先物・オプション取引 > 先物・オプション制度変更及びJ-NETクロスのサービス改善について
先物・オプション制度変更及びJ-NETクロスのサービス改善について
7/17(火)日中立会より、取引所の制度変更に伴い、取引ルールが変更されますので、ご注意ください。詳細につきましては下記をご確認ください。また、同日よりAndroid端末をお使いの方は逆指値や特殊注文(OCO、IFD、IFDOCO)でJ-NETクロスを選択いただけるようになりますので、ぜひご利用ください。
7/17(火)日中立会より先物・オプションの取引制度が変更されます。変更点は下記の通りです。
【1】日経225 先物取引及び日経平均オプション取引に係る限月取引の拡充
※ただし、取引制度上は限月が追加されますが、今回追加される限月の当社での取り扱いはございません。また、追加された限月の相場情報等の配信もございませんので、ご了承ください。
(1)日経225先物
日経平均株価を対象とする指数先物取引のうち、日経225先物に係る限月取引を拡充し、次のとおり、最長8年の19限月取引制に変更になります。
・6月、12 月の限月取引:直近の16 限月取引
・3月、9月の限月取引:直近の3限月取引
(2)日経平均オプション取引
日経平均オプション取引のうち通常限月取引に係る限月取引を拡充し、次のとおり、最長8年の25 限月取引制となります。
・6月、12 月の限月取引:直近の16 限月取引
・3月、9月の限月取引:直近の3限月取引
・上記以外の限月取引:直近の6限月取引
【2】日経平均オプション取引における呼値の単位の見直し
・日経平均オプション取引の呼値の単位は、次のとおりプレミアムの水準に応じた単位に変更になります。
変更前 |
||
---|---|---|
プレミアムの水準 |
呼値の単位 |
|
50円以下 |
1円 |
|
50円超 |
1,000円以下 |
5円 |
1,000円超 |
10円 |
変更後 |
||
---|---|---|
プレミアムの水準 |
呼値の単位 |
|
100円以下 |
1円 |
|
100円超 |
1,000円以下 |
5円 |
1,000円超 |
10円 |
Android端末をお使いの方は逆指値や特殊注文(OCO、IFD、IFDOCO)でJ-NETクロスを選択いただけるようになります。
J-NETクロス取引は、取引所立会取引より有利な価格にて約定する機会を提供するため、SBIプライム証券が提供するシステムにて機関投資家の注文とマッチングが行えるかの確認を行うサービスです。大阪取引所の立会価格より有利または同等の価格にて約定が可能な場合に機関投資家の注文とマッチングし、取引所の立会外市場(J-NET)にて約定する取引です。
この取引により取引所の立会価格より有利な価格で取引できる可能性があります。ぜひ、ご利用ください。
J-NETクロス取引のイメージ図
■ご利用方法
OCO等の特殊注文や逆指値注文を発注時にJ-NETクロスの項目で「優先する」を選択いただくとJ-NETクロスでマッチング可能かの確認を行います。また、設定画面にてJ-NETクロスを「優先する」に変更すると注文時の初期設定でJ-NETクロスが選択された状態に変更できます。
免責事項・注意事項
- 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客さまが損害を被ったとしても当社、および情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製、または販売等を行うことは固く禁じます。
- 必要証拠金額は当社SPAN証拠金(発注済の注文等を加味したSPAN証拠金×100%)−ネット・オプション価値(Net Option Value)の総額となります。
- 当社SPAN証拠金、およびネット・オプション価値(Net Option Value)の総額は発注・約定ごとに再計算されます。
- SPAN証拠金に対する掛け目は、指数・有価証券価格の変動状況などを考慮のうえ、与信管理の観点から、当社の独自の判断により一律、またはお客さまごとに変更することがあります。
- 「HYPER先物コース」選択時の取引における建玉保有期限は新規建てしたセッションに限定されます。必要証拠金額はSPAN証拠金×50%〜90%の範囲で任意に設定が可能であり、また、自動的に決済を行う「ロスカット」機能が働く取引となります。
- 先物・オプションのSPAN証拠金についてはこちら(日本証券クリアリング機構のWEBサイト)
- 指数先物の価格は、対象とする指数の変動等により上下しますので、これにより損失を被ることがあります。市場価格が予想とは反対の方向に変化したときには、比較的短期間のうちに証拠金の大部分、またはそのすべてを失うこともあります。その損失は証拠金の額だけに限定されません。また、指数先物取引は、少額の証拠金で多額の取引を行うことができることから、時として多額の損失を被る危険性を有しています。
- 日経平均VI先物取引は、一般的な先物取引のリスクに加え、以下のような日経平均VIの変動の特性上、日経平均VI先物取引の売方には特有のリスクが存在し、その損失は株価指数先物取引と比較して非常に大きくなる可能性があります。資産・経験が十分でないお客さまが日経平均VI先物取引を行う際には、売建てを避けてください。
- 日経平均VIは、相場の下落時に急上昇するという特徴があります。
- 日経平均VIは、急上昇した後に数値が一定のレンジ(20〜30程度)に回帰するという特徴を持っています。
日経平均VIは、短期間で急激に数値が変動するため、リアルタイムで価格情報を入手できない環境での取引は推奨されません。 - 指数オプションの価格は、対象とする指数の変動等により上下しますので、これにより損失を被ることがあります。なお、オプションを行使できる期間には制限がありますので留意が必要です。買方が期日までに権利行使又は転売を行わない場合には、権利は消滅します。この場合、買方は投資資金の全額を失うことになります。売方は、市場価格が予想とは反対の方向に変化したときの損失が限定されていません。また、指数オプション取引は、市場価格が現実の指数に応じて変動しますので、その変動率は現実の指数に比べて大きくなる傾向があり、場合によっては大きな損失を被る危険性を有しています。
- 未成年口座のお客さまは先物・オプション取引口座の開設は受付いたしておりません。
- 「J-NETクロス取引」で取引所 立会市場の最良気配と同値でマッチングする場合、本サービスをご利用いただくお客さまには金銭的利益は生じないものの、SBI証券は委託手数料を機関投資家から受け取ります。
- J-NETクロス取引の詳細は適宜修正される可能性がありますのでご留意ください。