皆さん、こんにちは。
移動平均線大循環分析でくりっく株365の銘柄を見てみましょう。
NASDAQ-100は下降期である第4ステージを維持しています。帯に傾きが出て間隔が広がっていますので下降トレンドに勢いがあるのが分かります。一方で、ここから短期移動平均線が帯を上抜ければ下降期の終焉である第5ステージへ移行します。
NYダウは下降期である第4ステージを維持しています。帯に傾きが出て間隔が広がってきているので下降トレンドに勢いがあるのが分かります。一方で、ここから短期移動平均線が帯を上抜ければ下降期の終焉である第5ステージへ移行します。
日経225は下降期である第4ステージを維持しています。帯に傾きが出て間隔が広がってきていますのでトレンドに勢いがあるのが分かります。一方で、ここから短期移動平均線が帯を上抜ければ下降相場の終焉である第5ステージに移行します。
原油ETFは上昇期である第1ステージを維持しています。帯に傾きが出て間隔が広がってきていますが、短期移動平均線が下向きになってきています。このまま短期移動平均線が帯を下抜ければ上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。一方で、短期移動平均線が再び上向きになれば上昇トレンドの勢いが戻ってきます。
米国と欧州連合(EU)はウクライナに軍事侵攻したロシアへの追加経済制裁として、ロシア産原油の輸入禁止に向けた検討に入りました。これを受け、WTI4月物はアジア時間帯の取引で一時130ドルを突破し、2008年7月以来の高水準となる場面がありました。その後、バイデン米大統領は、ウクライナへの侵攻を続けるロシアへの経済制裁の一環で、原油や液化天然ガス(LNG)などロシアからのエネルギー輸入を禁止しました。
欧州では、英国が年末までにロシア産原油の輸入を打ち切ると発表した一方、ロシア産資源への依存度が高い欧州連合(EU)は禁輸を見送りました。国際石油市場では、ロシアからの供給が減り、需給がひっ迫するとの懸念から米国産WTI先物価格が一時、前日比8%上昇し、米国内では、ガソリンの販売価格が過去最高値を更新しました。
米労働省が発表した2月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比7.9%上昇しました。ウクライナ情勢の緊迫化に伴うエネルギー価格の高騰で、伸びは前月(7.5%)から加速し、1982年1月以来40年ぶりの大きさとなりました。インフレ圧力が継続していることが改めて確認され、米連邦準備制度理事会(FRB)が積極的な利上げに向かうとの観測が強まりました。米債券市場では、長期金利の指標である10年債利回りが一時2%台に上昇したことで、高PER(株価収益率)のハイテク株は割高感が増して売りに押されました。
一方、ロシアのラブロフ外相とウクライナのクレバ外相は10日、トルコのチャブシオール外相も交え、トルコ南部アンタルヤで会談しました。しかし、ウクライナでの即時停戦では進展がなく、ロシアは軍事作戦の続行を表明しました。先行き不透明感が高まり、株式相場では売りが広がりました。
ロシアのプーチン大統領は、ウクライナとの停戦交渉に関して「幾つかの前向きな進展があった」と発言し、投資家のリスク選好姿勢が復活しました。ただ、日米欧による対ロシア追加経済制裁発表などを嫌気し、次第に売りが優勢となりました。バイデン米大統領は、ロシアに対する貿易優遇措置「最恵国待遇」の取り消しや、ロシア産ダイヤモンドやウオッカなどの輸入禁止を表明しました。先進7カ国(G7)もこれに呼応し、ロシアへの貿易優遇策を撤廃する方針を示しました。今後もマーケットのポイントは原油市場の動向になりそうです。株式市場の動きと共に原油市場の動向にも注目していきましょう。
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週間の概況
注目イベント
3月16日(水)08:50(日本)1月貿易統計
3月16日(水)13:30(日本)1月鉱工業生産
3月16日(水)20:00(米国)MBA住宅ローン申請指数
3月16日(水)21:30(米国)2月小売売上高
3月16日(水)27:00(米国)米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
3月16日(水)27:30(米国)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
3月17日(木)19:00(ユーロ圏)2月消費者物価指数
3月17日(木)21:00(英国)イングランド銀行(BOE)金利発表
3月17日(木)21:00(英国)英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
3月17日(木)21:30(米国)2月住宅着工件数
3月17日(木)21:30(米国)2月建設許可件数
3月17日(木)21:30(米国)新規失業保険申請件数
3月17日(木)21:30(米国)3月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
3月18日(金)未定(日本)日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
3月18日(金)08:30(日本)2月全国消費者物価指数
