皆さん、こんにちは。
移動平均線大循環分析でくりっく株365の銘柄を見てみましょう。
企業決算が本格化してきました。今年後半にはリセッション(景気後退)が見込まれ、企業業績はさらに悪化するとの警戒感が市場関係者の間で強く、投資家はリスク回避姿勢を強めています。
NASDAQ-100は上昇期である第1ステージを維持しています。このまま帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。
NYダウは上昇期である第1ステージを維持しています。このまま帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。
日経225は上昇期である第1ステージを維持しています。このまま帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。
原油ETFは上昇期である第1ステージを維持しています。このまま帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。
ニューヨーク連邦準備銀行が発表した4月のニューヨーク製造業景況指数は前月から大幅に上昇し、市場予想も上回りました。3月のコンファレンス・ボード米景気先行指標総合指数は2年4カ月ぶりの低水準となり、市場予想を大きく下回りました。さらに、最新週の新規失業保険申請件数が市場予想よりやや多かったほか、3月の中古住宅販売件数は市場予想を下回りました。S&Pグローバルが発表した4月の製造業とサービス業を合わせた米購買担当者景況指数(PMI)は53.5と前月から上昇しました。一方で、コンファレンス・ボードが発表した3月の米景気先行指標総合指数は前月から1.2%低下しました。米経済指標の強弱によって、リセッション(景気後退)への懸念が意識されたり後退したりしています。
米金融大手ゴールドマン・サックスが18日発表した1〜3月期決算では、市場環境の悪化を背景に、主力の投資銀行業務の不振が続き、減収減益となりました。ソロモン最高経営責任者(CEO)は「景気の先行きへの警戒を続ける」と悲観的な見方を示しました。地方銀行ウエスタン・アライアンス・バンコーポレーションの決算は市場予想を上回りました。シリコンバレー銀行などの破綻を機に広がった地銀の健全性を巡る懸念が和らぎ、ファースト・リパブリック銀行などの地銀なども買われました。市場予想を上回る決算を発表した保険大手トラベラーズも買われ、金融株の上昇に寄与しました。テスラが19日に発表した1〜3月期決算は、約3年ぶりの減益決算でした。
世界で実施した値下げが減益の主因だったにもかかわらず、マスク最高経営責任者(CEO)は値下げ継続を示唆しました。アメリカン・エキスプレス(アメックス)やAT&Tの決算もさえない内容となり、いずれの銘柄も売られました。米家庭用品大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が発表した決算発表では、2023年6月期の通期売上高見通しを上方修正しました。インフレの中でも堅調な売り上げを見込んだことが好感されました。米企業の決算発表が本格化する中、「今年後半には景気後退が見込まれ、企業業績はさらに悪化する」との警戒感が市場関係者の間では強く、投資家はリスク回避姿勢を強めています。
セントルイス連邦準備銀行のブラード総裁は、インタビューで、インフレ高止まりへの懸念を改めて示し、利上げを継続する必要性を強調しました。クリーブランド連銀のメスター総裁は講演で、連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締め局面が「終わりに近づいている」との見方を示しつつも、高すぎるインフレを抑えるためにまだ「いくらか」利上げが必要だと指摘しました。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ継続観測が続いています。
米連邦準備制度理事会(FRB)が19日公表した全米12地区の連銀景況報告(ベージュブック)では、国内の経済活動がここ数週間で「ほぼ変わらなかった」との見方を示しました。3月の前回報告の「若干拡大した」から景況判断を引き下げましたが、株価の反応は限定的でした。
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週間の概況
注目イベント
4月26日(水)20:00(米国)MBA住宅ローン申請指数
4月26日(水)21:30(米国)3月耐久財受注
4月27日(木)18:00(ユーロ圏)4月経済信頼感
4月27日(木)18:00(ユーロ圏)4月消費者信頼感
4月27日(木)21:30(米国)1-3月期四半期実質GDP
4月27日(木)21:30(米国)1-3月期四半期GDP個人消費
4月27日(木)21:30(米国)1-3月期四半期コアPCE
4月27日(木)21:30(米国)新規失業保険申請件数
4月27日(木)23:00(米国)3月住宅販売保留指数
4月28日(金)未定(日本)日銀金融政策決定会合
4月28日(金)未定(日本)日銀展望レポート
4月28日(金)08:30(日本)3月失業率、3月有効求人倍率
