SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-03-28 22:36:39

マーケット > レポート >  特集レポート >  【マーケット・フラッシュ】日米で株価急落!理由は?下値メドは?

【マーケット・フラッシュ】日米で株価急落!理由は?下値メドは?

2021/9/29
投資情報部 鈴木 英之

9/29(水)午前の日経平均株価は、大きく売りが先行する展開になっています。午前10時30分前後の段階では下げ幅が700円超(下落率は2%超)となり、29,500円を割り込む水準での取引になっています。同じ時間、TOPIXの下落率も2%超となっています。

日経平均株価が大きく下げている理由は以下の通りです。

(1)現地時間9/28(火)の米国市場で株価が大きく下落。
  (A)米10年国債利回りが、9/22(水)1.309%から9/28(火)は1.541%まで短期間に急上昇。
  (B)米債務上限問題の再燃。不透明感の継続。
(2)9/29(水)は3月・9月決算等の権利落ち・・・日経平均株価の配当落ちは181円93銭(日経新聞による計算)。
(3)日経平均採用銘柄の入れ替え(10/1)を控えたテクニカルな売り(推定で約5千億円)。
(4)中国「恒大集団」をめぐる不透明感の継続。

ここで(2)と(3)については期限が定められたリスク要因とみなされます。(4)については、市場が克服するまで長期化が懸念されますが、中国が国慶節で休場となる10/1(金)〜10/7(木)は短期的に悪材料が出にくくなると考えられます。

9/29(水)の株価急落で注意すべきは、(1)が中心と考えられます。

そのうち、(A)について、世界の中央銀行の間では、金融政策を引き締める方向性が多数派となっており、FRB(米連邦準備制度理事会)の金融政策も、緩和的金融政策からの出口戦略を志向していることは確かである思われます。ただ、債券市場の変動が、日本の機関投資家等にとって年度上期末となる9月末と重なっていることもあり、10月以降、流れに変化が生じるか改めて確認したいところです。

(1)の(B)については、イエレン財務長官が10/18(月)頃に、「資金が枯渇する可能性がある」と異例の警告を行っていることや、米金融大手が米国のデフォルトに備えるとの発言をしており、向こう半月程度、情報の交錯に悩まされる可能性がありそうです。ただ、米債務上限問題はこれまで同様、共和党と民主党の駆け引きに使われることが多く、基本的には米国のデフォルトでメリットを受ける向きは、ほとんどいない以上、最終的には解決されるというのがメインシナリオと考えられます。むしろ、バイデン政権の景気刺激策を巡り、歳出予算の削減等で、実効性が削がれることの方が本質的リスクかもしれません。

日経平均株価の当面の下値支持ラインとしては以下の4つが想定されます。

・29,515円・・・8/20〜9/14上昇(取引時間中ベース)分の3分の1押し。ただし、9/29(水)取引時間中に通過。
・29,323円・・・25日移動平均線(9/28現在)。
・29,000円・・・心理的節目。
・28,875円・・・8/20〜9/14上昇(取引時間中ベース)分の半値押し。

なお、9/29(水)は自民党総裁選挙の投開票日ですが、午前中の段階で株価への影響は限定的であったとみられます。

  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客様が損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。
    重要な開示事項(利益相反関係等)について新しいウィンドウで開きます。

<手数料等及びリスク情報について>

  • 当社の取扱商品は、各商品毎に所定の手数料や必要経費等をご負担いただく場合があります。また、各商品等は価格の変動等により損失が生じるおそれがあります(信用取引、先物・オプション取引、外国為替保証金取引、取引所CFD(くりっく株365)では差し入れた保証金・証拠金(元本)を上回る損失が生じるおそれがあります)。各商品等への投資に際してご負担いただく手数料等およびリスク情報につきましては、SBI証券WEBサイトの当該商品等のページ及び金融商品取引法に係る表示並びに契約締結前交付書面等の記載内容をご確認ください。
    金融商品取引法に係る表示はこちら新しいウィンドウで開きます。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

SBI マネーアシスタント

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス

よくあるお問合せ
・証券税制と確定申告について
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • クレカ積立 上限金額UPでさらに便利に

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.