皆さん、こんにちは。
移動平均線大循環分析でくりっく株365の銘柄を見てみましょう。
英イングランド銀行(中央銀行)やスイス国立銀行(中央銀行)が、政策金利を引き上げると公表しました。また、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長も、連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーのほぼ全員が年末までに2回の利上げが適切だと考えていると改めて言及しました。
NASDAQ-100は上昇期である第1ステージを維持しています。このまま帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。
NYダウは上昇期である第1ステージを維持しています。このまま帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いができます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージへ移行します。
日経225は上昇期である第1ステージを維持しています。このまま帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。
原油ETFは上昇相場の入口である第6ステージを維持しています。このまま中期移動平均線が長期移動平均線を上抜ければ上昇期である第1ステージへ移行します。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば下降相場の終焉である第5ステージへ逆行します。
中国の景気回復が遅れる中、中国人民銀行(中央銀行)は10カ月ぶりに利下げに踏み切りました。ただ、市場関係者の間では、利下げが小幅で経済の下支えには不十分と判断しており、さらに、具体的な景気刺激策の発表がなかったことが相場の足かせとなったようです。
FRBのパウエル議長は、22日の上院銀行委員会で証言し、FOMCメンバーのほぼ全員が年末までに2回の利上げが適切だと考えていると改めて言及しました。ただ、市場関係者の間では、追加利上げは7月の金融政策会合で終了との見方が根強いようです。利上げのペースを巡り、パウエル氏は引き締めが行き過ぎないように注意深いペースで行うと説明したことで、経済指標を見ながら3カ月に1回のペースになるとの受け止めが広がりました。また、サンフランシスコ連邦準備銀行のデイリー総裁は、インタビューで連邦準備制度理事会(FRB)が年内2回の追加利上げが妥当との見解を示しました。
英イングランド銀行(中央銀行)やスイス国立銀行(中央銀行)は22日、政策金利を引き上げると公表しました。英国の利上げ幅は0.5%と通常の2倍に当たります。世界的にインフレが続く中、市場関係者の間では、利上げが長引くとの見方が広がったため、株式市場の売り材料となりました。
S&Pグローバルが23日に発表した6月のユーロ圏購買担当者景況指数(PMI)速報値が総合で50.3と、市場予想を大きく下回ったことも相場の押し下げ要因となりました。
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週間の概況
注目イベント
6月28日(水)15:00(独国)7月GFK消費者信頼感調査
6月28日(水)20:00(米国)MBA住宅ローン申請指数
6月29日(木)08:50(日本)5月小売業販売額
6月29日(木)08:50(日本)5月百貨店・スーパー販売額
6月29日(木)18:00(ユーロ圏)6月消費者信頼感
6月29日(木)18:00(ユーロ圏)6月経済信頼感
6月29日(木)21:00(独国)6月消費者物価指数
6月29日(木)21:30(米国)新規失業保険申請件数
6月29日(木)21:30(米国)1-3月期四半期実質GDP
6月29日(木)21:30(米国)1-3月期四半期GDP個人消費
6月29日(木)21:30(米国)1-3月期四半期コアPCE
6月29日(木)23:00(米国)5月住宅販売保留指数
6月30日(金)08:30(日本)5月失業率、5月有効求人倍率
6月30日(金)08:30(日本)6月東京都区部消費者物価指数
6月30日(金)08:50(日本)5月鉱工業生産
6月30日(金)14:00(日本)5月新設住宅着工戸数
6月30日(金)15:00(英国)1-3月期四半期GDP
6月30日(金)16:55(独国)6月失業者数、6月失業率
6月30日(金)18:00(ユーロ圏)5月失業率
6月30日(金)18:00(ユーロ圏)6月消費者物価指数
6月30日(金)21:30(米国)5月個人所得
6月30日(金)21:30(米国)5月個人消費支出
6月30日(金)22:45(米国)6月シカゴ購買部協会景気指数
6月30日(金)23:00(米国)6月ミシガン大学消費者態度指数
7月3日(月)08:50(日本)4-6月期日銀短観
7月3日(月)17:00(ユーロ圏)6月製造業購買担当者景気指数
7月3日(月)17:30(英国)6月製造業購買担当者景気指数
7月3日(月)23:00(米国)6月ISM製造業景況指数
7月4日(火)米国祝日(独立記念日)
7月4日(火)08:50(日本)6月マネタリーベース
7月4日(火)13:30(豪国)豪準備銀行(RBA)、政策金利発表
7月4日(火)15:00(独国)5月貿易収支
*今週は米英のGDPに注目しましょう。
チャート分析による銘柄診断
日経225分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値34,500円 安値28,712円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
NYダウ分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値35,000ドル 安値31,454ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
NASDAQ-100分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値15,500ドル 安値13.219ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
原油ETF分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第6ステージ
第6ステージは上昇相場の入口です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、中期移動平均線が長期移動平均線を上抜けていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値2,826円 安値2,077円
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
小次郎講師のVトレーダー養成講座
今週もローソク足について学んでいきましょう。
なぜ、ローソク足を学ぶのでしょうか。それは、描画されているローソク足を見ることで、相場のリアルな値動きを頭の中で再現できるようになるからです。
では、以下の図のようなコマ足陽線の場合はどうみるのでしょう。
上下にヒゲがある場合は、二つの考え方ができます。左側は初めに高値を付けてから反転して下降し安値を付けるも反転上昇して戻しを入れて始値よりも高く終わったという値動きです。右側は先に安値を付けてから反転して大きく上昇して高値を付けたものの押し目を付けて終わったという値動きとなっています。
二つの考え方ができることはわかりましたが、それぞれの意味はいかがでしょうか。
左側は買いが先行し高値を付けたものの、大きく下降して安値を付けます。その後、戻しを入れて反発して終わっていますので買いの流れが継続していきそうです。一方で、右側は売りが先行して安値を付けたものの、大きく上昇して高値を付けます。その後、押し目を入れて下降していますので上昇の流れが一服するのかどうかといった意味になってきます。
このように2つの考え方が出来るわけですが、その場合は、短い足種でみることで、どちらの値動きをしたのかを確認することができます。
移動平均線大循環分析の見方(簡易版)
移動平均線大循環分析とは?
3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。
移動平均線大循環分析
ステージとは?
3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。
売買チャンス
ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。
帯
移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。
帯による分析
帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。
- ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。