皆さん、こんにちは。

移動平均線大循環分析でくりっく株365の銘柄を見てみましょう。米連邦準備制度理事会（FRB）は、金融政策を決める連邦公開市場委員会（FOMC）を開きました。結果はそれほどタカ派的な内容ではありませんでしたが、パウエル議長が会見で量的引き締め（QT）の開始時期や規模、ペースについて明言しておらず、警戒感が払拭されませんでした。

NYダウは下降期である第4ステージを維持しています。帯に傾きが出て間隔が広がってきておりトレンドに勢いが出てきています。一方で、短期移動平均線が帯を上抜けていけば下降相場の終焉である第5ステージに移行します。

日経225は下降期である第4ステージを維持しています。帯に傾きが出て間隔が広がってきていますのでトレンドに勢いが出てきています。一方で、ここから短期移動平均線が帯を上抜ければ下降相場の終焉である第5ステージに移行します。

原油ETFは上昇期である第1ステージを維持しています。帯に傾きが出て間隔が広がってきていますので、更にトレンドに勢いが出てきているのが分かります。一方で、ここから短期移動平均線が帯を下抜ければ上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。

ウクライナ情勢の緊迫化が懸念されています。米国務省は在ウクライナ米大使館の家族に退避命令を出したと発表しました。米メディアは、バイデン大統領が、北大西洋条約機構（NATO）加盟国に米軍派遣を検討していると報道しました。

FRBは26日、金融政策を決めるFOMCを開きました。会合後の声明で、「利上げは間もなく適切となる」と明言し、3月の次回会合で事実上のゼロ金利政策を解除する意向を示しました。インフレ率が約40年ぶりの高水準に跳ね上がる中、早めの金融引き締めで物価上昇圧力を抑え込む方針となっています。会合では、国債などの資産購入を通じた量的金融緩和策を3月に終了することを決定しました。3月15、16両日に開催する次回会合で、2018年12月以来の利上げを実施し、新型コロナウイルス危機を受けて導入した異例の金融緩和策の正常化に踏み切るとみられています。

ただ、パウエルFRB議長はその後の記者会見で、総資産縮小については「開始時期や詳細は決めていない」と説明しました。市場関係者の間では、声明は想定したほどタカ派的な内容ではなかったが、パウエル議長は会見で量的引き締め（QT）の開始時期や規模、ペースについて明言しておらず、警戒感が払拭されていないとの見方を示しました。

昨年12月の個人消費支出（PCE）物価指数は、前年同月比5.8%上昇し、前月から若干加速し、伸び率は1982年7月以来約39年半ぶりの高水準を記録しました。

アップルが27日発表した2021年10〜12月期決算は、半導体の供給制約にさらされながらも売上高と純利益が四半期ベースの過去最高を更新しました。今後も企業決算が本格化してきますので注目していきましょう。

2月2日（水）中国休場（春節）
2月2日（水）19:00（ユーロ圏）12月卸売物価指数
2月2日（水）19:00（ユーロ圏）1月消費者物価指数
2月2日（水）21:00（米国）MBA住宅ローン申請指数
2月2日（水）22:15（米国）1月ADP雇用統計
2月3日（木）中国休場（春節）
2月3日（木）17:55（独国）1月サービス部門購買担当者景気指数
2月3日（木）18:00（ユーロ圏）1月サービス部門購買担当者景気指数
2月3日（木）18:30（英国）1月サービス部門購買担当者景気指数
2月3日（木）19:00（ユーロ圏）12月小売売上高
2月3日（木）21:00（英国）イングランド銀行（BOE）金利発表
2月3日（木）21:00（英国）英中銀資産買取プログラム規模
2月3日（木）21:00（英国）英中銀金融政策委員会（MPC）議事要旨
2月3日（木）21:30（米国）1月チャレンジャー人員削減数
2月3日（木）21:45（ユーロ圏）欧州中央銀行（ECB）政策金利
2月3日（木）22:30（ユーロ圏）ラガルドECB総裁、定例記者会見
2月3日（木）22:30（米国）10-12月期四半期非農業部門労働生産性
2月3日（木）22:30（米国）10-12月期四半期単位労働コスト
2月3日（木）22:30（米国）新規失業保険申請件数
2月3日（木）23:45（米国）1月サービス部門購買担当者景気指数
2月3日（木）23:45（米国）1月総合購買担当者景気指数
2月3日（木）24:00（米国）1月ISM非製造業景況指数
2月4日（金）中国休場（春節）
2月4日（金）22:30（米国）1月非農業部門雇用者数変化
2月4日（金）22:30（米国）1月失業率
2月4日（金）22:30（米国）1月平均時給
2月7日（月）14:00（日本）12月景気先行指数・12月景気一致指数
2月8日（火）08:50（日本）12月国際収支・経常収支・貿易収支
2月8日（火）14:00（日本）1月景気ウオッチャー調査
2月8日（火）22:30（米国）12月貿易収支

＊今週はBOEとECBの金融政策、米雇用統計が大注目となります。

第4ステージ

第4ステージは下降期です。

短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。

・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。

・下降トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。

高値29,423円　安値26,000円

※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。

第4ステージ

第4ステージは下降期です。

短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。

・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。

・下降トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。

高値37,000ドル　安値33,234ドル

※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

第1ステージ

第1ステージは上昇期です。

短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。

・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。

・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。

そこに注目していきましょう。

高値2,100円　安値1,473円

※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

今週は、先週学んだ計算式を見る前に、MACDでは欠かすことが出来ない「EMA」とはどういったものかを確認していきましょう。

まずはEMA（指数平滑移動平均線）の特徴をみてみましょう。EMAは日本語で「指数平滑移動平均線」と訳されています。

一般的に日本で用いられる移動平均線は「単純移動平均線（SMA＝Simple Moving Average）」ですが、諸外国では単純移動平均線よりも指数平滑移動平均線（EMA＝Exponential Moving Average）のほうがメジャーになっています。

そして、MACDの場合、公式から分かる通り、EMAがたくさん出てきます。もっと言えばMACDはEMAで出来ているといっても過言ではないのです。

MACDに関する公式を難しく感じるのは、日本人がEMAを理解していないだけの話です。ということは、EMAが何たるかさえわかれば、問題はあっという間に解決するはずです。

下記の「EMA（指数平滑移動平均線）の特徴」には、パラメーターが同じ60日のSMAとEMAを描画しました。

こうやって、実際にSMAとEMAを合わせて描画すると違いが見えてきますね。

来週はこの辺りを更に深掘りしていきます。