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2024-04-20 06:21:22

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は660円安!短期波乱に要警戒!一方TOPIX先物は買戻しの余地あり?

日経平均は660円安!短期波乱に要警戒!一方TOPIX先物は買戻しの余地あり?

2021/9/21

1独自要因で独歩高の展開

先週の225先物は前週末終値比190円高(上昇率0.63%)の30,350円と上昇。引き続き、独自要因を背景に良い意味で海外市場との連動性は弱く堅調に推移した。米国市場は、予想を上回る生産者物価指数(PPI)の一方、予想を下回る消費者物価指数(CPI)などまちまちな物価指標を背景にインフレ懸念がくすぶる形に。

他方、小売売上高は予想外に前月比で増加したほか、ニューヨーク連銀やフィラデルフィア連銀が発表する景気指数はともに予想を大幅に上回ったが、新型コロナウイルス変異株(デルタ株)の脅威はくすぶり、景気減速懸念を払しょくするには至らなかった。こうした調整色強める米国市場を横目に、東京市場は17日の自民党総裁選告示が近づくなか、次期政権への期待感という独自の株高要因を背景に、独歩高の動きとなった。現物株市場の日経平均がバブル崩壊後の最高値を更新した14日には、225先物も30,620円まで上値を伸ばした。

9月10日時点の裁定残高は、ネットベースで7,077億円の買い越し(前週は3,774億円の買い越し)と増加した。株数ベースでは、2億3,126万株の買い越しで、9月3日時点(1億4,132万株の買い越し)から増加している。

日経平均と裁定残(9月10日時点)

TOPIX先物中心に海外勢の買い越し目立つ

政局流動化をきっかけとした海外勢の先物買い戻しの傾向はこの週も続いた。特に目立ったのがTOPIX先物で、年前半に売り方でよく上位にいたBofA証券が大幅な買い越しで累計上位に躍り出た。
そのほか、JPモルガンやバークレイなど海外勢の買い越しが目立った。また、国内機関投資家の買いか、野村も買い方で上位に並んだ。225先物でも、バークレイやUBS、BNPパリバなどの海外勢が買い方上位を独占した。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2コールの出来高増加で日経VI高止まり

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末終値比0.73安(下落率3.50%)の20.08と小幅に低下した。次期政権への期待感のほか東京都の新型コロナ新規感染者数の減少などを背景に国内市場での先高観は依然強い。

こうした中、本来、プット(売る権利)の出来高増加が日経VIの上昇要因となることが多いが、今回の株高局面ではコール(買う権利)の出来高が大幅に増えていることが日経VIの上昇を生み出しているようだ。権利行使価格帯で30,000円、31,000円、31,500円のコールの建玉が積み上がっており、31,000円前後までの上昇を見込んでいる投資家が多い様子。コールの出来高増加に伴い、日経VIは20超えの状態で高止まりとなった。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は小幅低下もほぼ変わらず、全般買い優勢で225型、TOPIX型に優劣なく

NT倍率(先物)は小幅に低下。まちまちな物価指標や景気指標を受けてくすぶるインフレ警戒や景気減速懸念、新型コロナウイルス変異株(デルタ株)の流行懸念などを背景に米国市場が調整色を強めるなかでも、東京市場は全般堅調だった。自民党総裁選が近づくなか次期政権への期待は根強く、前週比減少傾向が続く国内新型コロナ新規感染者数なども投資家心理を改善させた。

東証1部の主力大型株全般が買われた結果、TOPIXはバブル崩壊後の高値更新基調を続け、日経平均も14日にはバブル崩壊後の高値を更新した。こうした中、先物でも225型、TOPIX型に大きなパフォーマンス格差は生まれず、NT倍率はもみ合いの末、前週末比でほぼ変わらずとなった。

3日経平均は660円安!短期波乱に要警戒!一方TOPIX先物は買戻しの余地あり?

今週の225先物は軟調スタートも底堅い展開か。自民党総裁選告示を17日に迎え、29日の投開票までは候補者間の政策討議が活発化する。メディア露出も増え、次期政権への期待感が強まるなか国内市場の先高観は保たれそうだ。また、東京都の新型コロナ新規感染者数が連日1,000人を下回るなど感染ピークアウト感が鮮明となっているほか、国内でワクチン接種を2回済ました人の割合が5割を超えたことも投資家心理を下支えしよう。9月第1週と第2週の間に海外投資家はTOPIX先物で4,700億円程度、225先物で6,000億円弱それぞれ買い越した。

ただ、現物株市場の日経平均が2月高値を付けた2月15日週から8月23日週までに海外投資家はTOPIX先物を1兆円強、日経平均先物を7,000億円強売り越していた。TOPIX先物については依然買い戻し余地が大きく、国内市場の先高観が強まるなか、225先物での新規買いも期待できよう。