4月28日(金)08:30(日本)4月東京都区部消費者物価指数
4月28日(金)08:50(日本)3月鉱工業生産
4月28日(金)14:00(日本)3月新設住宅着工戸数
4月28日(金)14:30(仏国)1-3月期GDP
4月28日(金)15:30(日本)植田和男日銀総裁、定例記者会見
4月28日(金)16:55(独国)4月失業者数、4月失業率
4月28日(金)17:00(独国)1-3月期GDP
4月28日(金)18:00(ユーロ圏)1-3月期四半期GDP
4月28日(金)21:00(独国)4月消費者物価指数
4月28日(金)21:30(米国)1-3月期四半期雇用コスト指数
4月28日(金)21:30(米国)3月個人所得
4月28日(金)21:30(米国)3月個人消費支出
4月28日(金)22:45(米国)4月シカゴ購買部協会景気指数
4月28日(金)23:00(米国)4月ミシガン大学消費者態度指数
5月1日(月)独国・英国休場(メーデー)
5月1日(月)14:00(日本)4月消費者態度指数
5月1日(月)22:45(米国)4月製造業購買担当者景気指数
5月1日(月)23:00(米国)4月ISM製造業景況指数
5月2日(火)08:50(日本)4月マネタリーベース
5月2日(火)13:30(豪国)豪準備銀行(RBA)、政策金利発表
5月2日(火)17:00(ユーロ圏)4月製造業購買担当者景気指数
5月2日(火)17:30(英国)4月製造業購買担当者景気指数
5月2日(火)18:00(ユーロ圏)4月消費者物価指数
5月2日(火)23:00(米国)3月雇用動態調査(JOLTS)求人件数
*今週は欧米のGDPや日本の金融政策決定会合に注目しましょう。
チャート分析による銘柄診断
日経225分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値29,121円 安値26,508円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
NYダウ分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値34,423ドル 安値31,454ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
NASDAQ-100分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値13,704ドル 安値11,681ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
原油ETF分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値2,826円 安値2,077円
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
小次郎講師のVトレーダー養成講座
今週はダイバージェンスにおける具体的な戦い方について解説していきます。
先週も解説しましたが、ダイバージェンスが発生した時には、二つのシナリオを準備することが大事でしたね。一つは、トレンド転換のサインでした。もう一つは、トレンド継続の途中での一時的に勢いが弱くなっているということでした。
この場合は、再度、高値を更新してくればトレンド転換では無かったと判断できます。
では、具体的な戦い方をお伝えします。
戦い方は二つの方法になります。
一つは、ダイバージェンスが発生した時点で仕掛けの準備をします。そして、移動平均線大循環分析のステージで仕掛けていきます。このケースではダマシも出てきますが、ダイバージェンスでのダマシが出ても、再度仕掛けていくという手法です。場合によっては2回、3回とダマシの可能性がありますが、ダイバージェンスが連続して発生すればするほど、その後の仕掛けの成功率は高くなるのです。
1回目のダイバージェンスよりも、2回目、2回目よりも3回目のダイバージェンスの方が成功率は高まります。なぜなら、移動平均線の間隔がどんどん狭くなっているわけですから、相場の勢いは徐々に弱くなってきているということだからです。
では、来週も具体的な戦い方について見ていきましょう。
移動平均線大循環分析の見方(簡易版)
移動平均線大循環分析とは?
3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。
移動平均線大循環分析
ステージとは?
3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。
売買チャンス
ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。
帯
移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。
帯による分析
帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。
- ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。