皆さん、こんにちは。
移動平均線大循環分析でくりっく株365の銘柄を見てみましょう。
米国の債務上限問題をめぐり、バイデン米大統領と野党・共和党のマッカーシー下院議長が27日に基本合意に達しました。これに伴い、米経済の見通し改善に加え、米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げを見込んだ円安ドル高進行となり、株高にもつながっています。
NASDAQ-100は上昇期である第1ステージを維持しています。このまま帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。
NYダウは下降相場の入口である第3ステージから下降期である第4ステージへ移行してきました。このまま帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いがでてきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば下降相場の終焉である第5ステージへ移行します。
日経225は上昇期である第1ステージを維持しています。このまま帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。
原油ETFは下降期である第4ステージから上昇相場の入口である第6ステージへ移行してきました。このまま中期移動平均線が長期移動平均線を上抜ければ上昇期である第1ステージへ移行します。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば下降相場終焉である第5ステージに逆行します。
バイデン米大統領とマッカーシー下院議長(野党共和党)は22日、債務上限問題を巡り会談しました。双方とも協議は「生産的だった」と評価しつつも、税収増を目指す政権側と、歳出削減を主張する共和党は折り合えていませんでした。6月1日にも米政府の資金繰りが行き詰まると言われており、デフォルト(債務不履行)に陥れば、景気や金融市場への打撃は避けられないといわれていましたが、27日に米債務上限問題をめぐり基本合意に達しました。これに伴い、米経済の見通し改善に加え、FRBの追加利上げを見込んだ円安ドル高進行となり、株高にもつながっています。
S&Pグローバルが23日に公表した5月の米製造業購買担当者景況指数(PMI)速報値は48.5と4月の50.2から下がり、市場予想を下回りました。
米連邦準備理事会(FRB)は24日、5月2〜3日に開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を公開しました。何人かの参加者は次回以降の会合でも追加の引き締めが必要になる可能性が高いと指摘しており、6月や7月のFOMCでの利上げ観測が高まった上、今年後半の利下げ予想が後退し、景気への悪影響が懸念される内容でした。
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週間の概況
注目イベント
5月31日(水)08:50(日本)4月鉱工業生産
5月31日(水)14:00(日本)4月新設住宅着工戸数
5月31日(水)14:00(日本)5月消費者態度指数
5月31日(水)15:45(仏国)1-3月期GDP
5月31日(水)16:55(独国)5月失業者数、5月失業率
5月31日(水)20:00(米国)MBA住宅ローン申請指数
5月31日(水)21:00(独国)5月消費者物価指数
5月31日(水)22:45(米国)5月シカゴ購買部協会景気指数
5月31日(水)23:00(米国)4月雇用動態調査(JOLTS)求人件数
6月1日(木)08:50(日本)1-3月期四半期法人企業統計調査
6月1日(木)17:00(ユーロ圏)5月製造業購買担当者景気指数
6月1日(木)17:30(英国)5月製造業購買担当者景気指数
6月1日(木)18:00(ユーロ圏)5月消費者物価指数
6月1日(木)18:00(ユーロ圏)4月失業率
6月1日(木)20:30(米国)5月チャレンジャー人員削減数
6月1日(木)21:15(米国)5月ADP雇用統計
6月1日(木)21:30(米国)1-3月期四半期非農業部門労働生産性
6月1日(木)21:30(米国)新規失業保険申請件数
6月1日(木)22:45(米国)5月製造業購買担当者景気指数
6月1日(木)23:00(米国)5月ISM製造業景況指数
6月2日(金)21:30(米国)5月非農業部門雇用者数変化
6月2日(金)21:30(米国)5月失業率
6月2日(金)21:30(米国)5月平均時給
6月5日(月)17:00(ユーロ圏)5月サービス部門購買担当者景気指数
6月5日(月)17:30(英国)5月サービス部門購買担当者景気指数
6月5日(月)18:00(ユーロ圏)4月卸売物価指数
6月5日(月)22:45(米国)5月サービス部門購買担当者景気指数
6月5日(月)22:45(米国)5月総合購買担当者景気指数
6月5日(月)23:00(米国)5月ISM非製造業景況指数
6月6日(火)08:30(日本)4月全世帯家計調査・消費支出
6月6日(火)13:30(豪国)豪準備銀行(RBA)、政策金利発表
6月6日(火)17:30(英国)5月建設業購買担当者景気指数
6月6日(火)18:00(ユーロ圏)4月小売売上高
*今週は米国の雇用統計に注目しましょう。
チャート分析による銘柄診断
日経225分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値32,000円 安値28,712円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
NYダウ分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第4ステージ
第4ステージは下降期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
重要な価格
高値34,423ドル 安値31,454ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
NASDAQ-100分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値14,500ドル 安値12,874ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
原油ETF分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第6ステージ
第6ステージは上昇相場の入口です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、中期移動平均線が長期移動平均線を上抜けていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値2,826円 安値2,077円
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
小次郎講師のVトレーダー養成講座
今週はローソク足の種類についてみていきましょう。
まず、はじめにすることはローソク足の型によって名称(呼び名)が違いますので、それを覚えることです。
今週は、陽線の種類を見ていこうと思います。詳細は後程解説しますが、ローソク足の型の違いによって、呼び名が変わり、当然ですが、呼び名が変わるとともに、その性質が変わります。また、ローソク足の呼び名には俗称もあります。
大陽線という呼び名ですごく強い線の性質を持っている陽線、小陽線という呼び名で気迷いの性質を持っている陽線、上ヒゲ陽線という呼び名で勢いの衰えを示す性質を持っている陽線など、同じ陽線でも形状によって性質が大きく変わってきます。
また、俗称もあり、例えば大陽線などは丸坊主と言ったりします。また小陽線はコマと言ったり、上ヒゲ陽線はトンカチと言ったりします。
ローソク足の呼び名には俗称がありますが、ユニークなものばかりなので、覚えておくと便利です。
もう少し陽線について深堀していきましょう。
陽線は、始値から終値にかけて価格が上昇したことを意味します。そして、ローソク足は実体とヒゲで構成されていると解説しましたが、その実体が長ければ長いほど買い方の勢いが強かったことがわかるのです。陽線にも多くの種類がありますので、どの陽線が強いのか、陽線の中でもどれが弱いのかを図から読み取ってみましょう。
移動平均線大循環分析の見方(簡易版)
移動平均線大循環分析とは?
3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。
移動平均線大循環分析
ステージとは?
3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。
売買チャンス
ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。
帯
移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。
帯による分析
帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。
- ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。