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〜投資初心者のお悩み解決!〜 投資を始めよう!【Part4】
今週のテーマ 「定期預金以外」の選択肢とは?
投資初心者応援企画としてスタートした「投資を始めよう!」。全12回にわたって、投資初心者の方が抱える様々な悩みにお応えすべく、投資デビューや商品選びにつながる情報をお届けします。
投資のコツをつかむには「習うより慣れろ」という言葉があてはまるかもしれません。知識も大切ですが、経験することで自然と身についていきます。多くの方が、当コンテンツを通じて、投資デビューを果たせるよう応援します!
「定期預金」だけで本当に大丈夫? |
「定期預金の金利がすごく低いので、投資に興味を持った」、「普通預金や定期預金以外の選択肢を持ちたかった」という理由で証券総合口座を開いた方も多いのではないでしょうか。実際に2ヶ月前に導入された「マイナス金利」の影響もあり、定期預金だけではなく、普通預金の金利もますます下がっています。銀行預金以外の選択肢を持つことは、今後、資産を少しでも多く増やすためには必要かもしれません。定期預金の金利の推移を見てみると、1993年10月の定期預金の平均金利(300万円未満)は、2.072%ありましたが、2016年1月には0.086%まで低下しています(下記グラフ参照)。これは単純計算をすると、1993年10月の金利では、100万円を預けて、年間20,720円の利息をもらえていたものが、2016年1月の金利では860円の利息しかもらえないということになるのです。
定期預金の「利息」では「物価上昇率」に負けてしまう!? |
日銀は、物価上昇率の目標を2%としています。実際の達成時期は、今年の1月に「17年度前半ごろ」と先延ばししましたので、急激な上昇とはならなそうですが、それでも2016年は、1%弱の物価上昇をする可能性はあります。仮に物価が1%上昇すると、資産の価値は1%目減りすることになりますので、定期預金で1年間に貰える利息では、追いつかないということになってしまいます。
下記、グラフを見てください。2016年1月の定期預金の金利は0.086%ですから100万円を預けたとすると、利息は860円しか貰えません。一方で、物価が1%上昇した場合、価値は10,000円も目減りするので、利息だけでは全然足りないことがわかります。
※定期預金の金利は日本銀行「定期預金の預入期間別平均金利(新規受入分)」を元にSBI証券作成。
定期預金の他に投資信託も選択肢に! |
最後に、投資信託と定期預金を比較してみましょう。当社取扱の投資信託(3年間のトータルリターンの年率)と定期預金金利(300万円未満)を比較すると、投資信託は、元本100万円に対して、6.2万円(税引き前)のリターン。定期預金は840円(税引き前)のリターンとなり運用益に大きな差が出る結果となりました。
当然、高リターンが狙える分、リスクを伴いますし、このリターンが保証されているわけではありませんが、定期預金に加えて、投資信託も今後の資産運用のひとつの手段として、考えてみるのも良いのではないでしょうか?
実際の商品選びには、【第1回】〜【第3回】もぜひ参考にしてみてください!
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※2016年1月時点
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。
※上記の金額は課税前の金額で表示しています。
※当社取扱投資信託は3年間のトータルリターンの年率になります。定期預金金利は300万円未満を預け入れた場合で、2012/11〜2016/1の期間における金利となります。
次回のテーマ(予定) IPOって何?(仮) お楽しみに!
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2016/03/25
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2016/03/11
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