4/23(日)に実施されたフランス大統領選。既に多くのメディアで報道されていますが、
フランス内務省の発表によると、午後10時35分時点で中道系独立候補のマクロン候補が得票率で首位、極右政党、国民戦線のルペン党首が2位となっている模様で、5/7(日)に実施される第2回の決選投票には、マクロン氏とルペン氏が進むことが「確実」と伝えられています。
大方の予想通りの結果となり、決選投票でもマクロン氏が有利とされており「脱EU」を歓迎しない市場にとっては好材料になっています。
これを受け4/24(月)の東京株式市場では、日経平均株価が買い先行になりそうです。とはいえ、5/7(日)の第2回投票まではルペン候補当選の可能性は残っており、為替・株とも揺り戻しには注意が必要です。
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フランス大統領選挙の今後の見所は?
フランス大統領選挙は、1965年から開始された選挙制度のもと、5年に一度、国民による直接投票で実施されます。投票が2回になることが多いのが特徴で、第1回の投票で大統領になるには、有効投票総数の過半数の得票が必要です。どの候補者も過半数を得られなかった場合、上位2人の候補者の間で決選投票となり、多くの票を得た候補者が大統領に選出されます。これまで1回目の投票で決着したことはありませんでした。前述の通り、5/7(日)の決選投票までもつれることがほぼ確実となり、5/8(月)の相場が大きく動く可能性も否定できません。やはりフランスの女性トランプと言われる国民戦線ルペン氏の勝敗が鍵と言えそうです。
今後のEUの方向性を決める非常に大事なフランス大統領選挙。結果が判明するまで目が離せません。
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