ベトナムの代表的な株価指数の1つVN指数※は、1月4日（火）に3日続伸して1,500ポイントの大台を初めて突破し、1月10 日（月）には1,528.57ポイントまで上昇して史上最高値を更新しました。以降、1,500ポイント前後で推移し、3/25（金）現在は1,498.50ポイントとなっています。この様に、VN指数は2022年に入って以降、高値圏にあることから上値抵抗線をめざす局面で利益確定売りなどが出て、上値の重い展開が続いています。
ただ、図表1でVN指数（青い線）と日経平均株価（ピンクの線）の直近2年間の値動きを見るとその差は歴然で、VN指数が好調なパフォーマンスを維持していることが分かります。

※VN指数　ホーチミン証券取引所上場の全銘柄からなる時価総額を加重平均した指数。2007年2月28日を基準日とし、この日の時価総額を100として算出しています。

期間2年：2020/4〜2022/3/25（週足）
※2020年4月6日を100とし、指数化。
※当社チャートツールを用いてSBI証券が作成。
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。

こうした好調な株価指数の値動きを受け、ベトナム関連のファンドにも注目が高まっています。
SBI証券の2月（月間）の販売金額ランキング、積立設定金額ランキングではトップ20位圏内にファイブスター投信のベトナム・ロータス・ファンドがランクインし、盛り上がりをみせています。
なお、当ファンドの残高は1月4日（火）時点で124億1,100万円だったことに対し、3月25日（金）現在は163億9,100万円まで拡大し、およそ3ヵ月間で約40億円も増加しています。

期間1年：2021/3/26〜2022/3/25（日足）
※モーニングスターのWealth Advisorsを用いてSBI証券が作成。
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。

そこで今回は、前述でご紹介したファイブスター投信のベトナム・ロータス・ファンドの他、高いパフォーマンス力が魅力であるT&DアセットマネジメントのT&D ベトナム株式ファンド（愛称：V-Star）をご紹介します。
なんと！今回はファイブスター投信のベトナム・ロータス・ファンドの運用を担当されている元木　宏氏による最新のベトナム情報も動画にて配信いたします。ぜひ、最後までご覧ください。

ファイブスター−ベトナム・ロータス・ファンド （愛称：ロータス） カテゴリ：国際株式 レーティング：

ベトナムは1995年にアメリカとの国交を正常化し、ASEAN（東南アジア諸国連合）に加盟しました。この頃からベトナムでは経済発展が加速し始め、こうした動きは1945年の終戦後に成長を始めた日本になぞらえる事ができます。実際に、現在のベトナムの経済状況は今からおよそ50年前の1970 年（昭和45年）前後の日本の状況に良く似ています。
日本の株価（日経平均株価）が1970年末から1989年末までの19年間で約20倍上昇したことから、ベトナムも同様の発展を続けた場合、中長期での株価上昇に期待が高まります。

1. Food and Agriculture Organization 2017年
2.3. 国連人口部の推計人口統計2019年
4.IMF推計値 2019年、過去の日本は内閣府GDP統計値を年末の為替レートでドル換算 したもの
5.IMF推計値 2019年、過去の日本は内閣府経済統計
6.Bloombergデータ 2021年3月8日、ベ トナムは3市場合計、日本は東証1部と2部の合計、日本の過去は日本取引所グループのデータ（1971年末）
※ファイブスター投信作成資料より抜粋。

以下は、VN指数とベトナム・ロータス・ファンドの値動きです。
2020年3月以降、共に上昇基調となっていますが、2021年1月以降についてはVN指数（赤い線）よりもベトナム・ロータス・ファンド（青い線）のパフォーマンスが堅調であることが分かります。
次項では、好調なパフォーマンスを下支えするベトナム・ロータス・ファンドの組入れ上位5銘柄について、ご紹介します。

※期間　2019年12月末〜2022年2月末まで
※ファイブスター投信作成資料より抜粋。
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。

※2022年2月28日時点。
※ファイブスター投信作成資料より抜粋。
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。

当ファンドは、2021年のトータルリターンが79.33%と、類似ファンド分類平均を54.97%上回って分類内で第1位の運用成績でした。また、2017年1月20 日設定来の3年トータルリターンの推移は、2021年12月末までの過去24ヵ月間のうち、21ヵ月間で類似ファンド分類平均を上回っており、同期間のモーニングスターレーティングも全ての月で3ツ星以上となっています。特に2021年3月以降は5ツ星を継続しており、運用成績の向上が目立ちます。