一方、今週は、政策金利見通しの結果が注目される米連邦公開市場委員会(FOMC)が控えており、祝日明けの週末24日までは様子見ムードが強まりやすい。また米国市場では債務上限引き上げを巡る政治不透明感が台頭しているほか、中国では恒大集団の信用不安問題などもくすぶる。先高観は強い一方、これら米中の不透明要因を背景に、短期的には今週は国内市場も上下に振れやすそうだ。今週の225先物予想レンジは29,500-30,500円とする。

経済スケジュール(9月20日〜9月26日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

9月20日 国内 株式市場は祝日のため休場(敬老の日)
海外 23:00 米・NAHB住宅市場指数(9月)
27:00 ブ・貿易収支(先週)
加・総選挙
中・株式市場は祝日のため休場(中秋節、21日まで)
国際原子力機関(IAEA)総会(24日まで)
9月21日 国内 15:00 工作機械受注(8月)
日銀政策委員会・金融政策決定会合(1日目)
新型コロナ感染症対応の金融支援特別オペ(日本銀行)
決算発表 ツルハHD、日本オラクル
海外 16:20 インドネシア・中央銀行が政策金利発表
21:00 ハンガリー・中央銀行が政策金利発表
21:30 米・住宅着工件数(8月)
21:30 米・住宅建設許可件数(8月)
21:30 米・経常収支(4-6月)
米・連邦公開市場委員会(FOMC)(22日まで)
経済協力開発機構(OECD)が世界経済見通しを公表
国連総会一般討論(27日まで)、バイデン米大統領らが演説
米・「モーターベラ」プレスデー(22日まで、一般公開は23-26日)
決算発表 アドビ、フェデックス
9月22日 国内 10:00 営業毎旬報告(9月20日現在、日本銀行)
日銀政策委員会・金融政策決定会合(2日目)、終了後決定内容発表
黒田日銀総裁が会見
シンプレクス・ホールディングスが東証1部に新規上場(公開価格:1620円)
ユミルリンクが東証マザーズに新規上場(公開価格:1000円)
コアコンセプト・テクノロジーが東証マザーズに新規上場(公開価格:3500円)
海外 10:30 中・1年物貸出金利(9月)
10:30 中・5年物貸出金利(9月)
17:00 南ア・消費者物価指数(8月)
23:00 米・中古住宅販売件数(8月)
23:00 欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(9月)
27:00 米・連邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利発表
米・FOMC終了後、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が記者会見
香港・株式市場は祝日のため休場(中秋節の翌日)
米・疾病対策センター(CDC)諮問委がブースター接種に関し会合(23日まで)
9月23日 国内 株式市場は祝日のため休場(秋分の日)
海外 06:00 ブ・ブラジル中央銀行が政策金利(セリック金利)発表
16:30 独・製造業PMI(9月)
16:30 独・サービス業PMI(9月)
16:30 独・総合PMI(9月)
16:30 スイス・中央銀行が政策金利発表
17:00 フィリピン・中央銀行が政策金利発表
17:00 欧・ユーロ圏製造業PMI(9月)
17:00 欧・ユーロ圏サービス業PMI(9月)
17:00 欧・ユーロ圏総合PMI(9月)
17:30 英・製造業PMI(9月)
17:30 英・サービス業PMI(9月)
17:30 英・総合PMI(9月)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(9月22日まで1カ月間)
20:00 英・イングランド銀行(英中央銀行)が政策金利発表
20:00 トルコ・中央銀行が政策金利発表
21:30 加・小売売上高(7月)
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
22:45 米・製造業PMI(9月)
22:45 米・サービス業PMI(9月)
22:45 米・総合PMI(9月)
23:00 米・景気先行指数(8月)
25:00 米・家計純資産(4-6月)
南ア・南アフリカ準備銀行(中央銀行)が政策金利発表
台湾・中央銀行が政策金利発表
欧・欧州中央銀行(ECB)経済報告
決算発表 ナイキ
9月24日 国内 08:30 消費者物価コア指数(8月)
09:30 製造業PMI(9月)
09:30 サービス業PMI(9月)
09:30 総合PMI(9月)
10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年、残存25年超)(日本銀行)
14:00 スーパーマーケット売上高(8月)
14:30 全国百貨店売上高(8月)
14:30 東京地区百貨店売上高(8月)
レナサイエンスが東証マザーズに新規上場(公開価格:670円)
海外 07:45 NZ・貿易収支(8月)
17:00 独・IFO企業景況感指数(9月)
21:00 ブ・拡大消費者物価指数(IPCA-15)(9月)
21:30 ブ・経常収支(8月)
21:30 ブ・海外直接投資(8月)
23:00 米・新築住宅販売件数(8月)
米・日米豪印4カ国戦略対話(Quadrilateral Security Dialogue、クアッド)初の対面首脳会議
米・FRBがオンラインイベント開催(パウエル議長、クラリダ副議長、ボウマン理事が参加)
米・クリーブランド連銀総裁が講演
9月25日 海外 スイス・中央銀行主催の会合にニューヨーク連銀総裁が参加
アイスランド・議会選挙
台湾・最大野党・国民党主席選
英・労働党大会(29日まで)
9月26日 海外 独・連邦議会(下院)選挙
  • 提供:フィスコ社

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