皆さん、こんにちは。
移動平均線大循環分析でくりっく株365の銘柄を見てみましょう。
6月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比9.1%上昇し、約40年半ぶりの伸びを示しました。この結果を受けて、市場関係者の間では、インフレを抑制するためには、さらに積極的な金融引き締めが必要になる可能性があるといった見方が浮上しました。
NASDAQ-100は下降相場の終焉である第5ステージを維持しています。ここから、短期移動平均線が帯を上抜ければ上昇相場の入り口である第6ステージへ移行します。一方で、短期移動平均線が帯を下抜ければ下降期である第4ステージへ逆行します。
NYダウは下降期である第4ステージから下降相場の終焉である第5ステージへ移行してきました。ここから、短期移動平均線が帯を上抜ければ上昇相場の入り口である第6ステージへ移行します。一方で、短期移動平均線が帯を下抜ければ下降期である第4ステージへ逆行します。
日経225は下降相場の終焉である第5ステージから上昇相場の入り口である第6ステージへ移行してきました。ここから、中期移動平均線が長期移動平均線を上抜ければ上昇期である第1ステージへ移行します。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば下降相場の終焉である第5ステージへ逆行します。
原油ETFは下降相場の入り口である第3ステージから下降期である第4ステージへ移行してきました。このまま帯に傾きが出て間隔が広がってくれば下降トレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば下降相場の終焉である第5ステージへ移行します。
ニューヨーク連邦準備銀行が11日発表した6月の消費者調査では、1年先の期待インフレ率が6.78%と、過去最高を更新し、インフレ高止まりを改めて意識させる内容でした。
中国では、新型コロナの感染者数が再び増加傾向になっています。、上海市では、隔離施設が不足する事態となっており、ロックダウン(都市封鎖)を再開するとの懸念が強まっています。
米労働省が発表した6月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比9.1%上昇し、約40年半ぶりの伸びを示しました。伸び率の加速は2カ月連続で、市場予想も上回りました。この結果を受けて、市場関係者の間では、インフレを抑制するためには、さらに積極的な金融引き締めが必要になる可能性があるといった見方が浮上して、7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、通常の4倍に当たる1%の大幅利上げに踏み切るとの観測も浮上しました。
メディアによると、アトランタ連邦準備銀行のボスティック総裁は、CPIを受けて「すべてのことが検討対象になる」と発言し、7月のFOMCでの1%利上げに含みをもたせました。ただ、ウォラーFRB理事が14日の講演で、0.75%の利上げを支持すると明言すると安心感が広がりました。
米企業の4〜6月期決算開示が本格化してきました。米金融大手のJPモルガン・チェースは、景気の先行き不透明感を踏まえ、融資の焦げ付きに備えた貸倒引当金を積み増したため、純利益が前年同期比約3割減となり、同業のモルガン・スタンレーも、企業のM&A(合併・買収)や株式、債券発行の低迷で、大幅減益となりました。
ダウ構成銘柄の医療保険大手ユナイテッドヘルス・グループが発表した4〜6月期決算は、増収増益で通期の業績見通しも上方修正されました。
また、金融大手シティグループは減益決算でしたが、調整後の1株当たり利益が市場予想を上回りました。ロイター通信によると、S&P500種株価指数の構成企業の第2四半期収益の伸びは、5.1%と予想されています。四半期開始時点の年間伸び率予想6.8%を大きく下回っています。
米労働省が発表した週間の新規失業保険申請件数は24万4,000件と2週連続で悪化しました。ただ、労働市場が逼迫している状況は変わらないとの見方から影響は限定的でした。
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週間の概況
注目イベント
7月20日(水)15:00(英国)6月消費者物価指数
7月20日(水)17:00(ユーロ圏)5月経常収支
7月20日(水)20:00(米国)MBA住宅ローン申請指数
7月20日(水)23:00(米国)6月中古住宅販売件数
7月20日(水)23:00(ユーロ圏)7月消費者信頼感
7月21日(木)未定(日本)日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
7月21日(木)未定(日本)日銀展望レポート
7月21日(木)08:50(日本)6月貿易統計
7月21日(木)15:30(日本)黒田東彦日銀総裁、定例記者会見
7月21日(木)20:45(ユーロ圏)欧州中央銀行(ECB)政策金利
7月21日(木)21:30(ユーロ圏)ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
7月21日(木)21:30(米国)新規失業保険申請件数
7月21日(木)21:30(米国)7月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
7月21日(木)23:00(米国)6月景気先行指標総合指数
7月22日(金)08:30(日本)6月全国消費者物価指数
7月22日(金)15:00(英国)6月小売売上高
7月22日(金)17:00(ユーロ圏)7月製造業購買担当者景気指数
