皆さん、こんにちは。
移動平均線大循環分析でくりっく株365の銘柄を見てみましょう。
8月の雇用統計が発表され、失業率は前月から悪化して3.8%に、平均時給の前月比の伸び率は市場予想を下回りました。労働市場の需給逼迫緩和を示す内容と受け止められ、追加利上げ観測が後退しました。
NASDAQ-100は下降期である第4ステージから上昇期である第1ステージに移行してきました。このまま帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。
NYダウは下降相場の入口である第3ステージから上昇期である第1ステージに移行してきました。このまま帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。
日経225は下降期である第4ステージから上昇期である第1ステージに移行してきました。このまま帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。
原油ETFは上昇期である第1ステージを維持しています。このまま帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いができます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージへ移行します。
中国当局が導入した株式取引に課す印紙税の引き下げ措置に好感が広がり、中国関連銘柄が欧州株式相場を押し上げました。この流れを引き継ぎ米国の株式市場も押し上げられました。
米労働省が発表した7月の雇用動態調査(JOLTS)によると、非農業部門の求人数は前月比33万8,000件減の882万7,000件で、3カ月連続で減少し市場予想も下回りました。これを受けて、雇用需給の逼迫感が後退しため、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ局面が終わりに近づいているとの見方が台頭し、米長期金利が低下しました。
米民間有力調査会社コンファレンス・ボードが発表した8月の消費者景気信頼感指数は106.1と、前月の114.0から低下しました。
米民間雇用会社ADPがこの日発表した8月の全米雇用報告は、非農業部門の就業者数の増加幅が前月から半減し、17万7,000人増と、市場予想も下回りました。2023年4〜6月期の実質GDP(国内総生産)の改定値も前期比2.1%増と、速報値の2.4%増から低下しました。いずれも景気減速を示唆する内容だったため、市場関係者の間では、来年前半にも利下げ局面に入るとの見方が広がり株式市場を下支えしました。
米商務省が発表した7月の個人消費支出(PCE)物価指数はおおむね市場予想に沿った内容でした。また、米労働省が集計した週間新規失業保険申請は市場予想より少なく、いずれも追加利上げへの警戒感にはつながりませんでした。
8月の雇用統計では、失業率は前月から悪化して3.8%と、2022年2月以来の高水準を記録しました。平均時給の前月比の伸び率は市場予想を下回りました。景気動向を敏感に反映する非農業部門就業者数は前月比18万7,000人増と、前月実績と市場予想を上回りました。ただ、6、7両月分が下方修正されており、労働市場の需給逼迫緩和を示す内容と受け止められ、追加利上げ観測が後退しました。
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週間の概況
注目イベント
9月6日(水)18:00(ユーロ圏)7月小売売上高
9月6日(水)20:00(米国)MBA住宅ローン申請指数
9月6日(水)21:30(米国)7月貿易収支
9月6日(水)22:45(米国)8月サービス部門購買担当者景気指数
9月6日(水)22:45(米国)8月総合購買担当者景気指数
9月6日(水)23:00(米国)8月ISM非製造業景況指数
9月6日(水)27:00(米国)米地区連銀経済報告(ベージュブック)
9月7日(木)14:00(日本)7月景気先行指数・7月景気一致指数
9月7日(木)18:00(ユーロ圏)4-6月期四半期GDP
9月7日(木)21:30(米国)4-6月期四半期非農業部門労働生産性
9月7日(木)21:30(米国)新規失業保険申請件数
9月8日(金)08:50(日本)4-6月期四半期実質GDP
9月8日(金)08:50(日本)7月国際収支・経常収支・貿易収支
9月8日(金)14:00(日本)8月景気ウオッチャー調査
9月8日(金)15:00(独国)8月消費者物価指数
9月8日(金)23:00(米国)7月卸売売上高
9月12日(火)15:00(英国)8月失業保険申請件数・8月失業率
9月12日(火)18:00(独国)9月ZEW景況感調査(期待指数)
9月12日(火)18:00(ユーロ圏)9月ZEW景況感調査
*今週は日欧のGDPに注目しましょう。
チャート分析による銘柄診断
日経225分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値34,500円 安値31,246円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
NYダウ分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値36,000ドル 安値33,621ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
NASDAQ-100分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値16,000ドル 安値13.219ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
原油ETF分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値3,100円 安値2,590円
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
小次郎講師のVトレーダー養成講座
今週は「かぶせ線」を見ていきましょう。
まず、かぶせ線とは陽線が出現した後に、陽線の終値よりも高いところから始まる陰線が出現し前日の陽線の実体内に終値が入り込んでくる線です。
性質としては、上昇エネルギーの打ち消しとなります。勢いがあった上昇もかぶせ線が出現することで、上昇エネルギーが打ち消されたことになります。
では、この組み合わせも1本のローソク足として考えてみましょう。
これまでも陽線が出現して上昇していたとします。当然、上昇が続くということは陽線が出現しやすいわけですが、その時に陰線が出現するということは始まった価格よりも安く相場が終わったということを意味しています。
その陰線が前日の陽線の実体にかぶってくるということは前日の陽線の勢いが打ち消されたということになります。
値動きを確認すると、押し目を付けた後に上昇しました。その後高値を付けてから反落していることがわかります。1本のローソク足として表示すると上下に長いヒゲがあり、上ヒゲが長い陽線であることがわかります。上ヒゲは高値挑戦したものの売り方に押し返されたことを示しており、そのヒゲが長いほど売り方の反撃が大きかったことを教えてくれています。
よって、このかぶせ線が出現するということは、上昇エネルギーの打ち消しという性質を持っているということになります。
来週も色々なケースを紐解いていきましょう。
移動平均線大循環分析の見方(簡易版)
移動平均線大循環分析とは?
3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。
移動平均線大循環分析
ステージとは?
3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。
売買チャンス
ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。
帯
移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。
帯による分析
帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。
- ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。