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2024-04-25 18:26:45

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は68円高!米長期金利の動向に要注目。米CPIが鍵となるか!?

日経平均は68円高!米長期金利の動向に要注目。米CPIが鍵となるか!?

2021/8/10

1前週末の反動から買い戻し優勢

先週の225先物は前週末終値比で490円高(上昇率1.79%)の27,840円と6週ぶりに大幅に反発した。
週初は前の週末にかけて急落していた反動から海外短期筋の買い戻しが入るなか、390円高と大きく反発。3日は、米ISM製造業景況指数が予想外に2カ月連続で前月比悪化したことが重しとなったが、このところ底堅さが見られる27,500円割れの水準では買いが入り下げ渋った。その後は、国内での新型コロナウイルス感染動向や中国当局による規制強化を巡る不透明感から上値の重い展開が続いた。

一方、現物株市場での相次ぐ製造業企業の好決算を背景に、売り方が積極的に仕掛けるようなムードにもならず、下値も堅い展開が続いた。現物の日経平均の200日移動平均線が位置する27,800〜27,900円近辺が上値として意識されているようだった。もみ合いが続いた後、週末には労働市場の改善期待から米株高となった流れを追い風に一時27,900円まで上昇。米雇用統計を前に持ち高調整による売り方の買い戻しも入ったようだった。

7月30日時点の裁定残高は、ネットベースで1,050億円の買い越し(前週は484億円の買い越し)と増加した。株数ベースでは、3603万株の買い越しで、7月21日時点(792万株の買い越し)から増加している。

日経平均と裁定残(7月30日時点)

CSが両先物で買い方トップ

225先物では売り方に目立った動きが見られなかった一方、買い方では、これまで売り方に回っていたCSが買い方トップに躍り出るなど特徴的な動きが見られた。TOPIX先物でもCSは買い方トップとなっており、この週は短期筋による買い戻しが目立った。
また、TOPIX先物ではシティGも買い越し基調となった。一方、TOPIX先物の売り方では裁定業者のAアムロCやソジェンが累計上位に並んだほか、週末にはJPモルガンやHSBCの売り越しが見られた。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2低ボラティリティー相場を受けて低下基調

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末終値比3.38pt安(下落率14.74%)の19.55ptと5週ぶりに低下した。225先物が前の週末にかけて大きく下げていた反動から、この週は買い戻しが優勢となり、株式市場は安定していた。

225先物は上値が重い一方で、27500円を割り込むとすぐに下げ渋るといった動きが繰り返され、底堅さが確認された。ボラティリティー(変動率)の小さい週であったことから、日経VIは週を通じて低下基調を辿り、週後半には警戒水準とされる20ptを下回った。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は反発、225型の相対的な出遅れ感から買い戻し

NT倍率(先物)は反発。週初8月2日は前の週末にかけて急落していた反動から買い戻しが入り大幅反発。その後、7月の米ISM製造業景況指数が予想外に前月比で低下したことや、新型コロナ・デルタ変異株の拡大、中国当局による規制動向など不透明要素が全体の上値を抑えた。

ただ、現物の日経平均とTOPIXでは、200日線下まで下げている日経平均の出遅れ感が強く、先物市場でも225型の方がTOPIX型よりは相対的に買い戻しが入りやすかった。ダイキン<6367>など好決算を発表した値がさ株が急伸したことも225型優位の展開に寄与。週末の雇用統計前に売り方の買い戻しが進展すると、225型優位の展開が強まり、NT倍率は上昇した。

3日経平均は68円高!米長期金利の動向に要注目。米CPIが鍵となるか!?

今週の225先物は堅調か。2月高値をピークに日経平均は上値切り下げトレンドを継続、225先物も軟調な動きが続いてきた。しかし、前週はこれまで売り方に回っていたCSが225先物およびTOPIX先物で揃って買い方トップになるなど、売り方の買い戻しが確認されている。

また、前週末の米株市場では7月雇用統計において非農業部門雇用者数が94.3万人増と市場予想を大幅に上回る強い数値を記録。1.1%台での推移も度々見られていた米10年国債利回りも、景気回復期待の高まりを背景に1.3%台にまで戻してきた。米長期金利は3月末をピークに低下基調を4カ月以上も続けてきただけに、頃合いとしては上昇基調に転じてきてもおかしくない。今週は米国でCPIやPPIなど物価指標が発表されるが、市場予想よりも強いインフレが確認されれば、長期金利の反発基調が強まる可能性もある。その場合、長期金利との連動性が高い日本株への見直し機運が高まる可能性もあろう。

