皆さん、こんにちは。
移動平均線大循環分析でくりっく株365の銘柄を見てみましょう。
米アップルのiPhone(アイフォーン)を巡り、中国が中央政府機関の職員に対し、公務での使用を禁じたと報じられたのを受けて、アップル主導で株式市場は弱含みました。このニュースを受けて、米中対立への懸念が強まりました。
NASDAQ-100は上昇期である第1ステージを維持しています。このまま帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。
NYダウは上昇期である第1ステージから下降期である第4ステージに移行してきました。このまま帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば下降相場の終焉である第5ステージに移行します。
日経225は上昇期である第1ステージを維持しています。このまま帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。
原油ETFは上昇期である第1ステージを維持しています。このまま帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージへ移行します。
4日のニューヨーク株式市場は、レイバーデーのため休場でした。
サウジアラビアが原油減産の延長を決定したほか、ロシアも輸出削減を年末まで行うと表明したことで原油相場が上昇しました。インフレ懸念から年内の米利上げの可能性に対する警戒感が広がり長期金利が上昇しました。
中国のサービス部門購買担当者景況指数(PMI)が低下したことで、中国経済への不安が再燃しました。投資家心理が悪化し、中国に関連が深い銘柄などが売られました。
米サプライ管理協会(ISM)が発表した8月の米サービス業購買担当者景況指数(PMI)は54.5となり、前月から1.8ポイント上昇しました。市場予想も上回りました。価格に関する指数も上昇し、インフレの根強さを示唆しました。CMEのフェドウオッチでは、米連邦準備制度理事会(FRB)が9月の金融政策会合で金利を据え置くとの予想が9割を超える一方、11月については据え置きの見方が5割台半ば、0.25%利上げが約4割となっています。ISMの指標を受け、11月の据え置き予想は一時4割台まで落ち込み、利上げ懸念が高まりました。
最新週の新規失業保険申請件数は4週連続改善し、労働市場の底堅さが示されました。
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週間の概況
注目イベント
9月13日(水)08:50(日本)7-9月期四半期法人企業景気予測調査
9月13日(水)08:50(日本)8月国内企業物価指数
9月13日(水)18:00(ユーロ圏)7月鉱工業生産
9月13日(水)20:00(米国)MBA住宅ローン申請指数
9月13日(水)21:30(米国)8月消費者物価指数
9月14日(木)08:50(日本)7月機械受注
9月14日(木)13:30(日本)7月鉱工業生産
9月14日(木)21:15(ユーロ圏)欧州中央銀行(ECB)政策金利
9月14日(木)21:30(米国)8月小売売上高
9月14日(木)21:30(米国)8月卸売物価指数
9月14日(木)21:30(米国)新規失業保険申請件数
9月14日(木)21:45(ユーロ圏)ラガルドECB総裁、定例記者会見
9月15日(金)13:30(日本)7月第三次産業活動指数
9月15日(金)18:00(ユーロ圏)7月貿易収支
9月15日(金)21:30(米国)9月ニューヨーク連銀製造業景気指数
9月15日(金)22:15(米国)8月鉱工業生産
9月15日(金)23:00(米国)9月ミシガン大学消費者態度指数
9月18日(月)日本祝日(敬老の日)
9月18日(月)23:00(米国)9月NAHB住宅市場指数
9月19日(火)18:00(ユーロ圏)8月消費者物価指数
9月19日(火)21:30(米国)8月住宅着工件数
9月19日(火)21:30(米国)8月建設許可件数
*今週は米国の消費者物価指数とECBの金融政策に注目しましょう。
チャート分析による銘柄診断
日経225分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値34,500円 安値31,246円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
NYダウ分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第4ステージ
第4ステージは下降期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
重要な価格
高値36,000ドル 安値33,621ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
NASDAQ-100分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値16,000ドル 安値13.219ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
原油ETF分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値3,200円 安値2,590円
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
小次郎講師のVトレーダー養成講座
今週は「たすき線」を見ていきましょう。
まず、たすき線とは陽線が出現した後に、陽線の終値よりも安いところから始まる陰線が出現し前日の陽線の始値を下回る動きをする線です。
また、陰線が出現した後に、陰線の終値よりも高いところから始まる陽線が出現し前日の始値を上回る動きをする線です。
性質としては、動きの逆向かいを暗示しています。上昇や下降のエネルギーが打ち消され反対方向に動き出す線になるため、前回学んだ「かぶせ線」と似たような動きになります。かぶせ線との違いは、かぶせ線は反転しても前日のローソク足の実体の中で終わるのに対して、たすき線は前日の実体を超える動きをすることから、かぶせ線よりも逆向かいの力が強いことがわかります。
では、この組み合わせも1本のローソク足として考えてみましょう。
上の段から見ていきます。前日の陽線では勢いがあったものの、2本目の陰線で勢いを打ち消され逆向かいの動きになっています。1本のローソク足で見た場合、長い上ヒゲが出現していますので、相場に勢いがなくなったことがわかり、更に陰線となっています。
下の段はその反対の動きです。1本で見れば、下ヒゲの長い陽線ですので底打ち感を感じるローソク足になっています。
このように1本でも2本でも、その組み合わせがどういった意味を成しているのかを理解することで価格変動の本質に近づくことができますね。
来週も違うケースを紐解いていきましょう。
移動平均線大循環分析の見方(簡易版)
移動平均線大循環分析とは?
3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。
移動平均線大循環分析
ステージとは?
3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。
売買チャンス
ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。
帯
移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。
帯による分析
帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。
- ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。