1月)

19:00

欧・ユーロ圏鉱工業生産指数(1月)

21:00

印・CPI(2月)

21:00

印・鉱工業生産(1月)

21:00

ブ・小売売上高(1月)

22:30

加・失業率(2月)

22:30

米・生産者物価コア指数(2月)

24:00

米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報(3月)

3月14日

海外

 

米・夏時間開始

 

独・バーデン・ビュルテンベルク、ラインラント・プファルツ両州で州議会選

  • 提供:フィスコ社

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