3月18日(金)15:30(日本)黒田東彦日銀総裁、定例記者会見
3月18日(金)19:00(ユーロ圏)1月貿易収支
3月21日(月)日本祝日(春分の日)
3月22日(火)23:00(米国)3月リッチモンド連銀製造業指数
*今週は日米英の金融政策が大注目となります。
チャート分析による銘柄診断
日経225分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第4ステージ
第4ステージは下降期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
重要な価格
高値27,957円 安値24,625円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
NYダウ分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第4ステージ
第4ステージは下降期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
重要な価格
高値35,899ドル 安値32,319ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
NASDAQ-100分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第4ステージ
第4ステージは下降期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
重要な価格
高値15,273ドル 安値13,024ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
原油ETF分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。
重要な価格
高値3,053円 安値2,076円
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
小次郎講師のVトレーダー養成講座
今週も資金管理をしっかりと学んでいきましょう。
ロシアとウクライナ問題が長引くことで、マーケットには様々な影響が出てきています。その中でも、くりっく株365で取り扱っている原油の動きが非常に大きくなってきています。
このような時こそ、資金管理がモノを言うのです。どういうことかというと、資金管理を正しくしている方は、どれだけ激しい動きであっても投資用資金が破産することを避けられます。しかし、このような動きのときには市場から撤退する方が後を絶ちません。
それは、資金管理が正しく出来ていないからかもしれません。
そこで、今回もタートルズ流の資金管理を復習していこうと思います。「タートルズ」という名前を初めてお聴きになられた方は、「Vトレーダー養成講座」の2017年6月13日号辺りから読み直していただければ、「タートルズ」のことが理解できると思いますので参照してください。
では、本題に戻りますが、資金管理の手順を確認していきましょう。
タートルズの資金管理は以下の3ステップで行います。
1、取引しようとしている銘柄の値動きを把握する。
2、自分の投資用資金をしっかりと把握する。
3、それをもとに、その銘柄の1回の取引量を決定する。
この3ステップではじき出した「ある銘柄の1回当たりの適切な取引量」をタートルズでは何と言っていたでしょう。
この「Vトレーダー養成講座」を読破していただいている方にとっては簡単な問題ですね。しかし、投資の勉強を始めたばかりの方にとっては難問かもしれません。
正解は「ユニット」とタートルズでは呼んでいました。
では、ユニットとはどういうことでしょうか。
プロのトレーダーはリスクの量に関しては徹底的にこだわっています。タートルズにおいても同様で、
「1回のトレードで投資用資金の1%のリスク/日を取る」という決まりを作っていました。
具体的に見ていきましょう。1,000万円の投資用資金を持つトレーダーがいたとします。そのトレーダーが本日ある銘柄を仕掛けました。1%のリスクとは、その銘柄が自分の売買とは逆に動いた場合、1日に発生する(計算上の)損のことです。この場合は、1,000万円の1%に等しい10万円になるということです。
知っている方も知らない方も、資金管理は本当に大事なところですので、次週もしっかりと学んでいきましょう。
移動平均線大循環分析の見方(簡易版)
移動平均線大循環分析とは?
3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。
移動平均線大循環分析
ステージとは?
3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。
売買チャンス
ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。
帯
移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。
帯による分析
帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。
- ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。