7月22日(金)17:00(ユーロ圏)7月サービス部門購買担当者景気指数
7月22日(金)17:30(英国)7月製造業購買担当者景気指数
7月22日(金)17:30(英国)7月サービス部門購買担当者景気指数
7月22日(金)22:45(米国)7月製造業購買担当者景気指数
7月22日(金)22:45(米国)7月サービス部門購買担当者景気指数
7月22日(金)22:45(米国)7月総合購買担当者景気指数
7月25日(月)17:00(独国)7月IFO企業景況感指数
7月26日(火)08:50(日本)6月企業向けサービス価格指数
7月26日(火)22:00(米国)5月住宅価格指数(前月比)
7月26日(火)22:00(米国)5月ケース・シラー米住宅価格指数
7月26日(火)23:00(米国)7月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
7月26日(火)23:00(米国)7月リッチモンド連銀製造業指数
7月26日(火)23:00(米国)6月新築住宅販売件数
*今週は日欧の金融政策に注目しましょう。
チャート分析による銘柄診断
日経225分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第6ステージ
第6ステージは上昇相場の入り口です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、中期移動平均線が長期移動平均線を上抜けていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値28,407円 安値24,615円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
NYダウ分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第5ステージ
第5ステージは下降相場の終焉です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値33,522ドル 安値29,453ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
NASDAQ-100分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第5ステージ
第5ステージは下降相場の終焉です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値12,936ドル 安値11,026ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
原油ETF分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第4ステージ
第4ステージは下降期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
そこに注目していきましょう。
重要な価格
高値3,623円 安値2,761円
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
小次郎講師のVトレーダー養成講座
今週もMACDについて見ていきましょう。
復習になりますが、MACDは3つの線で構成されていますね。直ぐに3つを言えればOKですが、もし、言えない場合はしっかりと覚えていきましょう。
MACDはMACD線、シグナル、ヒストグラムの3つで構成されています。
その中のシグナルについて詳しく見ていこうと思います。
シグナルとは、MACD線の9日EMAを意味します。なぜ、EMAの間隔をさらにEMAで分析するのでしょうか。
価格が推移するときにはトレンドが発生します。その価格のトレンドよりも、MACD線のトレンドの動きに先行性があるからです。
つまり、MACD線が上昇トレンドにあるか下降トレンドにあるかが分かれば、やや遅れて発生する価格のトレンドを先んじて知ることに繋がります。
そして、MACD線に移動平均線を付けることで、価格トレンドに先行性があるMACD線とその移動平均線によってゴールデンクロスやデッドクロスが発生し、上昇トレンドや下降トレンドの発生を早く察知することができるのです。
移動平均線はMACD線の9日EMAでシグナルと言います。
MACD線とシグナルがゴールデンクロスすれば、MACD線に上昇トレンドが発生した証拠となり、買いサイン発生となります。もちろん、MACD線とシグナルがデッドクロスすれば売りサインとなります。
今週はシグナルについて見てきましたが、来週はヒストグラムについて解説していきます。
移動平均線大循環分析の見方(簡易版)
移動平均線大循環分析とは?
3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。
移動平均線大循環分析
ステージとは?
3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。
売買チャンス
ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。
帯
移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。
帯による分析
帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。
- ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。