※ベトナム株式ファンド＝ファンド名に「ベトナム」を含むファンド

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当ファンドの運用を担当する元木氏は、複数の外資系運用会社にて、執行役員・株式運用部長、常務執行役員・運用本部長などを歴任し、運用・調査経験年数は約25年のベテランです。
ベトナム株の調査にあたっては、ベトナムの複数の証券会社から銘柄調査レポートを受領し、情報交換を行い、最終的な投資判断は元木氏が自ら行っています。
そこで今回は特別に、元木氏からベトナム・ロータス・ファンドの魅力とベトナム経済の展望を皆さまにお届けします。

Ｔ＆Ｄ−Ｔ＆Ｄ　ベトナム株式ファンド（愛称：Ｖ−Ｓｔａｒ） カテゴリ：国際株式 レーティング：―

以下の図表は、中国を上回る経済成長率が期待されるベトナムと中国の経済成長率の推移です。
ベトナムは、アジアの経済成長におけるけん引役であった中国を上回る高い経済成長が見込まれ、次なるアジアのリーダーとして期待されています。
なお、中国では生産年齢人口（15〜64歳の合計）が2015年以降減少に転じているのに対し、ベトナムでは2040年まで増加が継続されると予想されており、人口動態において有利な状況です。労働人口の増加が消費の拡大へとつながり、高い経済成長率を下支えするとみられています。
また、生産拠点の移転等により、ベトナムへの外国直接投資（FDI）は増加傾向にあります。これらを背景にベトナムは今後も高い経済成長率を維持していくことが予想されています。

期間：2016年〜2026年（年次）、2021年以降はIMFによる推計値。
出所：IMF World Economic Outlook Database, October2021のデータに基づきT&Dアセットマネジメントが作成。
※T&Dアセットマネジメント作成資料より抜粋。
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。

V-Starの主要投資対象であるインドシナ地域株式マザーファンドは、2007年8月28日に設定され、14年以上におよぶベトナム株式運用のトラックレコードがあります。
以下は、V-Star（マザーファンド）の設定来の推移を、ベトナム株式指数の値動きと比較した図表です。
V-Star（マザーファンド）は幾多の相場変動を乗り越え、中長期でベトナム株式指数を上回るパフォーマンスとなっていることが分かります。

※V-Star（マザーファンド）は、V-Starが主要投資対象とする伊インドシナ地域株式マザーファンドの基準価額より、V-Starにかかる信託報酬（年率1.628%、税込）を控除したものです。
ベトナム株式指数は、ベトナムVN指数（配当込み、円ベース）。基準価額へ反映される値動きを考慮し、前営業日の値を基に算出。
期間：2007年8月28日〜2021年10月29日、日次、2007年8月28日を10,000として指数化。
出所：Bloombergのデータに基づきＴ＆Ｄアセットマネジメントが作成。
※T&Dアセットマネジメント作成資料より抜粋。
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。

プールやフィットネスジムなどの共有施設、スーパーマーケットなどの商業施設を備え、また交通利便性にも 優れた質の高い住宅を供給するベトナムの大手住宅デベロッパーです。
ベトナムは都市部だけでなく、郊外の工業地帯でも人口増加による住宅 不足が深刻化していて、日本などの外資系企業のノウハウを活用し たスマートシティ開発が多く行われています。同社も西日本鉄道や阪急阪神不動産等、複数の日本企業のパートナーと大規模な都市開発のプロジェクトを行っています。

期間：2017年1月3日〜2022年2月11日（日次）
出所：Bloomberg、Factsetのデータに基づき、T&Dアセットマネジメントが作成。
※T&Dアセットマネジメント作成資料より抜粋。
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。

期間：2017年〜2023年（暦年度末）、2021年度以降は予想
出所：Bloomberg、Factsetのデータに基づき、T&Dアセットマネジメントが作成。
※T&Dアセットマネジメント作成資料より抜粋。
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。

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V-Starの実質的な運用を担う日興アセットマネジメント アジア※の運用力についてご紹介するインタビュームービーです。
日興アセットマネジメント アジアは、地理的にベトナムと近く、アジアの金融における中心的存在のシンガポールに拠点を持つという優位性があります。また、運用は、20年以上の経験を有するライ・ユーホアン氏が担当しています。
先進国や中国、インドと比較して情報が少ないベトナム企業について、タイムリーに情報をキャッチし、経験豊富な運用者が銘柄選択を行うことで、長期での良好なパフォーマンス獲得に繋がることが期待されます。

※T&Dアセットマネジメントは、V-Starが主要投資対象とするインドシナ地域株式マザーファンドの運用の指図に関する権限の一部を委託しています。