皆さん、こんにちは。
移動平均線大循環分析でくりっく株365の銘柄を見てみましょう。
10月の消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回り、インフレがピークアウトしたとの期待を後押しする内容と受け止められ、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げペースを減速させるとの見方が急拡大しました。
NASDAQ-100は下降期である第4ステージから上昇相場の入り口である第6ステージへ移行してきました。このまま中期移動平均線が長期移動平均線を上抜けば上昇期である第1ステージへ移行します。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば下降相場の終焉である第5ステージへ逆行します。
NYダウは上昇期である第1ステージを維持しています。このまま帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージへ移行します。
日経225は上昇相場の入り口である第6ステージから上昇期である第1ステージへ移行してきました。このまま帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージへ移行します。
原油ETFは上昇期である第1ステージから上昇相場の終焉である第2ステージへ移行してきました。このまま短期移動平均線が帯を下抜ければ下降相場の入り口である第3ステージへ移行します。一方で、短期移動平均線が帯を上抜ければ上昇期である第1ステージへ逆行します。
中間選挙の事前調査では、野党共和党が勢いを増し、共和党が下院のみならず上院でも多数派を占めるとの分析も出ていました。それによって、議会での対立激化を理由に民主党が目指す増税が困難になるとの声が聞かれる中、株式市場は堅調に推移しました。
大注目の米中間選挙は8日朝、投票日を迎えました。連邦議会選挙で下院では野党・共和党がリードし、上院は接戦となっています。上院か下院で共和党が多数派となれば、政権与党との「ねじれ」が生じ、民主党が掲げる増税など株の弱材料である政策の実現が困難になるとみられています。選挙戦では共和党躍進への期待感から株式市場は買いが優勢でしたが、民主党の予想外の善戦を受けて売りが優勢となりました。
米労働省が発表した10月のCPIは前年同月比7.7%上昇、前月比では0.4%上昇と、いずれも市場予想を下回りました。市場関係者の間では、インフレがピークアウトしたとの期待を後押しする内容と受け止められ、FRBが利上げペースを減速させるとの見方が急拡大しました。
12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、利上げ幅が0.5%に縮小するとの観測が強まりました。株式市場は大幅上昇となり、米債券市場では長期金利が低下し一時4%を下回ったことで、米ドル円は急激な円高となりました。146円台から140円台へ一気に6円ほどの円高となり週末は138円台をつけました。
サンフランシスコ連邦準備銀行のデイリー総裁は、オンライン会合で「利上げ幅を縮小する時期だ」と明言し、ダラス連銀のローガン総裁も講演で、利上げペース減速が「間もなく適切になり得る」と話しました。FRB高官から利上げペースの減速を支持する発言が相次いだことも株価を押し上げました。
中国当局は新型コロナウイルスの感染拡大を徹底的に抑え込む「ゼロコロナ政策」の実質的な緩和を発表しました。ナイキやウォルト・ディズニーなど消費・観光関連株の追い風になったほか、アリババ集団など中国企業の米国預託証券(ADR)が買われました。
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週間の概況
注目イベント
11月16日(水)16:00(英国)10月消費者物価指数
11月16日(水)21:00(米国)MBA住宅ローン申請指数
11月16日(水)22:30(米国)10月小売売上高
11月16日(水)23:15(米国)10月鉱工業生産
11月16日(水)24:00(米国)11月NAHB住宅市場指数
11月17日(木)08:50(日本)10月貿易統計
11月17日(木)19:00(ユーロ圏)10月消費者物価指数
11月17日(木)22:30(米国)新規失業保険申請件数
11月17日(木)22:30(米国)10月住宅着工件数
11月17日(木)22:30(米国)10月建設許可件数
11月17日(木)22:30(米国)11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
11月18日(金)08:30(日本)10月全国消費者物価指数
11月18日(金)09:01(英国)11月GFK消費者信頼感調査
11月18日(金)24:00(米国)10月中古住宅販売件数
11月18日(金)24:00(米国)10月景気先行指標総合指数
11月21日(月)16:00(独国)10月生産者物価指数
11月22日(火)18:00(ユーロ圏)9月経常収支
11月22日(火)24:00(ユーロ圏)11月消費者信頼感
11月22日(火)24:00(米国)11月リッチモンド連銀製造業指数
*今週はユーロ圏と日本の消費者物価指数に注目しましょう。
チャート分析による銘柄診断
日経225分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値29,191円 安値25,684円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
NYダウ分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値34,260ドル 安値28,590ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
NASDAQ-100分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第6ステージ
第6ステージは上昇相場の入り口です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、中期移動平均線が長期移動平均線を上抜けていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値12,897ドル 安値10,419ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
原油ETF分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第2ステージ
第2ステージは上昇相場の終焉です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。
重要な価格
高値3,410円 安値2,646円
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
小次郎講師のVトレーダー養成講座
11月に入って、FOMC、雇用統計、米中間選挙、米CPIとマーケットが大きく動く材料が目白押しとなっており、ボラティリティ(変動率)も高くなってきています。
そこで、皆さんに注意喚起も兼ねて、MACDの勉強は一先ず置いといて、ボラティリティの変化を見るATRの復習をしながら、ボラティリティの高いマーケットへの対応力を高めていけるようにしていきましょう。
ATRとは、その銘柄の「1日の最大値動きの平均」でした。つまり、1日に動く値幅の目安ということです。この目安が仮に350ドルと700ドルでは、取っているリスクは2倍の差があるということです。ATRが2倍に上昇してマーケットのボラティリティが高くなっているのにも関わらず、取引量が同じであればリスク量は2倍になっているということです。
この説明を聞いて、もし分からないという方は、この「Vトレーダー養成講座」の初めから学び直してくださいね。
では、タートルズのユニットの計算方法を復習しましょう。
①投資用資金の1%を求める。
投資用資金×0.01=A
②その銘柄の最小単位をトレードした時の、1日のリスクを計算する。
取引単位×ATR=B
③ユニット=A÷B (取引単位に応じて四捨五入)
では、実際にNYダウのユニットをATRが350円の時と700円の時で計算してみましょう。
投資用資金1,000万円を持つトレーダーの例で考えてみます。
①のAを計算します。
A=1,000万円×0.01=10万円
②NYダウのATRを仮に350円とします。
B=10倍×350円=3,500円
③公式に当てはめると、ユニットは「A÷B」で計算されます。
ユニット=A÷B=10万円÷3,500円=29(枚)
今度はATRが700円の場合を計算します。
①A=1,000万円×0.01=10万円
②NYダウのATRを仮に700円とします。
B=10倍×700円=7,000円
③公式に当てはめると、ユニットは「A÷B」で計算されます。
ユニット=A÷B=10万円÷7,000円=14(枚)
ATRが350円と700円では取引枚数が約2倍近く違うことが分かりますよね。ATRが高くなってきているからこそ、チャンスも大きくなっていると同時に、リスク量も高くなっているということを理解して、各銘柄のATRを見て取引量を確認してみましょう。
移動平均線大循環分析の見方(簡易版)
移動平均線大循環分析とは?
3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。
移動平均線大循環分析
ステージとは?
3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。
売買チャンス
ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。
帯
移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。
帯による分析
帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。
- ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。