足元では4-6月期の好決算を受けて日本株への評価が高まってきているほか、前週には米シティが日本株の投資判断を「オーバーウェイト」に引き上げたほか、米ゴールドマン・サックスも強気の見方を示していると伝わった。売り方の先物買い戻しにも弾みがつく、ポジティブシナリオの実現に期待したいところだ。今週の225先物予想レンジは27,500-28,500円とする。

経済スケジュール(8月9日〜8月13日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

8月9日 国内   株式市場は休場(山の日の振替休日)
海外 10:30 中・消費者物価指数(7月)
10:30 中・生産者物価指数(7月)
14:45 スイス・失業率(7月)
15:00 独・貿易収支(6月)
15:00 独・経常収支(6月)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(先週)
20:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-DI)(7月)
23:00 米・JOLT求人件数(6月)
27:00 ブ・貿易収支(先週)
中・資金調達総額(7月、15日までに)
中・マネーサプライ(7月、15日までに)
中・元建て新規貸出残高(7月、15日までに)
米・アトランタ連銀総裁が講演
米・リッチモンド連銀総裁が講演
決算発表 ビオンテック
8月10日 国内 08:50 国際収支(経常収支)(6月)
08:50 貸出動向 銀行計(7月)
08:50 銀行貸出動向(含信金前年比)(7月)
13:30 倒産件数(7月)
14:00 景気ウオッチャー調査 先行き判断(7月)
14:00 景気ウオッチャー調査 現状判断(7月)
決算発表 大和ハウス、日産化、ブリヂスト、ソフトバンクG、INPEX、近鉄GHD、日ペイントHD
決算発表 T&DHD、日本新薬、アサヒGH、GMOPG、飯田GHD、キリンHD
海外 11:00 フィリピン・GDP(4-6月)
18:00 独・ZEW期待指数(8月)
21:30 米・非農業部門労働生産性(4-6月)
米・クリーブランド連銀総裁が講演
決算発表 コインベース
8月11日 国内 08:50 マネーストック(7月)
15:00 工作機械受注(7月)
決算発表 電通G、ゆうちょ銀、楽天G、日本郵政、東急、ネクソン、かんぽ生命、SMC、第一生命HD
海外 09:00 シンガポール・GDP(4-6月)
15:00 独・CPI(7月)
21:00 ブ・小売売上高(6月)
21:30 米・消費者物価コア指数(7月)
27:00 米・財政収支(7月)
米・アトランタ連銀総裁が講演
米・カンザスシティー連銀総裁が講演
サムスン電子が新製品発表会
決算発表 プルーデンシャル、イーベイ、レノボ
8月12日 国内 08:50 国内企業物価指数(7月)
10:00 営業毎旬報告(8月10日現在、日本銀行)
10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年)(日本銀行)
11:00 東京オフィス空室率(7月)
決算発表 明治HD、メルカリ、ラクス、リクルトH、サントリ食、JFEHD
決算発表 住友不動産、ヤマトHD、マクドHD、トレンド、東芝、光通信
海外 15:00 英・鉱工業生産指数(6月)
15:00 英・商品貿易収支(6月)
15:00 英・GDP(4-6月)
15:00 英・GDP(6月)
17:00 フィリピン・中央銀行が政策金利発表
18:00 欧・ユーロ圏鉱工業生産(6月)
20:00 トルコ中央銀行が政策金利発表
21:00 印・鉱工業生産(6月)
21:00 印・消費者物価指数(CPI)(7月)
21:00 ブ・IBGEサービス部門売上高(6月)
21:30 米・PPI最終需要(7月)
21:30 米・生産者物価コア指数(7月)
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
27:00 メキシコ中央銀行が政策金利発表
印・貿易収支(7月、15日までに)
国際エネルギー機関(IEA)月報
石油輸出国機構(OPEC)月報
ザンビア・大統領選
決算発表 百度、鴻海精密工業、ドアダッシュ、ウォルト・ディズニー、エアビーアンドビー
8月13日 国内 08:50 対外・対内証券投資(先週)
決算発表 ENEOS、三菱HCキャピタル、朝日インテ、日本通運、富士フHD、オープンH
海外 13:00 マレーシア・GDP(4-6月)
17:30 香港・GDP(4-6月)
18:00 欧・ユーロ圏貿易収支(6月)
21:00 ブ・経済活動(6月)
21:30 米・輸入物価指数(7月)
23:00 米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報(8月)
25:00 露・GDP(4-6月)
  • 提供:フィスコ社

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