皆さん、こんにちは。
移動平均線大循環分析でくりっく株365の銘柄を見てみましょう。
米国の政府閉鎖が9月30日夜(日本時間10月1日午前)、土壇場で回避されました。連邦議会の上下両院は同日、予算執行を11月中旬まで継続出来るつなぎ予算案を超党派で可決し、バイデン大統領が署名して成立しました。
NASDAQ-100は下降期である第4ステージを維持しています。このまま帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯を上抜ければ下降相場の終焉である第5ステージに移行します。
NYダウは下降期である第4ステージを維持しています。このまま帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯を上抜ければ下降相場の終焉である第5ステージに移行します。
日経225は上昇相場の終焉である第2ステージから下降期である第4ステージへ移行してきました。このまま帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯を上抜けてくれば下降相場の終焉である第5ステージに移行します。
原油ETFは上昇期である第1ステージを維持しています。このまま帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージへ移行します。
インフレが根強く米金融引き締めが長期化するとの観測から、長期金利の上昇が続き10年債利回りは約16年ぶりの高水準圏で推移しています。長期金利の高止まりに加え、米議会の予算審議難航に伴う米政府機関が一部閉鎖される可能性が高まっていることに加え、全米自動車労組(UAW)の長引くストライキや原油高などが投資家心理を冷やしています。
ミネアポリス連邦準備銀行のカシュカリ総裁は、インフレを抑え込むには年内にあと1回政策金利を引き上げ、その後も高水準で据え置く必要があると述べました。市場参加者の間では、景気が強すぎて米連邦準備制度理事会は金利を下げられないとの声も聞かれました。
石油の世界的な需給逼迫懸念を背景に、原油先物相場は一時1バレル=94ドル台に上昇しました。原油高に伴うインフレ再燃の観測が浮上し、米長期金利が4.6%台に跳ね上がりました。市場関係者は雇用もそれなりに強い上、原油先物相場も高止まりしているため、長期金利は下がりにくいと指摘しています。
米下院は29日、野党共和党が提案した10月末までのつなぎ予算を反対多数で否決し、政府機関の一部閉鎖が懸念されましたが、米国の政府閉鎖が9月30日夜(日本時間10月1日午前)、土壇場で回避されました。連邦議会の上下両院は同日、予算執行を11月中旬まで継続出来るつなぎ予算案を超党派で可決し、バイデン大統領が署名して成立しました。
全米自動車労組(UAW)のストライキ拡大表明も相場の重荷となっている一方で、政府閉鎖は一部に過ぎず、それほど経済に影響はないとの見方もあるようです。
8月の米個人消費支出(PCE)物価指数は、エネルギーと食品を除いたコア指数が前年同月比3.9%上昇と、伸びは前月から減速しました。インフレ鈍化が確認されたため、米金融引き締めの長期化観測が若干後退し、米長期金利が低下したことに好感が広がりました。
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週間の概況
注目イベント
10月4日(水)17:00(ユーロ圏)9月サービス部門購買担当者景気指数
10月4日(水)17:30(英国)9月サービス部門購買担当者景気指数
10月4日(水)18:00(ユーロ圏)8月卸売物価指数
10月4日(水)18:00(ユーロ圏)8月小売売上高
10月4日(水)20:00(米国)MBA住宅ローン申請指数
10月4日(水)21:15(米国)9月ADP雇用統計
10月4日(水)22:45(米国)9月サービス部門購買担当者景気指数
10月4日(水)22:45(米国)9月総合購買担当者景気指数
10月4日(水)23:00(米国)9月ISM非製造業景況指数
10月5日(木)20:30(米国)9月チャレンジャー人員削減数
10月5日(木)21:30(米国)8月貿易収支
10月5日(木)21:30(米国)新規失業保険申請件数
10月6日(金)08:30(日本)8月全世帯家計調査・消費支出
10月6日(金)14:00(日本)8月景気先行指数・8月景気一致指数
10月6日(金)21:30(米国)9月非農業部門雇用者数変化
10月6日(金)21:30(米国)9月失業率
10月6日(金)21:30(米国)9月平均時給
10月9日(月)日本祝日(スポーツの日)、米国祝日(コロンブスデー)
10月10日(火)08:50(日本)8月国際収支・経常収支・貿易収支
10月10日(火)14:00(日本)9月景気ウオッチャー調査
10月10日(火)23:00(米国)8月卸売売上高
*今週は米国の雇用統計に注目しましょう。
チャート分析による銘柄診断
日経225分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第4ステージ
第4ステージは下降期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
重要な価格
高値34,500円 安値31,246円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
NYダウ分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第4ステージ
第4ステージは下降期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
重要な価格
高値36,000ドル 安値33,621ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
NASDAQ-100分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第4ステージ
第4ステージは下降期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
重要な価格
高値16,000ドル 安値13.219ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
原油ETF分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値3,490円 安値2,957円
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
小次郎講師のVトレーダー養成講座
今週は「出会い線」と「行き違い線」について見ていきましょう。
まず、「出会い線」は、下の図の左側のように、陰線と陽線が同じ終値で出会った形になります。大きな線が出現すればするほど特徴が強くなります。1本目の動きを2本目の動きが打ち消し、2本目の動きと同じ方向に動きやすいと言われています。
陽線の出現は上昇エネルギーが強いことを意味しますが、2本目の陰線が前日の陽線の終値よりも高いところから始まり、1本目の陽線の終値まで下がることによって上昇エネルギーが打ち消され、下がりやすい展開に変わったことを示しています。陰線の後の陽線も同じ意味となります。
一方で、「行き違い線」は陰線と陽線が同じ始値を持つ形になります。ということは、前日の動きに相反する動きとなり1本目が陰線であれば大きく下がったわけですが、2本目ではその終値よりも高い価格、具体的には陰線の始値からスタートし、そこから上昇して陽線となります。
意味合いとしては、出現する場所によって変わってきますが、上昇過程で左側の形が出てくると買い、下降過程で右側の形が出てくれば売りを暗示します。
「出会い線」も「行き違い線」もパッと見た感じでは同じような雰囲気はありますが、意味合いは陰線、陽線の出現場所によって全く変わってきますので、チャートを見るときに1本、1本のローソク足のつながりを丁寧にみていきましょう。
移動平均線大循環分析の見方(簡易版)
移動平均線大循環分析とは?
3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。
移動平均線大循環分析
ステージとは?
3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。
売買チャンス
ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。
帯
移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。
帯による分析
帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。
- ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。