今こそアクティブファンドの実力に注目!?米国株ファンドをピックアップ!
2020/5/11
新型コロナウイルスの影響は、当初の予想を大きく超えて世界に広がり、株式市場にも大きな影響を与えています。それは、世界の株式市場の成長をけん引してきた米国株市場もその例外ではありません。消費の急減や雇用不安、景気の先行きの不透明感から、S&P500指数は2月につけた史上最高値から一時30%以上下落しました。
一方、主要各国が外出制限などの措置に踏み切るなかで“巣ごもり”需要を捉えた情報技術関連の企業が再度注目されたり、消費が落ち込む中で手元資金が豊富で強い財務体質を持つ企業が見直されるなど、このような環境だからこそ存在感を発揮する企業も出てきています。
そうした局面だからこそ、企業を分析し投資先を厳選するアクティブファンドに注目してみてはいかがでしょうか。ここでは、主に米国株式に投資を行う4つのファンドをそれぞれの特徴と共にご紹介しています。
各ファンドの魅力をチェック!
世界経済という「おおぶね」に乗る -- 農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね
米国企業の中でも「付加価値の高い産業」「圧倒的な競争優位性」「長期的な潮流」の3つの基準を満たし、長期的な利益成長に期待ができる一握りの企業を厳選し、長期投資を行うことで、持続的な資産の成長をめざします。
それらの企業は社会にとって“無くてはならない”存在であると考えられ、短期的な経済の先行きが不透明なときでも存在感を発揮しながら、長期的には成長を続けていくことに期待ができるのではないでしょうか。
「構造的に強靭な企業®」の3つの基準
①付加価値の高い産業 商品・サービスの提供を通じて |
②圧倒的な競争優位性 高い技術や独自のサービスを通じて |
③長期的な潮流 人口動態や環境問題など |
netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし)
米国のテクノロジー関連企業に注目し、投資を行うファンドです。新型コロナウイルスの影響により、我々は普段の仕事や生活、他者とのコミュニケーションなど、生活のさまざまな場面においてその在り方を見直さなければならない状況に置かれています。そうした中で、テクノロジーが社会において果たす役割はより一層高まっていくと考えられ、関連企業の今後の業績にも期待がもてそうです。また、本ファンドは単にテクノロジー関連企業に投資するファンドというだけではなく、「よりよい投資収益は、長期にわたって成長性の高い事業へ投資することにより獲得される」という投資哲学のもと、個別銘柄の分析を重視し厳選投資を行うファンドという側面も持ちます。
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース為替ヘッジなし
“利益を将来のために再投資し、外部環境に左右されにくく、長期にわたって安定成長できる卓越したビジネスを持つ”、持続的な成長企業を徹底的なリサーチに基づいて厳選します。分析にあたっては、収益性・投資の効率性・財務健全性の3つの観点を重視しており、なかでも収益性の観点では「独自のビジネスモデルで高い参入障壁を築いていること」、財務健全性の観点では「資本市場の影響を受けにくい強固な財務体質を持っていること」などを重要視しており、これらの特徴は経済環境が不安定な局面でこそ優位性を発揮すると期待できるのではないでしょうか。
UBS米国成長株式リスク・コントロール・ファンド
高い収益性や成長性が期待される米国企業の中でも、成長余地やその持続期間の点で過小評価されていると考えられる企業を発掘し投資を行います。
また、市場のリスクの高まりに応じて株式組入比率を調整する、独自のリスク・コントロール戦略によって投資リスクの低減を図ります。2月中旬に高値を付けた後、米国株が急落した局面においてはS&P500などの主要指数と比較して相対的に下落率を抑えることに成功しており、これはリスク・コントロール戦略が有効に機能した結果と言えるのではないでしょうか。
ご注意事項
- 「毎月分配型」「隔月分配型」の投資信託については、お取引の前に必ず「毎月または隔月分配型投信の収益分配金およびNISAでのご注意事項、ならびに通貨選択型投信に関するご注意事項」の内容をご確認いただきますようお願いいたします。
- 投資信託は、主に国内外の株式や債券等を投資対象としています。投資信託の基準価額は、組み入れた株式や債券等の値動き、為替相場の変動等により上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
- 投資信託は、個別の投資信託毎にご負担いただく手数料等の費用やリスクの内容や性質が異なります。ファンド・オブ・ファンズの場合は、他のファンドを投資対象としており、投資対象ファンドにおける所定の信託報酬を含めてお客様が実質的に負担する信託報酬を算出しております(投資対象ファンドの変更等により、変動することがあります)。
- ご投資にあたっては、商品概要や目論見書(目論見書補完書面)をよくお読みください。